チート系吸血鬼


「ご安心くださいご主人様。すべての困難を払い除け、憂いを排除し、その身も心も守り抜くことを誓いましょう。……ええ、私が飽きるまでは、ね」


▼name

シュテルンヒェン・シュヴァルツ(Sternchen Schwarz)
♂/20代後半/185cm



▼looks

柔らかなプラチナブロンドの髪は項を覆う長さ。目にかかる前髪は一部を残して後ろへ流している。紫紺色を呈する二重瞼の双眸は、一定の条件下でもって真紅に煌めく。
高い鼻筋に薄い唇、きめ細やかな白い肌、端麗・流麗といった形容が相応しい風貌の無駄な肉のない長身痩躯を黒衣に包み、外套も黒。

テールコートシャツにベスト、スラックス。リボンのように結ばれたクラヴァットを着用し、黒曜石のブローチが飾られた黒一色の装いは、いずれも一級品揃いであることがうかがえる。



▼personality

柔和で洗練された物腰と、慇懃な言葉遣いも相俟って落ち着いた大人の男性といった印象。
しかしながらそれらはすべて人心掌握のために装われているに過ぎず、内面はシビアかつ利己的。傲慢、慇懃無礼。柔らかな笑顔で人を小馬鹿にする毒を平気で吐き連ね、会話はほぼ皮肉で形成される。

気に入らない者にはあからさまに見下した態度を取り、その態度を隠そうともしない。自分で選び取った対象には執着を見せ、認めた相手には己なりの敬意を表する。



▼other

正体は数百年を生き、真祖とも呼ばれる吸血鬼で他の同族からも畏怖される存在。弱点と言われるものはほぼ克服しており、強いて言えばニンニクは口に出来るが香りが嫌い、日光の元でも活動出来るが若干苦手、聖別された純銀でつけられた傷は治りが遅くなる、といった程度。
吸血以外に魔力や葡萄酒からでもエネルギー補給が可能なため、吸血衝動を完全に制御している。

シュヴァルツ家は魔界において軍を統べる侯爵の血統ではあるが、家督は長子である姉が継いでいるため身軽な立ち位置で自由奔放に振る舞う。

取り立てて得意・不得意属性はなく、あらゆる属性の攻撃魔術を扱うが、治癒等の癒しの術は苦手。基礎身体能力も高く、魔術を使わず身一つでも他者と存分に渡り合える実力を有しつつ、狼男等の頑丈かつ俊敏な相手は相性が悪い模様。
人型以外に任意の動物にも姿を変えられる力を持つ。



▼like

ワイン、薔薇、反骨精神旺盛な人間


▼dislike

ニンニク、雄の人狼、思考を放棄した人間



▼motif

紫陽花/黒薔薇/ルチルクォーツ




「一度捕らえた獲物に執着するのは捕食者の性ですよ。
 それが獣でも魔物でも、本能はすべてに等しく。故にこそ、生きている。
 ……ところでご主人様は、私が心を寄せたものを安々手放すとお思いですか?そう思うのならば、……ふふ、まだ足りないようですねえ」


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