【1059taisen】
華秘め事
)この頃に使っていたマイデッキでは「信長の忍び」から参戦のSS千鳥ちゃんを愛用していた関係で、ちょこっとだけ出てきたりしています



「ククッ、どうやら随分と言い寄られていた様だな…」
「…全く…こんなのは、二度と御免だぜ…」

深淵なる夜の時間、彼等の時間。
灯火ひとつ。
部屋を照らそうとするが、夜に掻き消えてしまうか細い光。
そんな僅かな揺らめきの中で話す、ふたりも…また。
何時に闇の彼方へ掻き消えても、おかしくは無い―――筈だが。
口角を吊り上げ、まこと愉快なものを見ている様に笑む段蔵の。
では、その視線の先には。
およそ夜闇に紛れるとは程遠い、華美な着物姿の一益が居た。
豪奢とも言えそうな仕立てのそれは、いっそ灯火より目映いのではないのかと思わせる程の煌き。
誰の目であろうとも、惹き付ける事が出来るだろう。
…だが。
そもそも一益は派手好みではなく、従兄弟の益氏や恒興が自分を支えてくれる事に感謝はしているが…傾奇趣味は、理解出来ない。
忍びの頃に染み付いた感性かと初めは思ったが。
どうやら、それとは関係が無く…自分はそういう性分だと。
そこまで理解している上で着る華美な着物は、一益にとっては着心地の悪さしか感じられない。


ましてや―――女物、だ。


「こんな事なら、暗殺してこいと言われる方がマシだな…」
「フフ、何時もならば全く同意するところだが…」
「…そんなに可笑しいか?」
「連中の腑抜け晒した間抜け面と、引き攣ったままの貴様の顔は良い見物だったがな…クク」
「…やれやれ…」

着心地の悪さからか、一益は足の置き処を変えて座り直す。
その際、揺らぐ幽かな灯火は一益の顔をふわりと照らして。
浮かび上がった一益の顔には、女物に見合う化粧も施されており。
薄っすらとした程度ではあるが…元々、整いの良い顔立ちにはそれで充分に映えているのが窺え。
遠目に女と見紛うたとしても、仕方の無い事の様に思えた。

(千鳥に任せるのは、酷かと思ったんだが…)

好色の趣き有り、との報がまずは始まりだったと言っていい。
情報戦の遅れに攻めあぐねていた戦局である為、この報は好機。
「女」を立て、潜入諜報を…という運びとなったのだが。
忍びの腕は認めるところであるものの、好色と分かっている敵将の下へ千鳥を送るというのは…どうにも気後れしてしまう。
では、どうするのか。
…その結果が、この現状である。
一益に女装を施し、その上で万全の構えとして段蔵の幻術をも施して「女」と仕立て上げたのだ。
遠目には女と紛うたとしても近きでは誤魔化しきれぬ可能性が有る為、段蔵の幻術が必要となり。
逆に近きは段蔵の幻術で良いが、効果に範囲が有るが故…遠きを欺く為に、女装が必要となる。
この作戦による潜入及び諜報は目論見通り成功した、が。
一益にとっては、それはそれは不本意な時間だった様だ。

「…あんた、一体…俺を"どう"見える様にしたんだ全く…」
「良い夢を見せてやっただけだと思うがな…フフ」
「俺には悪夢だったぜ…大体、幻術だけじゃなかっただろう?」

如何な絶世の美女にされていたのか、あまり考えたくないのだが。
しかしそれにしても…あの言い寄られ方は尋常ではない。
大体にして狙いの城主ばかりだけではなく、すれ違う男の総てから淫に囚われた絡み付く視線を送られているのが分かった。

「…媚薬を混ぜただろ。」
「さて…?幻術の材料に、その類が混じったかもしれぬが…」

白を切ろう…という気は毛頭無い様にして、段蔵は相変わらず舐める眼差しで一益を見詰め笑む。
確信、など今更。
何故ならば、ずっと―――

「…貴様、先程…悪夢だったと言っていたな?」
「…っ…」

不意に段蔵から手首を掴まれ、崩れる様に押し倒される。
その体躯の何処から生じる力か、掴まれた手首を離す事は出来ない。…或いは、力の入らぬ原因は。
掴むとは逆の手が一益の下肢を弄り始め、着物を払い除けると。

ギ、チ…ッ…

細身の紐で。
射精はおろか勃つ事も抑制された一益の自身が露にされた。

「最後、コレに気付いた間抜けの方が余程…悪夢だと思うがな…クク、良い見世物だったが」

スリ…ッ…

「く…っ、触る…なッ…」
「苦しそうだな…フフ…」

幻術の中心に居た。
と、いう事は…同時に媚薬の中心に居た、という事でもある。
一益にその類への耐性は有るが、完全に抗える訳でもない。
チリチリ、ちりちり。
身体の奥底で燻ぶる情炎は徐々に徐々に一益を蝕み。
その中で抑制され続けた自身は、既に紐の戒めを断ち切らんばかりの熱い剛直と化していた。

「クク、"これ"のせいか…殊更、色香を振り撒いた様だ。」
「あんたのせいで…な」

察さずとも、この紐を施したのは段蔵に違いない。
結び目には小さく印が刻まれ、段蔵以外の解除を阻んでいる。

スリッ…シュッ…シュ…

「っ、く、ぅ…ッ!アン、た、が…着付けを手伝、う…とか、血迷った事、を…ッ…言うもんだと思え、ば…アっ…!」
「"これ"も必要には違いなかろう。フフ、途中で勃ってはな」
「ぅ、ふッ…!」

段蔵が撫で擦る一益の自身は。
腹にぴたりと当て立てられ、磔の如き形で戒められており。
どれだけ剛直になろうとも前方へ勃ち上がる事は許されていない。
確かに、段蔵の言う通り「女」を貫くに必要といえば必要だが。

ツ、ツ…ぐにっ…

「っは、アぁ…っ!」

最早、指が這うだけでも僅かに圧を掛けられるだけでも戒めの中の自身はギチギチと音を立てんばかりに屹立している。
苦悶と悦が同居し、解放を望めば望むほど戒めは阻み。
新たな苦悶と悦を繰り返す。
無間の中へと堕ちるのか。
それだけは、それだけはと抗うが故に揚がる嬌声―――

ぱつ、ん…っ…

「―――〜…!」

闇色に染まり掛けた一益の眼の前が、真白に弾けた。
何が起こったのか、チカチカと眩む双眸で段蔵を見上げると。
自身を戒めていた筈の紐が過ぎり、投げ捨てられたのが見えた。

「もう少し…その鳴き声を聞いていても良いのだが…」

さす…っ…ス、リ…にちゅ…っ…

急に解放された衝撃に、一益は未だ身体と思考が追い付かず。
声も発せずに、荒む呼吸。
しかし段蔵が臨む一益の瞳には、しかと光が宿っている。
そうで、なくては、な。
労わる様に戒めから解放された一益の自身を撫でると、吐精には至らなかったが堰き止められていた先走りが制御されずに。
トプトプと鈴口から溢れ、撫でる段蔵の掌を濡らした。

「長くなったとはいえ、秋の夜も限りが有るからな…」
「く、っ…」

シュル、ルッ…シュルッ…

強い抵抗は出来ぬと見て、段蔵は一益の手首を離すと。
着物に負けず劣らず豪華な仕立ての帯を引き剥がしてゆく。
丁寧とは程遠い、その乱雑さは恐らく"わざと"で。
巻いた、ひとつが離される度。
幽かな灯火の中で、その美しく彩られた帯の花柄が舞う。それは…まことの花の如く、無惨に千切り散らされているかの様だった。

はら、り。

「…ふ…う…っ…」

帯もひとつの戒めであっただろうか、総て解き外され。
段蔵の幻術の下、さぞや魅力的に見えていたであろう女を作っていた胸の詰め物も取り除かれて。
生身を空気に晒す解放。
一益は反射的に、自分の中へ溜まっていた鬱積の総てを洗い浚い吐き出す様に大きく息を吐く。
腕は袖に通ったままだが、前面は開かれ正体は暴かれた。
華美な女物の着物に包まれた内からは、無駄の無い男の肢体。
中心の自身は今も、屹立した鈴口から先走りを溢れさせている。
それだけで、最早およそ「女」からは程遠い筈なのだが。
絞られたしなやかな肢体と、流石に潤む瞳を有する化粧に色取られた顔、屹立を抑えられぬ自身と、華美な女物の着物。
性の別を超えた淫らと背徳が、確かに此処に。

ぴちゃ…ちゅう…ッ…
くに…っ…くにっ、ギュッ…

「ンっ、あっ…そんな、トコロ…っ…!く、うッ…!」
「フフ、こちらも…随分、硬く尖らせている様じゃないか…」

艶めく一益の肢体を満足そうに、うっとりと眺めていた段蔵は。
自身と同じく主張する様に勃つ胸の先端に気付くと、片側に舌を這わせて吸い上げ、もう片側を指でくにくにと玩び始める。
主張する…と、いっても男の。
女の身であるならば、先端のみならず豊かな膨らみと共に悦ばせる事も悦ぶ事も出来るだろう。
しかし男の自分では悦ばせる事はおろか、まして悦ぶなど。
そう思いたかった。
だが、舌で転がされ指先で扱き、時に押し潰し嬲られ。
両の先端はジンジンと快感らしきものを訴えて止まず。
女の様に、鳴いてしまいたい。
それだけが一益を支配する。

「つ…まらな、い…だろっ…」

辛うじて絞り出した言の葉は、認めたくない総ての集約。
ただ一言を察し、ぴたりと嬲るを止めた段蔵は敢えて自分を睨む一益と双眸を合わせ静かに見詰め。
突如の静寂を持て余し、一益が段蔵の赤を見詰め返していると。

ギュウ…ッ…ぐりっ…

「ッ、うぅ…っ…!」

ぐにゃりと、赤が歪む。
舌で転がされていた側を、今度は指で摘まれ。
訴えるは痛みよりも、やはり。

「詰まらぬ?…クク。良いのか?その様な事を吐いて」
「な…っ…」
「貴様が、俺にとって一片でも面白味を欠かす事があれば…貴様が次の呼吸をする事は無い」

生かされているし。
…逝かされている。
それは、そんな宣告である様に一益には聞こえたが。
少なくとも自分はまだ、段蔵にとって足る事だけは分かった。
だからといって、その感情の正体だけは―――
まだ気付いてはいけないし、気付かせてはいけない。

ぬ…ぷっ…ズッ…

「…!…っア…ん…ン…!」
「…フフ。喋りが過ぎたな、余計な事は考えぬ方が良い…」

段蔵の返しを受け、きゅ、と口を結び。ただただ赤を見上げる一益を段蔵は暫し静観していたが。
一益の下肢に手を寄せ、後孔を捉えると一息に指を挿し入れる。
媚薬のせいか身体の弛緩を感じてはいたが、指とはいえ…こうも、すんなり後孔が受け入れてしまうとは思っておらず。
一益は思わず鳴くと同時に段蔵の指をキュウと締めた。
それでも、グリグリと指を回し内を解そうとする感触。
ただ挿し入れたのではなく、潤滑の類と…容易に想像出来る類。
指に纏わせたソレが内に染み込んでいくのが一益には感じられて。

…ちゅ、う…うっ…!
くにっ…ぐに…シュッ…

「ンっ、はッ、あ…っ…!」

孔が拡がる度に後孔への指は増え、ずちゅずちゅと。
下肢が訴えだした悦に身悶えていると胸の先端を大きく吸われ、尖り扱かれる熱さに震える。

…ぬぽ…っ…

「っ、ふ…」

解す頃合を良しと見てか、一益の内に収められていた段蔵の三本の指が一度で総て引き抜かれる。
やはり何か、トロリとした粘質を纏わせた事が窺える音が響き。
指を失った後孔は、一益の意思とは別に誘う様にヒクリと蠢く。

「…手を着け…フフ、袖は通したままで構わない」

段蔵は一度身体を起こし、一益へ自分が望む姿勢を取る様に促す。
あくまで、一益の意思に。
ここまで来ては最早、拒絶も逃げもしないが…それを前提にされるというのは、一益にとって少々引っ掛かるものの。
言われた通り着物の袖は通したまま、仰向けの身体を反転させ。
手と膝を着いて段蔵に尻を向ける姿勢を取った。

グ…ッ…
つ、つ…ぅ…

「…余計、な…トコロを…触るん、じゃ、ない…ぜ…ッ…」
「偶々だ…クク」

袖を通したままである為、尻から脚にかけて覆い落ちた着物を段蔵はたくし上げて尻を露にすると。
明らかに"ついで"として一益の尻を細い指先で撫でる。
その感触に小さく身体を跳ねさせ抗議する一益に笑みながら。
双の丘を割り、後孔へ屹立した自身を充てがう。

ちゅっ…ちゅ、ちゅく…っ…

(…っ…く…このッ…)

すぐには挿入されず、入り口と自身の先端が口付ける様に合わせられては離されるを繰り返され。
感じられるのは先端だけとはいえ、その逞しい熱さ。
淫薬を塗り込められた内は疼き一益は腰を寄せてしまう。

「フフッ…」

ズ…ぐぷっ、じゅっ…じゅぷ…!

「ふッ、ア…ああ…!」

口角を歪み上げ、段蔵は一益の腰を掴み内へ自身を挿し入れる。
蕩け解れた内は自身を奥まで咥え込み、キュウウと締め。
段蔵のかたち。
滾る脈動を伝えられる度に、身体を支える腕と膝がビクビクと打ち震え崩れそうになるを耐え。
一益は劣情の塊を受け入れた。

じゅぽっ…ず、ちゅっ…ずっ…!

「ぅ、アッ、はンっ…あっ、あん、た…イイ、ぜ…っ…」

掴んだ腰を支えとし、段蔵は打ち付ける激しさで律動を始める。
ぱん、ぱんっという短い破裂の如き音の絶え間無さ。
互いに貪る様、行為に没頭している事が窺えた。

…ちゅ、ぽ…にゅるッ…

「ッ、な、んっ…だ…?」
「冷たいか?クク…じきに、貴様の熱で本性を現す…」

後孔からの悦に喘いでいた一益だが、不意に己の自身へ手を伸ばされた事を感じ僅かに身構える。
段蔵の掌に握られ、女の格好で男の部分を扱かれるのかと。
…だが。
確かに包まれる様な心地、しかし掌の熱は感じられず。
一益は、そろりと己の自身の状態を覗き見ると…正体は知れないが、筒状の何かを自身に嵌められているのを理解する。
筒の内は自身に負担を掛ける作りではないらしく。
段蔵の言う通り、多少の冷たさは感じたが嫌悪ではない。

ずっ、ちゅぶっ…ずちゅっ…!
にゅぷっ…にゅる、るるっ…

「く、ァっ…な、んなのか…説明してほし、いんだが…なッ…」
「そう急くな…すぐに分かる事だからな…」

嫌悪ではないとしても、正体の知れぬが自身を収めているというのは…あまり気持ちの良い事ではないのが一益の実情。
しかし、そんな一益の疑問に答える事無く段蔵は突き抉り。
筒ごと一益の自身を扱く。

(…はッ、アっ…こい、つは…)

ヒンヤリとしていた筒の内。
それが一益の自身が帯びる熱を共有するにつれ、段蔵の言葉の意味を理解し始める事が出来た。
これは―――女の、中だ。

「…あ、んた…本当に、イイ趣味をッ…してない、ぜ…ッ…」
「まこと"良い趣味だ"の間違いだろう?クク」

総てを理解した様子の一益を受け、段蔵は筒の扱きを速める。
その度に、一益は女との情交を模され突き挿れている様で。
男の性として腰を揺らすが。

じゅぽっ…じゅぷ、ずぷッ…

「かッ、はっ、アぁ…ん…ッ!」

都合が良くなるのは段蔵の方。
進んで腰を振り揺らし、段蔵の自身を咥え込むのだから。
筒の内、自身を扱かれる度に突こうとする男としての扱い。
けれど鳴くのは、女の格好で突かれ女の扱いを受ける自分自身。
両性の悦きを一度に受け。
一益は、段蔵から与えられる情欲に従い腰を揺らし続けた。

「ハ…ッ…あ…も、うッ…」
「果てそうか…フフ、良いだろう俺も頃合だ…そら…!」
「ふッ、ぅ、う…ッ…!」

びゅくるるっ…びゅうっ…る…!
ごぽ…っ…こぷっ…

戒めからずっと、耐えていた射精を許されると同時。
一層に奥を突かれ白濁が注ぎ込まれるを感じながら一益も果てる。
筒の内に吐き出した白濁は中に溜まり、収まらず溢れた白濁がこぷりと卑猥な音を立てているが。
それは一益の後孔も同じで、段蔵の多量の精が隙から零れ新たに段蔵の自身を濡らしていた。

ぐぷ…っ…ぷッ…

「っ、も、う…入ら…ッ…」

精を吐き出した内から出るのではなく、更に奥へと身体を進められた事に一益が許容を超えている旨を伝えようとすると。
背に覆い被さる体温。
肩越しに顔を覗き見る赤に気付き、静かに見詰め。
舌先から絡め合う、深い深い口吸いを夜が終わるまで交わした。

―――…

「あっ、お早うございます!夜のうちに戻っていたんですね!」
「…まあ…な、千鳥」

翌朝。
一益は己の身体が、まだ休ませろと訴えているのが分かったが。
噎せ返る程の花の蜜が、ずうっと身体中に纏わり付く様で。
寧ろ何時もより早く起床すると、軽い散歩に出向いていた。
爽やかな秋の空。
昨晩の密な一時に浸る身体を、風が洗い流すのを感じ。
そろそろ何時もの時間かと戻る途中、普段の仲の良さを察するに羽柴兄弟を待つ千鳥と出会した。

「…丁度いい。千鳥が借りてきた、あの着物の事なんだが…」
「はい!信長様からお借りしてきた着物ですね!」
「……信長様から?」
「ええ。今回の事情を説明したら、じゃあこの着物を貸すって…あれ、私、言いませんでしたか?」
「…そうだな」

どうやら。
一益には初耳の様子。

「ごっ、ごめんなさい!」
「まあ…謝る事は無いんだが…」
「"面白そうだから後で見せろ"って信長様に言われたのも、それじゃあ言っていないですよね」
「……」
「だ、大丈夫ですよ!えっと、えっと…綺麗でしたから!」

いや、その。
そこじゃない。

「千鳥殿ー!」
「お早う御座います!」

妙な間が生じた頃合良く、羽柴兄弟が千鳥を呼ぶ。

「…行っても構わないぜ」
「あっ…はい!失礼します!」

一益から身を翻し、結んだ千鳥の髪がふわりと舞う。
羽柴兄弟の下へと駆けてゆく少女の背を見詰めながら。



―――取り敢えず。
"もう一度"洗うべきだろうな、と、一益は秋の空へ小さく呟いた。

■終幕■

◆忍者お色気ならば、一度は女装潜入ネタを書かねばならん!
という、今にして思えばスタートが間違っていた気がします(…)
大体、先月旧暦での忌日ながらも一益の命日を偲んだのですが。
グレゴリオ暦に直せば忌日は10月21日、どうせならこの日も偲ぼう…って書いた話がコレか自分orz
記念日的には「灯りの日」も少し意識してみたよ、少しだけ。
てゆか潜入ネタのお約束なら。
途中でバレて複数えっちに突入したけど、最後はえっち相手全員を再起不能にして、そこそこ楽しませてもらったぜ展開よね!
…え、これは忍者お色気の王道ネタだよね(聞くな)
そんな方向も嫌いじゃありませんが、名も無き攻め連中の台詞を考えるより悪ノリ全開の段蔵さんの台詞を考える方が楽しいので。
潜入作戦成功後の御褒美えっち…的な事…なのかな…(苦笑)
女装でえっち自体は結構前からボンヤリ考えていたのですが。
それで行うプレイの手数が、ちょっと足りないなーと(´・ω・)
なので保留にしてたのですが。
段益に滾り過ぎて、うっかり同人系の性的なバトンに回答していたら玩具を使うならどれが良…
よし、オナホだな!++
といった謎決意の結果この有様という訳なのですけれど(苦笑)

千鳥ちゃんをなでなでし隊な僕としては、ちょこっとながらも千鳥ちゃんを出せて良かったかな。
出した話に問題は有る様な気がするけれども(笑)
なでなで(*´∀`)ノシ

ところで、最後にこれだけは言わせてほしいんだ。
自分、本来そんなに乳首攻めは好きな筈では…あれえ?(…)

2011/10/21 了
clap!

- ナノ -