わん益とくっきー小ネタ
◆24に上げた、くっきーとわん益の会話文な小ネタ詰め合わせただのいちゃいちゃ九鬼益(笑)
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♪キスしよう｣をあなた風に伝えてみたー
◆「キスしよう」を一益風に伝えると「ちゅー、しよっか？」になります
犬益「なあ、よしたか」
嘉隆「何だっ？一益殿！」
犬益「ちゅー、しようか？」
嘉隆「…えっ…ちゅう、ちゅー？ちゅちゅちゅちゅーって、え？」
犬益「ねずみか おまえは…」
嘉隆「えっと、つまり、せ、接吻…で、合ってるよな…」
犬益「したくないなら べつに むりじいはしないが」
嘉隆「する！するに決まってるって！ちゅー！ちゅーしてえ！」
犬益「ふふ、わかったわかった…じゃ、ほら…」
嘉隆（ちっちゃい一益殿の…唇がっ…！え、ええっと…い、今までどうやって接吻してたっ…け…）
…ちゅー…うっ…
犬益「…なんだってそんなに、くちびるをとがらすんだ」
嘉隆「い、いやっ…どうやって接吻してたのかブッ飛んで…」
犬益「…やれやれ、しぜんにすればいいだろ？こんなふうに」
ちゅうっ…
嘉隆「か、一益殿…」
犬益「それじゃ、もういちど。…よしたかから…な」
嘉隆「おっ、おう！…えー…」
犬益「…すでに くちびるが とがっているんだが…ふふ」
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♪春眠暁をなんちゃらら的な。
…うとっ…かくん…っ…
嘉隆「…ぐぅ…っ…」
犬益「…すっかり、ふねをこいでいる みたいだな…」
嘉隆「んがっ!?船っ!?新しい船が出来…あ、あれっ？」
犬益「ふふ、"たとえ"だ"たとえ"…おはよう、よしたか。」
嘉隆「あ…俺、寝てたのか…」
犬益「まあ、この"ようき"じゃあな…ひるねも したくなる」
さんさん。
ぽかぽか。
嘉隆「ううー…折角の一益殿との時間だってのに勿体無え事を…」
犬益「よしたかの"ねがお"がみれて、おれは よかったがな」
嘉隆「お、俺の寝顔なんてよっ…一益殿と違って、整った顔をしてる訳じゃねえんだからさっ…」
犬益「なら、よしたかは…おれを"かお"だけで えらんだのか？」
嘉隆「そんな事っ！…い、いやまあ…俺、一益殿に一目惚れだから完全に否定は出来ねえけど…」
ぎゅむっ。
嘉隆「最初はそんなんだったかもしれねえ、でも今は一益殿の丸ごと全部！…だ…大好きだっ…」
犬益「…まったく、かわったやつだな おまえは…」
嘉隆「へへっ…ちっとだけ言い方が意地悪なのも好きだぜっ」
犬益「ふ…やれやれ…」
小さな身体を抱き締められて聞こえる嘉隆の心音。
ふかふかの犬耳にも届く。
やがて、ひとりといっぴき。
仲良く揃って舟を漕ぐ、春の日。
＋
♪スカーフェイスなので的な。
…ぽりぽり…
カリ…ッ…カリ…
犬益「…きになるのか？」
嘉隆「へっ？えっと…俺、何か変な事でもしてたっけ？」
犬益「ああ、"むいしき"でやってるのか。…"かおのふるきず"を、よく ひっかいてるから」
嘉隆「…全っ然気にしてなかった、癖になってんだなあ…」
ポリポリ。
犬益「あまり ひっかくなよ」
嘉隆「でも、もう消えそうも無えし…勲章みてえなモンだし！」
犬益「かもしれないがな…」
つ…つつッ…
嘉隆「わ…一益、どの…っ…」
犬益「…ずいぶんと…ねがふかそうな"きず"だな…」
すりすり。
なでなで。
嘉隆「う、うーん…この傷…」
犬益「？…ちがうのか？」
嘉隆「いや、瘡蓋になったところを切れずに一気に剥がせたら今日はツイてる！…とか、ンな事を繰り返してて残ったっつうか…」
犬益「…ねはふかいが、そこがあさい"きず"だったか…」
嘉隆「だ、だってその…瘡蓋を、びーっと一発で剥がせると気分がアガってくるじゃんかっ」
犬益「すまないが わからん」
嘉隆「そ、そっか…」
嘉隆（…確かに、まず一益殿に傷らしい傷って…身体に…裸…）
つ…つつぅ…
犬益「…おい、よしたか」
嘉隆「ふえっ!?こ、今度はどうしたんだっ一益殿！」
犬益「それは、おれの"せりふ"だ…"はなぢ"がでてる」
嘉隆「え。…うおお本当だっ！」
(ごしごしっ)
犬益「…この"はなし"のながれで、なにをかんがえてたんだ…」
嘉隆「なっ、ナニって…えと、一益殿は綺麗だな…とかそんな…」
犬益「…おまえは、なにをいってるんだ…まったく」
…ちゅ…っ…ぺろっ…
嘉隆「わわっ…一益殿…っ。」
犬益「"つばつけとけばなおる"…と、よく いっているよな？」
嘉隆「いや、でももう…へへっ…一益殿のなら治るかもな！」
犬益「ふふっ、だといいな…」
古い傷は、とうの昔に塞がり。
感覚を薄めている筈なのに。
仔犬の指が、口唇が、舌が触れる度に―――きゅん、と。
仄かに疼くが恋心。
◆魏武ちょこさんも鼻上に古傷一閃ですが、瘡蓋剥がしに興じたりはしないだろうなと思う(笑)
くっきーは、ちょっと痒い痛いになった乾きかけの瘡蓋を一気剥がしとかしちゃいそうだなとか☆
