【Rockman.EXE@】
放課後の恋人/寮の部屋
)先生×生徒なヒノアツの夏休み
書いている自分はどちらが行ってもアリなので、今まで前置き記載をしないでいましたが…
攻側のフェラ描写が含まれています



外では蝉が鳴いている、室内に居ても煩いくらいに。
窓から部屋に注ぐ日射しは夏そのもの、つまり昼間。
だというのに、この男ときたら。

……ちゅ、く…っ…

「…よく盛る気になれるモンだなや、オッサン」
「まだキスしかしてねぇだろ」
「"まだ"とかぬかスとる時点で、キスだけで済ませるつもりは無ぇでねぇか。…っとに、わざわざ寮のオラの部屋まで来てヤリたいンかオッサンは」

幸い、寮の総ての部屋は冷暖房完備で。
冷え過ぎない程度の冷房が稼働しており、室内は外の日射しなど関係無く適温が保たれて。
そうでなかったら、蕩け落ちてしまいそうなキス。
不意討ちで重ね貪られて、漸く解放されたアツキはヒノケンの事をジトリとした眼差しで見詰めてみたが、目の前の男はそれを愉しげに受け止める。

「前に言ったじゃねぇか、今度は寮のお前の部屋でってのもイイなってよ。本当は夜這いプレイをやってみたかったが、流石に難しそうだから正攻法で昼間に来てやったんだろうが」
「…何が正攻法なンだか…堂々言う事で無ぇだ」

はぁ、と小さく息を吐くアツキ。
ヒノケンからの連絡は前日。
学園が夏休みに入ってから…初めての連絡。
寮に用事があるから行くついでに、暇なら勉強を見てやるといった内容で。長期の休みを迎えた恋人同士らしさは無かったけれど。
正直に言うと嬉しかった、が、そんな事を言ったらヒノケンを調子に乗らせるだけだから。
予定は入れていないから適当な時間に来れば良いとだけ返し。しかし、もしかしたらーーー何処かへ出掛ける予定だとか、そんな話が出る期待はしていて。
出掛けた先で身体を重ねる事も。
だがどうやら…言ってみればヒノケンの方こそ、夏休みに入ってからアツキを見掛ける事も出来ない為に、求める想いを溜めていたというところだろう。
アツキが欲しい想い、それと一度は敢えて寮のアツキの部屋で行為をシたいと考えていた。
とはいえ。

「…ガッコもだけンと、寮だって誰が居るか…」
「お前以外の寮生は殆ど帰省してるじゃねぇの、寮の管理人だったら今日は用事が有るとか言ってたんで、なら俺が用が済むまで居るっつったら快諾したぜ」
「…寮サ用事があるとか言っとったンは、留守番を引き受けたっちゅう事だったンだなや」
「そーゆー事」

にぃっと、お決まりの口角を上げる笑み。
その表情を目にしたアツキは、眼差しを一度左右に流して両隣の部屋の事を思い返し窺う。
どちらの部屋の住人もアツキと同じく地方から出てきて才葉学園に通う生徒で、既に夏休みの帰省をしており今は不在。他の寮生も確かにヒノケンの言う通り、多くが帰省していて。
帰省済みの寮生が大半になり、かつ管理人が不在。
それが噛み合う日だった、という事。
少なくとも関係がバレる確率が最も低い日を選び、考え無しの行動ではないと分かった。
だからといって寮の部屋で行為をシたいという思考については、アツキには理解し難いが。

「って事で早速、戴くぜ」
「…ッ…ちょっ……ンっ…」

ちゅっ、ちゅ…ぢゅう…っ…

これ以上は説明も要らないとばかりに。
ヒノケンはアツキに覆い被さるようにして身体を捕らえると、首筋に口唇を落とし始め。
軽い数度のキスから強く吸い上げる。
何度だって解らせたい、所有の想いが表れた行為。

「跡っ…あンま見えっとこに付けるでねっ…!」
「そんな思ってるほど残ったりしねぇよ、何か言われたら虫刺されとか言えば良いだろ」
「〜〜〜っとに、デカくて喧スねぇ蚊だなや!」
「へっへっ…喧しいのはオメエの方だろが小僧、ちょっと塞いでやった方が良さそうだな」
「は…なに…ッ…!」

…カリ…ッ…

キスと呼ぶには乱暴な。
アツキの口唇に歯を当て、噛み付く様な重ね合わせ。
数度に渡り歯を立てて口唇が持つ柔肉の感触を味わい堪能すると、労りのつもりか歯を立てたアツキの口唇にヒノケンは優しく舌を這わせて。
確かにその勢いには乱暴さが窺えたが、実際は甘噛みも甘い噛みで口唇に傷などは無い。
痛みも感じた訳ではないが、噛み付かれそうだと身構えたところから、癒すように這わされた舌は…「そう仕組んでいる」と分かっていても絆される。
ほうら、改めて重ねてきた口唇だって。
ズルいくらい優しい。

ちゅ…うっ…ちゅっ…
…ぎゅ…っ…

「…ン…」

深く、ゆっくり。
アツキを確かめているみたいに、口唇同士は離さず軽く押し付けては緩めるを繰り返す。
こんなの、どうしようもないから。
そっとアツキは腕を伸ばすと、ヒノケンの首に回し。
夏でも相変わらずの燃える赤髪ごと抱き締めた。

……ちゅ、くっ…

「…ッ、ふ…オッサン…」
「へっへっ…ちったぁソノ気になったみてぇだな」
「いちいち言うでねぇ!…どうせ止める気なンか無ぇンだべ、続きはせめてベッドでスるだ。こげな中途半端な部屋の床でとか御免だかンな」
「了解リョーカイ。…そらよっと!」
「ッだあぁぁああっ?!」

口角を上げるのは殆ど癖。
名残惜しげに離れた口唇が、すぐさま上向く。
アツキから「お許し」が出たヒノケンは、アツキの腕が自分の首に回されている事に対し、その脇から背に腕を回し通すと、抱き締め合う形で抱え上げて立ち。
アツキの背からベッドへ雪崩れ込み、二人分の体重が掛かる衝撃にベッドからは軋む音。

「雑!オッサン、オラの扱い雑過ぎンべ!」
「何だよベッドでっつうから運んでやったんだろ」
「ンだから、コレは運ぶとか言わねぇだ!」
「まーまー細けぇ事は言いっこ無しだ、それよか始めようぜ。…イイ声で鳴かせてやらぁ」
「…こンの、オッサンは…っとに」

するりと捲り上げられるアツキのTシャツ。
露にされた胸のささやかな乳首にヒノケンは指を這わせ、軽く捏ね回してやれば…これまでにも主張させられた事を覚えているのか、直ぐに芯を持ち。
僅かに指先に力を加えて摘まむと、アツキには言い表し難い刺激が身体を巡り火照らせて。
アツキの口からは意識せず熱い息が漏れ。
ヒノケンはもう片方の乳首も指で主張させつつ、先に芯を持たせた方はねっとりと舌を。

くに…くに、きゅ…っ…
れろっ…れろ……ぢゅううっ…!

「そ、げに…ん、ンッ、吸うで…ねぇっ…!」

乳首の弱さを知られてからは、ヒノケンもお気に入りらしく先ず愛撫するのが定番になり。
舌先に感じられる可愛らしい主張。
乳輪から根本、先端へと往復して幾度か舐め。
合間合間に少々強めに吸い上げると、アツキの身体はびくんと跳ねて感じている事を示す。

…ちゅぱっ…

「相変わらず可愛がり甲斐がある乳首してんな」
「ンなのオラは知らねっちゅうに!」
「俺が分かるからイイんだよ、大分開発してやったから一人でスる時も乳首だけで相当イイトコまでイけるようになってんじゃねぇの?」
「……ッ…!」
「(…あん?)」

ヒノケンが思った反応とは違った。
そんな事はしないと言うで無し、かと言って…試した事が有るのを隠している、といった雰囲気とはまた別の何かを言いかねている。そんな様な反応。
ふい、とアツキはヒノケンから顔を背けた事から、意地が絡んでいるのは性格的に察せる。

「(……ま、考えても仕方がねぇな)」

変に問いただして空気を悪くするのも興醒めだ。
行為そのものに否定をしている様子は無いのだから、一先ず今の反応の事は忘れる事にし。
Tシャツにウエストゴムのハーフパンツ部屋着という夏休みらしい気楽な格好のアツキ、ヒノケンからしてみれば脱がせ易いその格好から、ハーフパンツと下着のゴムを一掴みにし。
ぐいっと力を込めて下げ、アツキの自身を露に。

……ぶる…っ…!

「半勃ちってトコか」
「…言う必要あるンか、っとにこのオッサンは…」

現れたアツキの自身は緩く熱を持ち始めたところで。
そこまで執拗に乳首を弄られなかったが、それでも自身が熱を帯び始めたのは、そのせい。
加えて夏の日射しが注ぐ室内で露にし、ヒノケンにじっと視線を落とされアツキは羞恥の思いを強くするが、その思いで自身がピクンと反応してしまう。
ちろりと舌を覗かせたヒノケンは。
アツキの自身に手を伸ばし、緩やかに扱き始める。

シュ…シュッ……シュ…
…プチュ……クチュ、クニ…

「ふ、んン…ッ…は…」

ヒノケンの掌の熱を感じ取った自身は、共鳴するかの様に数度の往復で容易く勃ち上がり。
しっかりとした硬度が掌に伝わったところで、ヒノケンは人差し指の腹を鈴口へ軽く沈めてみると、先走りが現れ水っぽい音が鳴った。
それを確認し、沈めた指の腹で鈴口に円を描くと。
アツキの口からは、堪えきれない甘い吐息が漏れて。

「へっへっへ…随分カンタンにガッチガチになるじゃねぇの、ちゃんとヌいてんのかよ?」
「……や、やっかまスぃだ…」
「ま、イイけどな。どれどれ…っと」
「…ッ…え…ま、待っ…!」

…れろ…れろぉ…っ…
くぷ…じゅぷ、じゅぷぷぷ…っ…

「ンんんっ、いきなりっ、咥えるで…ねっ…!」

先程と似た反応をしたアツキが引っ掛かったが、一先ず忘れる事にした結論は覆らない。
ヒノケンは、完全に勃ち上がったアツキの自身に顔を近付けると亀頭に舌を這わせて舐め、濡れそぼった先端の様子を見るや、ゆっくりと咥内に自身を含む。
フェラチオを受ける側になると思っていなかったアツキには、自身が舌や咥内に包まれる快感が唐突で、その心地好さにヒノケンの咥内で自身が硬度を増し。
若さが迸る熱塊の様子に、ヒノケンは咥える口端を僅かに歪め笑むと…竿の根本近くを掴み、絞り出してやる様な勢いで扱きながら口での抜き挿しも開始した。

シュッ…ニチュ、クチュ…
じゅぷっ、じゅぶ…ぐぷ、ぐぷっ…!

「っく、う、あ…そげ、にっ…急にされッツまった、ら…あ…あっ、オッサ…せんせ…ぇ…っ」

すぐにでも達してしまいそうな快感。
しかしアツキはギュッとベッドのシーツを掴んで堪え、少しでもヒノケンからのフェラチオで与えられる情欲の熱を受け止め浸ろうとしていて。
そのアツキの様子に、ヒノケンの行為も熱が上がる。

クチュッ、グチュ…ニチュっ!
じゅぷ…じゅぷッ、ぐぽっ、じゅぶっ…じゅうぅっ!

「ア、もっ…無理っ…出ッツま、う…っ!」

…びゅるるるるるっ!びゅるっ、びゅるる…

竿を扱く手も、口での抜き差しも性急に進め。
一際に強くヒノケンが吸い上げると、アツキは達してヒノケンの咥内へと白濁を吐き出す。
勢いも量もーーーヒノケンが想像した以上の。

……ごきゅ…ごく…
ずる、る…っ…ちゅぱっ…

「…っ、ぷは。…おいおい何つう量だよ。俺とスる時の為に溜めんのも結構だがよ、にしてもちょいと溜め込み過ぎだろ。マジで自分でシたりしねぇの?」
「〜〜〜…う…」

果てたばかりだから。…というだけでは無いだろう。
酷く顔を赤らめているアツキの様子。
先程からヒノケンの言葉に、アツキが何かしらの言いかねる事を抱いているのは自慰の事。
そうだと確信したヒノケンは、今一度その辺りの話を振ってみると、更に顔を赤くして。
だが観念したのか、ぽつぽつと。

「…ス…スっかたねぇべ…どっかのエロオッサンでエロ教師のせいで…もうオラ…じ…自分ひとりでヤっても…ロクにイケねくなッツまったンだから…」
「……は?ソイツはつまり…」
「も、もうこンの話は終わりだべ!ちゅうかオラはなンも言ってね!忘れるだオッサン!」
「そりゃあちょっと…無理だろ」
「な…えっ、せ、せん…せ…?」

愛しさがココロの奥底から沸き上がったままに。
ヒノケンはアツキには負担が掛からないようにしながら覆い被さると、ベッドと背の間に腕を滑らせ、ぎゅうっと吐精で火照る身体を抱き締める。
言葉の絶えた、想いを噛み締める時間。
アツキも黙って抱擁を受け入れ。
じっと大人しくしていると、自分が使っているボディソープの香りが微かに鼻腔を擽って。
アツキ自身もヒノケンが来る前にシャワーを浴び、そのボディソープを使用していたが。
今、感じるのはヒノケンから。
外は暑かった先にシャワーを貸せと、部屋に来るなり備え付けのユニットバスへ向かっていたから、その時に使用したのだろう。ささやかなお揃い。

…ギシ…ッ…

「はぁ、カワイー事を言ってくれるぜ」
「…忘れろっちゅうてるでねぇか」
「一生、覚えておくわ」

ベッドを軋ませながら抱擁を解くヒノケン。
見下ろしたアツキは、まだ顔を赤らめているけれど。
言ったが最後だとは理解している模様。

「…喉、乾いただ」
「ちょい待ちな。……ホラよ」

誤魔化すみたいなアツキのお願いだけれど、ヒノケンとしても水分を摂る事には賛同する。
身体を起こしたヒノケンは、ベッドから軽く身体を乗り出し傍の机の上に置かれたままのペットボトルをアツキの分と自分の分の二本、掴み取って渡し。
既に開栓済みで少しぬるくなり始めていたが。
三分の一ほど残っていた中身を、お互い飲み干せば。
冷房の効いている室内だというのに火照り昂る全身に、心地好く染み渡るのが感じ取れた。

「…さぁて、それじゃ口でヌいてやったくらいじゃ足りねぇよな。続きといこうぜアツキ」
「…オラも脱いだ方がイイだか?」
「そりゃそうだな、手伝ってやろうか?」
「脱ぐのっくれぇ一人で出来るだ!」

飲み干した空のペットボトルを避け。
おもむろに服を脱ぎ始めたヒノケンを見て、まだ…"これから"なのだとアツキは理解して。
軽くからかわれて憤慨しながらも、アツキも半端に脱がされたままになっていた自分の服を脱ぎ払って全裸になりベッドに再び横たわる。
ヒノケンも脱ぎ終え、手には何処かに忍ばせていたのかローションが入った小振りの容器。
蓋を開けると、アツキの自身へ流し落とす。

ツ……トロ…トロッ…
…ニチュッ、クチュ…

「ん、ふ…っ…」
「冷たくはねぇだろ?」
「そ…だな、や」

てらてらとアツキの自身がローションで鈍く光り。
馴染ませるように数度、竿を扱くと。一度精を吐き出して落ち着き掛けた熱が再び灯った。
自身は質量を増し、まだ精が詰まる睾丸やヒノケンを待ち望む後孔にもローションは流れ。
アツキに流す分は充分と見たのか、ヒノケンは残るローション総てを自らの自身に流し落とし、水と粘質の混じる音を室内に響かせて扱き上げると。
アツキの脚を広げて後孔へ指を。

つぷ…ぬち、ぬちっ…ニチュ…
…ず…ぷ、ずぬぬっ…

「っ、は」

蕾を解し、指が押し入ってきた感触に。
浅く息を吐いて、ふるりと震えるアツキ。
ヒノケンは急く気持ちを抑え、肉壁が持つ熱を愉しみながらナカを掻き回して徐々に拡げ。
二本、三本と咥えさせる指の数を増し、次第に解れ蕩けた孔からはぐちぐちと淫らな音。
曲げられた指が前立腺を掠めればアツキの自身は大きく跳ね、甘く荒い呼吸を繰り返す。

……ぐちっ、ぐちゅ…
…ずる…るるるっ、にゅぽ…ッ…

「…そろそろイイか、どうする?前からか後ろからか、お前が好きな体勢を取ってイイぜ」
「はっ…は……ン…なら…」
「…後ろからな。やっぱコッチが好きか」
「う…うるっさいべ…オッサンもでねぇか」
「まあな」

へらり、愉快そうに笑むヒノケンには、言い返す事自体が無駄といったところだろうか。
ナカから指を引き抜かれて体勢を委ねられたアツキは、緩慢な動作でヒノケンに背を向け。
膝を立てて後孔を晒す格好を取って。
指を失いヒクリと物欲しげに蠢く孔は、何度だってヒノケンの情欲の炎を燃え上がらせる。
アツキの腰に片手を添え、もう片方の手は自らの自身を持ち…欲して可愛らしくヒクつくアツキの孔へ、先端をピッタリと宛がう。

ぷちゅ…ぐり…ぐちゅ…っ…

「へ、ンに焦らスたり…スルでねっ…!」
「へっへっ…先っぽをくっ付けただけでお前の孔は早く寄越せって吸い付きやがる。イイぜぇ…手加減なんか要らねぇよな、俺を熱くさせやがれアツキ…!」

…ズ、ヌ…ぐぷんっ…ずぷぷぷ…ッ…!

「っは、奥まで…キてる…だ…」
「(ああクソっ、挿れただけで"持ってかれ"そうになりやがるんだからよ…熱いぜぇ…っ!)」

ずるるっ!…じゅぶンっ!
じゅぶ、じゅぽっ、ぐぷッ…ぐぽ…っ!
パンッ…パン、パチュッ!

「アッ、ひぁっ、せんせ…っ…もっ、とぉ…!」

ぐっぷりと自身をアツキのナカに埋め込んだヒノケンは、その蕩けたナカの熱さに包まれる心地だけで精をぶちまけたくなる衝動に駆られるが。
ギリと歯を食い縛り快感に耐え。
尚もヒノケンの自身に吸い付き精を搾り取ろうとする肉壁に、快感を教え込むのは自分の方だと誇示するかの如く腰を打ち付けナカを穿ち始める。
根本まで埋めた自身を抜け出る寸前まで引き出し、再び一息にアツキの奥まで突き立てて。
そこから今度は短い間隔でナカを蹂躙し出した。
ガッチリとアツキの腰を掴み穿つ度、泡立つ様な水音と身体がぶつかる弾けた音が鳴り。
始めから容赦なく穿たれるアツキーーーだが。
喘ぐ口からは、「もっと」と。ヒノケンを求め。

「へっ…!足りねぇかよ、おねだりするなんてな」
「オラは…こげな程度なンかで、満足せン…べ…」
「上等、全部ブチ込んでイカせてやるからなっ…!」

じゅぽじゅぽっ、ぐぷんっ、ぐぽ…ずちゅっ!
パチュン、パンッ、パン!

「は、ぁっ、イイっ…気持ちイ…い…べ…オラ、またっ…イきそ…だ…っ…せんせ、ぇ…のっ」
「へっへっ…たっぷり注いでやンぜ…!」

ずぷっ、ずちゅ…じゅぷんッ!
……ぶびゅるるるっ!ぴゅぶっ、るるる…!
どぷ、とぷ…どぷ…っ…

「っ〜〜〜…!うぁっ、あ…熱…」
「く、ぅうっ…へっへ…お望み通りブチ込んだぜ…つうか。ヤベェな、コレ止まんねぇわ」

挑発も含んだアツキの「おねだり」に。
自らの射精を堪えるのもそろそろ限界か近かったヒノケンは、一層に激しく突き立てて。
きゅうきゅうとヒノケンの自身に吸い付き続けるナカへ、根本まで自身を埋め込んで白濁を堰切らせ、おびただしい量をドプドプと注ぎ込む。
ヒノケンも今日まで大分、溜めていたのか。
射精は長く、アツキを支配し続け。
ナカで暴れる白濁を感じてはビクビクと身体が震え、自然と口が開き舌を出して息を吐き。

「はっ、あ、あっ…ああ…ン…!」

…ぶぴゅっ、びゅく…るるっ…
ぱたぱた、ぱたっ…

やがてアツキも達し、二回目の射精をシーツに放つ。
一回目に比べれば多くはないが、それでもひとりでは達せず溜め込まれていた為か、鈴口からは次々と精が溢れ出してシーツに跡を残してゆく。
お互いに、じっくりと味わうような吐精の時間。
それが漸く落ち着きを見せたところで。

…にゅるる、る…る…ぬぽんっ!
ぶびゅっ、ぷぴゅ…ヒク…ヒクン…ッ…

「…はーっ、はー…はッ…はぁ…せん、せ…」
「…ふーッ…へっへっ…」

ゆっくりアツキのナカから自身を引き抜くヒノケン。
孔は弛緩して閉じず、喪失からナニかを求めるようヒクついて精子を小出しに噴き出し。
腰を掴んでいた手も離れ、支えを失い膝が崩れ。
うつ伏せたまま荒い呼吸を繰り返して余韻に浸るアツキは、ぽつりと…ヒノケンを呼ぶ。
無意識に口から出たみたいだったが。
ならばそれば、ココロからヒノケンを欲する表れ。
じわりと上がる口角、僅かに双眸を細めて。
ヒノケンはアツキの背を優しく擦った。

ーーー…

「……ああ、いやそんな事は無いっスよ。ウチのクラスの火村が帰省しないんで…はぁ、そうっス、なんで火村の様子見ついでに勉強を見てたっスから……」

まだ外では蝉がけたたましく鳴いている。
止まぬ鳴き声に混じり聞こえるのはヒノケンの声。
身体を洗い、後始末を終えたアツキは。
気怠さからベッドに寝転がり、ぼんやりと天井を見上げて蝉の鳴き声をただ聞いていたが。
事後からアツキの身体が整うまで、ベッドの端に腰掛けて自分自身の余韻も心地好く受け止めながらも徐々に落ち着かせて待つヒノケンに着信が入った。
その話し方は学園で教師同士の時などの話し方。
何でそのキャラ付けで赴任しようと思ったのか一度聞きたいとアツキはぼやけた思考で思ったが、とにかく今日の状況で考えられるのは寮の管理人か。
そろそろ用事から戻るので、連絡をしたのだろう。

「…そんじゃ、一時間以内っスね。了解っス」

…Pi…

「……寮の管理人…からだっただか?」
「ああ、聞いてたか?そろそろ戻るんだとよ」
「…ン…そうみてだな」

通話を切ったヒノケンに話し掛けるアツキ。
言葉には力が入らず、最低限のやり取りだけを返す。
そんなアツキの様子にヒノケンは瞬間、目を細め。
ベッドを軋ませてアツキの傍へ。

「へっへっ…ちっと無理させちまったか?」
「…何時も通りだったんでねぇの」
「そーかそーか、んじゃ何時も通りヨかった訳だ」
「そげな風には言ってねぇだ!…ンっとに無駄に前向きなオッサンだなや…大体、寮の部屋とか…もちっと、折角の夏休みなンだから……どっか……」
「俺と出掛けたいってか?」

尻窄みで言い淀んだ部分をヒノケンに言われ。
アツキとしては、オッサンが自分で言うヤツがあるか!と内心で思うものの、結局のところ言おうとした事には違いない。ヒノケンと恋人として、出掛けたい。
暫しの間を置いて、アツキは頷いた。

「へっ…素直で結構。そいじゃ来週な」
「……はっ?ら、来週ッ?!」
「なーに、宿泊先はもう予約してあるからよ」
「いや待つだオッサン!それはソレで急だべ!オラの予定とか!…そンの…無いけンと…」
「ならオッケーじゃねぇの、問題無しっと」

アツキを翻弄している時のヒノケンは、アツキからしてみれば腹立たしいくらいに愉しげ。
にっと笑う顔が眩しいくらいで…悔しいけれど。
そんな表情を見せるのは自分にだけだと思うと。
フクザツな事に、愛しくも想えてしまう。

「(…オラにだけ…か)」

今のヒノケンは確かにアツキだけのヒノケン。
先生と生徒、ではなくて。
ただアツキだけのーーー恋人。

「なぁオッサン」
「何だ?まだ文句でもあんのか?小僧」
「…来週、楽しみにスとるだ。……ケンイチ」

その切り札を今、切ってしまって良かったのか。
まだ来週の…出掛けた先での睦事の時にでもの方が、少しは雰囲気も出して言えたのでは。
けれどアツキは敢えて今、切ったのだ。
ヒノケンが、全く予想だにしないタイミングでなければ、その切り札は意味が無いから。
それでいて互いが"自分だけ"の瞬間は、今。

「…へっ…やるじゃねぇの。…アツキ」

ヒノケンは、さっきのアツキと同じ表情。
してやられて悔しい、けれど愛しいフクザツな。
今度はアツキが、にっと笑って。
少し苦味を添えて口角を上げ笑むヒノケンは、その悔しいくらい愛しい口唇へ口付けた。

■END■

◆夏休みなヒノケン先生とアツキのえっちでした。
作中に書いた通り当初の予定では夜這いプレイ中心で考えていたんですけど、ならオプションは目隠しかな!それ保健室で既に書いてるぞ自分!(頭抱え)
…シリーズでプレイが被るし他にも色々とやり難かったので、夜這いプレイは諦めて昼間に普通にえっちをする先生×生徒なヒノアツになりましたとさ。

このシリーズのアツキなら言わせても良いかな…というのが今回あって、自分だけではもうイケないってヒノケンに言うアツキですね(*´∀`*)
通常ヒノアツのアツキは絶対に言わないけれど、一応ちゃんと「お付き合い」になった先生×生徒なアツキなら、そういうのを言わせても良いかなって。
こんな感じの、通常だと少しズレがあるけど先生×生徒なら良いかな〜って感じるような台詞やシチュとか、今後も入れて書いてみたいですよ。
もう何番煎じだよってネタでも全然自分は書けていないのが多いし…文化祭でメイド女装する羽目になったアツキを以下略、だとか…書きたい(笑)

そしてサラッと「ケンイチ」呼び解禁。
今まではアツキちゃんだけでしたが…アツキちゃんよりは呼ぶ頻度が高くないけれど、「オッサン」と「先生」に加え、SR枠的に呼ぶ事もある。みたいな頻度。
アツキにゃんも近い将来「ケンイチ」呼びはさせると思いますが、通常ヒノアツで呼ばせる事が無いからアツキちゃんや先生×生徒やアツキにゃんで呼ばせたい思考だったりします。

2021.07.31 了
clap!

- ナノ -