【Rockman.EXE@】
放課後の恋人/先生の家A
)先生×生徒なヒノアツで彼シャツえっち◎
彼シャツ/乳首責め&メスイキ仕上げ/尿道プラグ



「はぁ〜…エライ目に遇っただなや…」
「調子に乗るからだろうが、自業自得だぜ」

休日前のヒノケンの家のリビング。
ドライヤーで乾かした髪を整えつつ現れたアツキは、何やら災難に見舞われた様子であり。
そしてヒノケンは、そんなアツキに呆れている。
何があったのか、少し前に遡るとーーー



「どうだべなオッサン!満点取ってやっただ!」
「俺が特別に補習してやったお陰だろ」
「それもあっかもスれねっけど、最終的にはオラがキチッと実力を発揮スたからだべな!」
「だから、俺の甲斐あっての発揮じゃねぇか」

寮には、明日の休日はヒノケンの研究を手伝うから前日から泊まり込む事にすると言って、ヒノケンの家へとやって来た時からアツキの機嫌は良かった。
その理由は先日行われたテストの結果。
返却されたのは、アツキが最も苦手とする教科で。
しかし手にするテスト結果には、華々しい満点。
どうだとばかりに自慢するアツキに対し、担当教科でもないのに勉強を見てやった自分のお陰だろうと返すヒノケンだが、アツキに聞く耳は無い。

…チャポ…ン…

「まー、オッサンも頑張っただと思うけンと」
「お前は何様だっつうの、小僧」

……ブンッ……チャプ…

「ンでもやっぱス!オラの実力っちゅー事だべ!オッサン、オラに御褒美とか寄越スても良いンでねか?機嫌がイイから受け取ってやっても構わねぇだ」
「そんなデケェ態度の奴にやる褒美は無ぇよ」

ブンブンッ…チャプチャプッ…

「はー、スっかス寮から走って来たからちっと疲れたべな、持ってきた飲み物でも飲むべ」
「(…イヤな予感しかしねぇな)」
「何ねオッサンじーっと見て、一口欲スぃ…」

…カキキッ……
パァアアアン!ブッシュウウゥゥウウッ!!

「のわああぁぁああっ?!」
「……だと思ったぜ」

アツキが持ってきた飲み物、とは。
ペットボトルの炭酸飲料。
得意気に熱弁していたアツキは全くの無意識で手にしていたペットボトルを大きく振っていたし、そもそもここまで走って持ってきている時点でも振られている。
ペットボトルのラベルが見えて炭酸だとヒノケンは察するも、取り敢えず黙ってみたが。
予想した通りアツキは見事に暴発させ、顔から身体から弾け飛んだ炭酸を浴びる羽目に。

…ポタ、ポタポタ…

「や、やっと噴き出るンが止まっただ…」
「単に中身が殆ど出たからだろ。…ここの後始末はやっとくから、さっさと風呂に行けよ」
「そうスるだ……悪いだな、オッサン」
「へっ、まあ事後の後始末みたいなモンだから慣れてらぁ。…ちょいと早いけれども、な」
「そ、そういう言い方をスるでねぇだっ」

ヒノケンの言葉に反しながらも、アツキは何処か。
此処に来たという事はつまり、期待している訳で。
これから応じるつもりが有ると受け取れるヒノケンの言い方に、少しどぎまぎとした表情を見せながら、ソファから立ち上がりアツキは風呂場へと向かった。



そんな事が起きた現場のリビングに。
掛かった炭酸を洗い流したアツキが戻ったところ。

「はぁ、だけンとサッパリスただ」

アツキは一度、寮に戻ってからヒノケンの家に来ていた為、炭酸塗れになった服は私服。
制服に比べれば洗濯し易かったのは幸いだろうか。
リビングにアツキが現れた際に開かれたドアの奥から、洗濯機が稼働する音が聞こえる。

「…って、お前ソレ何を着てんだ」

炭酸が飛んだソファのカバーやクッション、カーペット等を一先ずの応急処置として綺麗にしていたヒノケンの視線は、戻ってきたアツキの方へすぐには向かず。
一先ず良しとして顔を上げてアツキを見たところで、何やら着ている服に違和感を感じた。
いや、違和感というのはおかしいのか。
何故なら。

「ン?ああ、オッサンのシャツだべコレ」
「いや、だから何でソイツをわざわざ着てんだよ」

アツキが着ていたのは、ヒノケンが学園で見せるスーツ姿の下に着ている白いワイシャツ。
少しくたびれた様子がある事から今日ヒノケンが袖を通していたシャツで間違いなく、後で洗濯をしようと洗濯機の近くに置いていたモノに違いない。

「着替えをなんぼか置いとったけンど、前ン時に一旦入れ替えンべと思って上の服ば全部持って帰ッツまったのを忘れとっただ。ンでコレがあったから…洗濯の間だけなら良いべ?」
「…お前が良いならイイけどな」

下は置いていたままだったらしいアツキのジャージ。
シャツはブカブカで妙な取り合わせだが、アツキの言動からして緊急対応という意識の他に深い考えなどあっての行動では無いのだろう。
しかし、ヒノケンからしてみれば…その格好は。

「ふーん…」
「な、何だべなオッサン…ニヤニヤスて」
「彼シャツで満点の御褒美をおねだりって訳か」
「…は、はあっ!?そっ、そげなつもりでねぇだ!」

確かに"そのつもり"では無かった。
彼シャツ、だとか。
だが一度そう言われると元より期待していたアツキのココロは…よりヒノケンを意識し、ただシャツを借りただけという考え無しの頃には戻れず。
加えて愉しげなヒノケンの笑み、彼シャツ姿のアツキで愉しむのも一興、というところか。
アツキには、そこまで感じ取れた。取れたけれど。

「じゃあ要らねぇのかよ?…御褒美」

静かに近付かれ、耳元で囁かれた選択。
色香を含んだ低い声色にアツキの身はぞくりと震え、思わず熱の籠った息を短く吐いて。
ちらりと覗き見た互いの瞳には、もう、灯る欲。

「…要る…に、決まってンべな」

御褒美を貰うのはヒノケンの方ではないか、そうなると思ってもアツキの選択は変わらず。
揺らいでいた瞳の焔を真っ直ぐに燃やしてヒノケンを見る表情に、ヒノケンだけに愉しませはしない、満足させてみろと挑発する不敵さを浮かべれば。
ヒノケンの口角は自然と釣り上がり。
アツキの肩を抱き寄せて黙らせる様にキスをすると、そのまま寝室への一歩を踏み出した。

ーーー…

……ギシッ…

軋んだ音を立てるベッド上で、先生と生徒の関係から身体を重ねる深い関係へと変わる。
恋人、というのはまだ…くすぐったいけれど。
そんなカンケイで良いのだと思う。
仰向けで身体を投げ出しているアツキに覆い被さるヒノケンは、既に何も纏わずの裸身。
けれどアツキは、やはり「彼シャツ」で事を致そうと思い付いたヒノケンの趣向に付き合わされたらしく、下のジャージや下着は脱がされているものの上はヒノケンのワイシャツ姿。
留めていたボタンは外され、胸元が覗く。

スル…ちゅっ…ぺろ…れろっ…

「ンっ…」

ワイシャツの下に隠れていたアツキの乳首を露にすると、ヒノケンは当然の様に吸い付き、軽いキスから舌を這わせてささやかな先端を舐め。
チロチロと往復させれば、次第に芯を持ちだし。
思わずアツキは腰を捩り感じた声を漏らす。

「乳首でカワイイ声を上げるようになったな」
「…るっさいべ」

好いたらしい反応にヒノケンは顔を上げ。
アツキを軽くからかってやると忌々しそうな声が返ってくるも、感じたのは否定が出来ず。
フイとヒノケンから目を逸らすのが精一杯。

「…っとに、どんだけオラの乳首サ構う気だべな…」
「そうだな…よっしゃ、お前が勉強の成果をテストの結果で見せたんだからな、今日は俺もコッチの授業の成果を見せてやる事にするぜ」
「は、はぁっ?オッサン、何ぬかスて…」
「先ずは乳首だけでイかせてやるよ」
「そっ、そげな話かい!って、オッサ…ンんっ…!」

じゅうっ…!れろ、れろっ…
…クニ…クニっ、キュ…ウッ…

言い終えるや、ヒノケンは再び頭を下げると。
アツキの乳首を更に可愛がり始め、舌と口唇で愛撫が出来ぬ側には指を伸ばし捏ね回し。
こりっとした芯を持って主張する乳首を摘まみ弄ぶ。
とはいえ、ここまでの一連は前にもあった。
開発ーーーされているとはアツキも認めるしかないし、乳首だけで達しそうだとも思った。
だけれど、まだ、ヒノケンの思い通りにはさせたくないという意地で、アツキは堪える事が出来ていたが…今は別の二つの要素もアツキに降り掛かっていて。

クシャ……ぎゅっ…

「(…センセーの…匂い…近、っ…)」

一つは意識してしまった彼シャツ。
萌え袖状態のワイシャツの袖を強く握り締めると、背中からもヒノケンに包まれている気がして、自分から…好きな匂いがする、事に。
自然と表情は蕩けてしまい、性感が高められ。
触れられてなどいないのにアツキの自身は硬く勃つ。
その上。

…ヒク…ヒクンッ……ヒク…ッ…

「(く、ぅ…先に解スたンは…こンの為…なンかっ)」

以前とは異なる順番。
ここ何度か乳首を責められた時は、セックスに向けた下地を作る意味合いが主であり、まず手始めの愛撫として最初に行われていたが。
今日のヒノケンは、先にアツキの後孔を解しており。
それは勿論アツキの身体の為には必要で、やけに念入りな気はしたがヒノケンの自身を受け入れる事を思えばロクに解されないよりは良い事だろうと。
然程、気にしなかったその行為と順序の真意は。

…ヒクン、クパ…ヒクッ…

「(ううっ…だっめ、だ…抑えらンねッ…!)」

入念に解されたアツキの後孔は、アツキの意思でどうにもならない程に蕩けきってしまい。
ヒクヒクと淫らに蠢きヒノケンの自身を待ち望み。
蠢く度にアツキの身体は火照り疼き。
そこに乳首への刺激が伴われると、以前の時よりもずっと感じてしまい、アツキの自身はビンと勃ち上がって鈴口からは先走りが溢れ出す。

ちゅ、ぢゅっ…れろ、れろっ…クニッ…
……ぴた…ニチッ、クチュ…

「ちょっ…と、待つだオッサン…!オッサンの、が、オラのサ当たっとるでねっ、か…!」

勃ち上がるアツキの自身に当たるヒノケンの自身もまた、とうに熱く勃起している状態で。
不意に自身同士が触れ合い熱が行き来した事に、アツキの身体は更に昂ぶり熱を帯びる。
乳首に吸い付いているヒノケンからの返事は無かったけれど、意図的にやっているのだろう、ユルユルと器用に腰を揺らして自身同士を触れ合わせ、アツキの性感を刺激し続け。
仕上げへと向かう。

…じゅううっ!…クニ…ギュウッ…!

「ン、ひ、ぁ…あっ、アアッ…!イッ、くぅ…!」

びゅるるっ!びゅぶるっ…びゅるる…!
…ぱたぱたっ…ぱたた…

口を寄せていた側の乳首を一際、強く吸い上げ。
捏ね回していた側の乳首を、痛みと快感が半々に感じられる絶妙な強さで摘み上げると。
アツキは全身をひとつ大きく跳ねさせ、達した。
堰切れた白濁がアツキの腹部に散り、放ち終えてもピクピクと震える自身は、まるで触れ寄せるヒノケンの自身に愛らしく擦り寄る様にも。

……ちゅぱ…っ…

「おめっとさん、乳首だけでイけたじゃねぇの」
「…乳首以外も色々あった気がスっけンとな…」
「へっへっ…まあ確かにあったかもな、イロイロと。しかし達成って事でイイだろコレは」

何か言い返したところで射精したのは確かだし。
果てたばかりのアツキには討論する気力も無い。
ヒノケンが満足そうにしているのならば、それで構わないかとアツキは黙り息を整える。

「そいじゃ、お次の授業の成果といくか」
「…な、はあっ?! ほ、他に何があるっちゅう…!」
「メスイキのお勉強をしただろ?」
「そっ…!ソレっ…は…」

にんまり、と。
音が聞こえそうな程の笑みを浮かべながら、何時の間にか持っていたモノをアツキの前に差し出し見せてやると慌てた表情に変わり、ヒノケンの愉快そうな顔はまた口角が上げられ。
手にしているモノは見覚えあるリング状の物体。

「っだあ!ソレ!こ、コックリングとかいうのだべ!無ス!ソレ使うンはイヤだかンな!」
「何でだよ、前に使った時はアンアン鳴いてよがって、気に入っていたみたいじゃねぇか」
「オッサンの記憶ばどうなっとるだ!…た…確かに外スた時は、えっらい開放感があったけンと…ンでも何かおっかねぇだ!使うの禁止!!」
「…しょうがねぇな」
「(…オッサンが、素直に引き下がっただか…?)」

正直なところ。無駄な抵抗に終わると思ったが。
それでもアツキが大きく拒否の意思を示してみると、ヒノケンはあっさり引き下がりコックリングをベッド脇のナイトテーブルにコトリと置いて手放し。
やけに素直ではないかと不審に感じるが、前回コックリングを使用したセックスの事を思い返すと、装着されている間の苦しさと快楽の狭間は意識を混濁させ。
そこから開放された時の悦楽は何よりも大きかったが、あまりに強過ぎて。乳首だけで達してしまう以上に開いてはいけない扉だと感じていた為。
ある程度、ヒノケンも汲み取ったのだと解釈した。

「何だ、じっと見てよ。やっぱり使うか?」
「…要らねぇだ」

コックリングを拒否され、ヒノケンは少々残念そうにも見えたが絆される訳にもいかない。
アツキはちょっとだけ目線を外して短い返事。

「へっ…ま、とにかく。お前はイったかもしれねぇが俺はまだだし…ケツは疼いてンだろ」
「もうちっと、言い方がないンかオッサンは…」

とは言うが乳首責めの間からアツキの後孔はヒクつき、ヒノケンの自身を待ち望んでおり。
脚を抱え広げて後孔を露わにするヒノケンにアツキは抵抗せず、そのまま脚の間にヒノケンの侵入を許すと、後孔に先端が押し当てられる。

ぷちゅっ…ヒク…キュウ…ッ…

「へっへっ…随分、お待ちだったみてぇだな。ちょいと当てただけで吸い付いてきやがる」
「〜…ッ…分っとるンなら、さっさと…っ!」

ず…ぐぷんっ!ずぷ、ずぷぷぷ…っ…!
…キュウウッ…キュン…キュウ…

「っ、は…アアッ…!いきなり、そげにっ…」
「早く欲しいっつうからよ。たっぷり時間を掛けて解した甲斐あって、スンナリ入ったぜ」

完全に勃ち上がり熱塊の様なヒノケンの剛直を、アツキの後孔は奥まで一息で受け入れ。
解されて自身の挿入を切望していたナカはすぐさま自身をキュウキュウと締め寄せ、その心地をヒノケンが堪能していると。

…シュル…ぎゅうっ…

「ふっ…はぁっ…センセー…」
「……へっ」

白い、ヒノケンのワイシャツの影が動き。
覆い被さるヒノケンの事をアツキは抱き締め。
かち合う瞳には、早く欲しいとせがんでいる様。

…じゅぷっ、ずぷっ、ぐぷ…ずちゅっ!

「あっ、はあ、ア…センセっ、ぇ…イイっ、だ」

瞳の焔に応じて律動を開始するヒノケン。
激しさは控えめだが、しっかりとナカを穿たれて、アツキの後孔の疼きが解消されてゆく。
奥を突かれる度に甘く熱い息を吐き、一度射精した自身も再びゆっくりと熱を帯び始め。

…ずっ…

「え、ぁ…セン…セ…っ?」

なのに何故か、急にヒノケンは律動を止めた。
何か気に触る事でもやっただろうか、ナカに自身は留められて動いてはくれず、解消されていった筈の疼きがジワリと戻ってしまい、ヒノケンを抱き締めている腕に力が込められる。

「…こうして抱き締められながらも悪く無ぇんだが…やっぱり動き難いんだよな、後ろからヤらせてくれよ。…そんくらいはイイだろ?」
「……ま、まぁ…そンくらい…なら」

何事かと構えていたアツキは、ヒノケンの言葉に拍子抜けしたし安堵した部分もあったが。
特に機嫌を損ねさせた訳ではなく、単に体位を変えたいというだけならば別に構わない。
抱き締めながら、が出来ないのは少し惜しいけれど。
アツキが腕を解きヒノケンの身体を自由にすると、ずるりとアツキのナカから自身を抜き、抜け出たのを感じ取ったアツキは、ベッド上で四つん這いに。

…にちゅ…ぬぷ、ぐぷっ…ずぷぷぷ…

「ふ、ぁ…っ…!」

直ぐに突き挿れられる自身。
その挿入にビクビクとアツキの身体は跳ね、思わず目を細めながら口が開き舌を覗かせ。
ヒノケンからソレは見えないが、大体の察しは付く。
にいっと口角を釣り上げ、ワイシャツごとアツキの腰を掴み、先程よりずっと強い律動を。

じゅぽっ、じゅぶっ、ずぷ…ずぶっ、ずちゅ!
…パン、パンッ…パチュッ!

「アあッ、アンッ、はげスぃっ…ンでも、もっ、と…ぉ…センセっ…オラ、欲スぃ…だ…っ」
「へっへっ…おねだりの勉強もしてるみてぇだな」

激しい抜き挿しでアツキの理性を一気に剥がし。
ヒノケンの自身を貪りねだる様を見せたところで、今度は短く奥を連続して突き立てる。
それがアツキ好みだと学習したから。

ズッ、ズ、ズプッ、ズプ…ズンッ…!
……ニチュ…

「ハァっ、アッ、あふっ…オラのっ、触…ッ…」

ガツガツと獣の如く突かれる中で。
アツキは自らの自身にヒノケンの手が忍び寄ったのを感じ、勃ち上がった自身を跳ねさせ。
これは、扱きながらナカを突くつもりか。
きっとそうだと解釈した途端に早まる鼓動、この程度で与えられる熱と快楽ならばまだ愉しむ事が出来る筈だと、期待してトクトクと―――

…つぷ…ずぬっ、ずぷぷ…っ!

「い、あっ!?なっ、な、何ッ…入れ…て…っ!」

突如として走る尿道への違和感。
正体は知れないが「何か」が侵入したのは分かる、例えるなら栓をする役割のような物が。

「…へっへっ…今日はやっぱりな、メスイキのお勉強まで成果を見てぇ訳だよ。だがコックリングはイヤだっつうから使わねぇ。…代わりに尿道プラグな」
「あっ、アホー!さ、サッサと抜かねっか!」
「って言われて、抜く訳が無ぇだろ?」

ずちゅっ、じゅぷっ、じゅぶ、ずちゅっ…ぱちゅっ!
…ニチッ、ニチュッ…ニチュ、グチュッ…!

「ア、ァっ…!やめっ…コレで、扱くでね…ぇっ…!」

コックリングを拒否されるのは想定内だという事。
ヒノケンは最初から、今日は尿道プラグを用いてアツキのメスイキを仕上げるつもりで。
油断した隙を見計らい、プラグを挿し込むと。
バチュバチュ音を立てて腰を打ち付け、その上でアツキの期待に敢えて応えてやっているといった風にして、アツキの自身も性急に扱く。
あっという間に高められる性感。
けれども、今のアツキに射精は叶わない。

「うぁっ、あっ、ア…ああッ…!」

びくっ、びくんっ…!

「…クゥッ…イイぜぇっ、マジでメスイキし易くなったな…だが一回じゃ済まねぇからな」
「ばっ、か…も、充分…成果、分かったべっ…!」
「満点だと思うまで止めねぇよ」

パチュンッ!パチュ、ズチュッ…!

「ひぁっ、あっ、らめっ…また、イぐぅ…ッ!」

止めてくれない律動に、アツキは早くも再び達し。
なのに尿道プラグに阻まれ白濁は堰切る事を許されず、アツキの自身や睾丸はイっているのに返って茹だる様な熱を篭もらせており。
その自身を容赦無くヒノケンに扱かれ、また達して。
今、どんな―――顔をしているのか。

ギシ…ッ…

「…ハッ、ア…はあっ…セン、セー…ぇ…」
「…シャツから俺の匂いをさせて、メスイキしまくって…グズグズに蕩けた顔しやがってよ…堪んねぇな。舌出せよ、もっともっと蕩け焦がしてやるぜ」
「ふ、あッ…あ…ふ…」

最早ヒノケンの自身がナカに居座られているだけで、軽くイキ続けているに等しい状態。
そこまで追い立てたところで、ヒノケンはアツキの背に覆い被さり肩越しに表情を見れば。
涙を浮かべながらも悦に蕩けた淫らな表情。
ヒノケンの独占欲と嗜虐心をくすぐり、ゴクリと喉を鳴らすと噛み付く様に口唇を奪う。

ピチャ…ニュルッ、クチュ…

口端から溢れ零れる唾液になど構わず、夢中で舌同士を絡め合わせて互いの咥内を求め。
アツキのナカを突く律動は大人しくなったのだが、それは雄の本能なのか…グリグリと腰を押し付けながら小さく円を描く動作は止めず、熱く蕩けているナカの心地で自身は脈打ち。
微かなそれだけの刺激であっても仕上がってしまったアツキの身体には充分過ぎ、何度も身を震わせてイっている。イっているのに。
無情に挿し込まれた尿道プラグはビクともせず、はち切れんばかりに勃起しているアツキの自身は、ただ虚しく跳ねて射精欲をアツキへと伝え続けている。

「はーっ…はぁっ、セン、セ…オラ、もっ…我慢っ…出来ね…ッ、もぉコレ…抜く…だっ…!」
「…そうだな、そんじゃ最後のテストだ。俺をイかせられたら…お望み通り抜いてやるよ」
「ま、まだヤるつもりなンっ…!」

ずっちゅ!じゅぽっ!じゅぶっ!ずぶんっ!
…パチュッ、バチュンッ!パチュン!

「あああっ、うぁっ、ひぁ…ンっ…!あーッ…!」

アツキの限界ギリギリまで。
覆い被さっていたヒノケンは身体を起こすとアツキの腰をガッシリ掴み、緩めていた律動をこれまで以上の強さに変えて行い、何度も後ろを犯し。
出せない苦痛と止まらない快感で、アツキからは言葉を成さない喘ぎしか出ないが、それでもヒノケンをイかせるのだとナカはキツく締め付け。
溜め込まれた白濁が、堰切れる時。

「全部ブチ込むからな…っ!壊れんなよぉ…!」

…ぶびゅるるるるるッ!びゅーっ、びゅぶるる…!
ドプドプッ、ドプ…トプッ…

「うああぁあっ…!熱…ッ…あっつ…ぅう…」

挿入可能な限り自身をアツキのナカに埋め込み、掴んでいた腰を支えにして行われる射精。
勢いも量も凄まじく、熱と欲でアツキは支配され。
何時になったら終わるのかとすら思える長さ。
だがやっと、やっと射精が落ち着きを―――

「…約束通り、抜いてやるぜ」
「へ…え、あ……抜く…?」

…つぷ…ぬぷぷぷっ…つぽんッ!

「…!ひぁっ、あっ、ああ〜〜〜…ッ!!」

びゅるっ、びゅるるる〜ッ!びゅく、びゅぶる…!
ボタボタッ!ボタッ…パタタ…ボタ…ッ…

何を言われているのか、朦朧としてきていたアツキには直ぐに意味を理解が出来なかった。
そんなアツキの様子は分かっていたが、ヒノケンは何の説明もせず「アツキのお望み通り」尿道プラグを一気に引き抜き開放した為。
アツキはあられも無い声を出しながら溜まっていた精液を吐き出し、最初に勢い良く噴き出た後も意思を持って制御など出来ず、ダラダラと精液を零し続け。
全部の精が吐き出されるまで、アツキは身体を震わせながら呻き、漸く全部を出し尽くす。

……にゅ、る…るるる〜…っ…ぬぽんッ!
ぶびゅっ…こぽ…ぶぴゅ…ッ…

「ぅ、あ…ンっ…」
「…へっへっ…イイ光景だぜ、小僧」
「……く…ぅ…っ…」
「小僧…?おい、ヤっておいて何だが…大丈夫かよ」

アツキが射精を終えた頃合いを見て、ヒノケンが埋め込んでいた自身をナカから引き抜く。
弛緩した後孔は自身が抜け出ても、すぐは戻らず。
注ぎ込まれた白濁が小出しに噴き出す様は、何度目であってもヒノケンが持つアツキへの執着を満たし、ココロを燃えさせる堪らぬ光景。
しかし今日は、少々…「過ぎた」だろうか。
何時もの生意気な口が返らない事に多少は心配になり、四つん這いを維持する事が出来ず、ベッドにうつ伏せ倒れたアツキの顔を覗き見る。

「……そンで…当然、満点なンだべ?…ケンイチ」
「!…へっ…そうだな。俺もお前も満点だ、アツキ」

どっちがこの「勉強」の成果を見せる話だったか。
途中から、よく分からなくなっていた気がするが。
どっちも満点であれば、どっちだろうと同じ。

―――…

「……ふわ〜…ぁ…」

シーツを新しくしたベッドで大きなあくび。
シャワーを浴びて身体を洗い、セックス後の気怠い身体は睡眠を要求しているけれども、アツキは眠気に抗い舟を漕ぎつつどうにか起きていた。
格好は、相変わらず上はヒノケンのワイシャツ。
寝具の洗濯と乾燥を優先させた為にアツキの私服は乾燥機待ちとなったし、もう今夜はクシャクシャになったワイシャツを着倒してしまえと。
そうしたヒノケンの言葉もあっての、格好。

カチャ…パタン…

「…ん、起きてたのかよ。眠くねぇのか?」

不意に寝室のドアが開いて寝間着のヒノケンが。
既に眠っていると思ったのだろう、とても静かな開閉だったが…アツキはまだ起きている。
何だ、という表情をヒノケンは浮かべ。
ベッドに近付くと、寝てはいないが眠る寸前といった様子で今にも瞼が閉じそうなアツキ。

「…眠いんだろ?」
「眠い…けンど…オッサン、待っとった…」
「へっ!何だ何だ、珍しく甘えたじゃねぇかよ」
「あンだけ無茶苦茶スて、オラに嫌われたとでも思っとったら…オッサン可哀想だかンな、起きて待っとれば、気にスてねって…安心スるべ」
「…言ってくれるぜ、そんな心配なんぞしてねぇよ。お前は俺から離れねぇし、離さねぇ」

予想外のアツキの言葉に、思わず口元を綻ばせ。
ヒノケンはアツキが待つベッドの中へ潜り込むと、有無を言わさず腕の中に抱き寄せて。
改めて浸る余韻。
目の前の相手とセックスをするのは、事後の気怠くも心地好い疲労感の中に…お互いでなければ得られない確かな幸福感を、感じ取ってしまっているから。
じんわりと行き来する熱、だとか。そんな事。

「……あった…けぇ……だ……な、や……」

すうすうと立つアツキの寝息。
自分の匂いがするシャツを着て、腕の中に収まる焔。
目覚めれば、何時ものアツキに戻るのだろうけど。
それで…いや、それが良いのだとヒノケンは双眸を細めて、ゆるやかに眠り落ちていった。

■END■

◆ヒノアツ彼シャツえっち第4弾&EXE6発売16周年お祝い先生×生徒なヒノアツでした。
これにてヒノアツ彼シャツえっち4種を完走◎
再燃してからの先生×生徒なヒノアツでは乳首責めに目覚めていましたが、今回でひとつ区切りというか、「乳首だけで達しちゃう」まで開発完了という事で。
それに加えて前回のメイド女装から本格的に、射精を強制的に止めてのメスイキ特訓えっちが個人的にイイかなって…前回はコックリングでしたが、今回は尿道プラグにしてみたり。
去年のEXE6発売15周年お祝いで書いたお話の中で、千切れたヒノケンのヘアゴムでアツキの自身を縛って…というのが切っ掛けになるのですが。
やっぱりこのプレイはイイな!と改めて思ったから立て続けに書いてしまいましたが、展開的には似たり寄ったりだったかもしれないですね。
道具が違うだけというか…書いている自分は、3回書いてもどれも楽しく書きましたが(笑)
乳首責めも続き気味だったし…どちらも少しお休みして、ヒノケン先生には新たなプレイでアツキを開発してほしいなぁと思います(*´∀`*)

2021.11.23 了
clap!

- ナノ -