【Rockman.EXE@】
放課後の恋人/第一研究室
「…放課後、研究室サ来いっちゅーから何かと思えば…コレか?オッサン」

アツキは机に手を付き、自分の腰を無理矢理突き出させている元凶…
背後のヒノケンに悪態をつく。

「へっへっへ…分かって来てんだろ?…つうか、教師をオッサン言うんじゃねぇっつうの」

ぬりゅ…ズずっ…

「ン、ンんっ…!」

呼び方以外のアツキの台詞は意に介さず。
蕩け解したアツキのナカへ、ヒノケンは自身を埋め込む。

「っは、ぁ…っ…オ、オラ、後ろからするンは嫌だ、ちゅうたべ…っ!」
「後ろからの方がイイ声で鳴くじゃねぇか…ま、本気で嫌なら抜くぜ?」
「ぇ、え!?そ、それは…」

ぢゅぷ…っ、ずちゅっ

「ぁ、ふぅあアっ…アンっ…!」
「バーカ、抜かねぇよ」
「っ、の…ぇ、エロ教師…っ…」
「何とでも言いやがれ」

ぐちゅっ…ずぷ…ずっ…!

「あ、ぁっ…!ひァ、ンん…っ、そ、げに激スぃくさ、れたら、ぁあッ!」

激しいストロークに足はがくがくと震え。
腕も、身体を支えるのに充分な機能を失い始める。
徐々に崩れ落ちるアツキの身体をヒノケンは後ろから支え、尚も抜き挿しを止めようとはしない。

「だ、めだべ…っ…立って、ら、ンねぇべ…ぇ!」

とうとう、かくんとアツキの足が折れ…机に縋ってへたり込む。
どうにか一呼吸整えようとするが。
ヒノケンがそれを許さない。

ずぷ…ずちゅぷぅ…っ

「ンぁ、ああっ!」

角度が変わり、よりアツキのイイ場所に深く突き立て始め。

ぐちゅ…

「ふ、ぅううン…っ」

蕩けて蜜を零す自身を掌で握り込まれて。
室内には…にちゅ、くちゅ、という卑猥な水音が増した。

「あっ、あ、ンんっ、あンんっ…ぁ、あ―――っ…!」

びゅる…るる…っ
ぱた…ぱたっ

「…っは、ぁ…はぁ…」

床に白濁の跡を刻んで、アツキは荒い呼吸を繰り返す。

「…やっぱ、後ろからの方が感じてるじゃねぇか」
「る、るっさい…い!?」

ヒノケンは自身を引き抜き、アツキの身体を問答無用で抱え上げた。
そのまま、お互いの位置を反転させ…ヒノケンは軽く机に寄り掛かって座り、上にアツキを正面から跨らせる形にする。

「なっ、何するべっ!?」
「俺はまだイってねぇんだよ」

ぬぷ…

「ん、ンっ…!」

熱い先端を入り口に押し当てられ、敏感になっている身体はそれだけで反応を示し。
悦を含んだ顔を見せるアツキに満足して、深く奥へと挿し入れた。

ずっ…ずぷ、じゅぷっ

「ぁ、あンんっ!」

ず、ずっ…と、一定のリズムを刻んでヒノケンは下から突き立てる。
立て続けで絶え間無く快感を与えられ、朦朧とするアツキの意識は更なる快感を得ようとして。

「は、ぁン…っ、せ、んせー…」
「ん…?…っふ…」

倒れ込む様に身体をヒノケンに預け、アツキはヒノケンと口唇を合わせる。

「ん…ン、んぅ…っン…!」

イイ場所をヒノケンの自身が掠める度に、合わせた口の端からは甘い声が漏れ。
ピクンと交わる舌が反応する。
腰の甘い疼きは止まらず、強請って自ら腰を揺らせば。
しゅしゅ…と、お互いのシャツが擦れ合う音が響く。

コツ…

「…ッ…!(おい、アツキ…ちょっと黙れ)」
「…ふ、ぇ…?」

コンコン…

「火野先生?」
「(〜〜〜〜〜ッ!!)」
「(…チッ…これからがイイとこだってのによ…)」
「(ン、ンな問題でねぇべ〜〜〜!!)」

お互い口唇を離し、目線をドアへと向ける。
鍵を掛けているとはいえ、一枚隔てただけの状況。
下手に物音を立てる訳にはいかない。
アツキは身体を起こし、どうにかやり過ごそうと声を殺す。

「…いらっしゃいませんか?」
「(だ、誰も居ねぇべ…っ!!)」

ガチャガチャとドアノブを回す音に反応して。
アツキのナカは、見られるのではないかという恥ずかしさと恐怖で締まる。

「……ッ…」

くん…っ

「(ン、ぁ…っ…!?)」


ヒノケンは僅かに身体を動かし、アツキのナカを突く。
ドアの向こうに意識を向かわせていたアツキにとって、それは完全に不意打ちで。
かなりギリギリで、どうにか声を押し込む。

「(ちょ、ま、またねっかオッサン…!く、ふぅ…ンんっ!)」
「(締めたオメエが悪い)」
「(し、知らねぇべっ!…ふぁ、あ、ン…っ)」

ちゅくちゅくと小刻みに動かれ。
激しさは無いものの、太腿を押さえ込まれて無理矢理律動を繰り返される。
羞恥の思いは高揚を手伝い、身体は熱を上げて反応した。

「…っは…ぁ…んっ…!」

ついに声が漏れ、気が付かれてはいないかと…アツキはまた、ドアの向こうに意識を飛ばす。

「…!? ン、んむ、ふ、ぐ…」

ヒノケンはアツキの腕を引っ張って身体を倒し、再び口唇を重ねる。
アツキの舌を激しく絡め取り、強制的にアツキの意識を行為へと向けさせた。
咥内をじっくりと犯して。
つい、と銀糸を引きながら口唇を離す。

「(コッチに集中しろよ…)」
「…資料でも探しに行かれてるのかな…」

悦楽に蕩ける思考の中で、まだドアの向こうには誰かが居る事をぼんやりとアツキは理解した。
けれど。
もう、この行為を止めることは出来ない。

ぎり…

「ン…ふぅ…っ」

ヒノケンの胸元に顔を近付け、ネクタイを噛んで声を殺す。

「ふ、ぅ…ンっ…」

上目でヒノケンを見上げる瞳は生理的に零れた涙で濡れ。
今の行為では…物足りないことを訴えた。
ヒノケンは軽く上体を起こし、そんなアツキの額に口唇を寄せて。

ぢゅっ…ぢゅぶ…ずぷっ…!

小刻みに動かしていた律動を徐々に早め、より奥へと指し込む様に太腿を押さえる。

「ん、んン…っ!…ふ、ぅン、ンんっ…!」

…コツ…コツ……

「お、い…もう…離していいぜ…」
「…かは…っ…あ、あン、アンっ…ぁ、アン…ッ!」

解放されて、安堵したアツキはヒノケンから与えられる快感の律動をより深く咥え込む。
溜め込んだ反動か、身体はより過敏に熱を求め…ヒノケンの上で淫らに腰を揺らす。

「…見られると思って興奮したか?」
「は、ぁンっ…し、知らねっ…ぁ、あンっ…っはぁンっ!」

動いていたとはいえ、溜め込んでいたのはヒノケンの方も同じ。
早めた律動は激しさを増し続け、アツキのイイ場所を打ち付ける。

「ひぁ、アんっ!ぁあっ、あっ…そ、こ…ぉ…」
「ああ…ココがイイんだろ?」

じゅぶ…ぢゅ…ぐちゅっ…

的確に、確実に、定めたポイントを突く。
熱が湧き上がるのは、もう目の前。

「あっ、あはぁっ、ン、ぁ…せ、ンせ、ぇ…っ!」
「…く…ッ…!」

びゅる…びゅく、るるっ…

ぶるり、と身悶えて。
アツキはヒノケンのネクタイを掴んで熱を放つ。

そしてヒノケンもまた…アツキの最奥へ熱を注ぎ込んだ。



「も、も〜…学校でスるんは金輪際御免だべ…」

よろよろと、日暮れを迎えたタウン内を歩きながら。
アツキはヒノケンと共に、家路に就いていた。

「興奮してたクセによ」
「ン、ンなこと、知らねって言ってるべ!!」

くっくっと。
意地悪い笑みを浮かべられ、からかわれていると分かっていても…
ついつい、反射的にヒノケンに食って掛かってしまう。

「公園辺りで、誰が見てるか分からねぇ視姦プレイでもしてみっか?」
「あ、アホか―――っ!!」

最も、ヒノケンの方に問題が無い訳でもないが。

「冗談だ冗談、へっへっへ…」
「お、オッサンの場合、冗談に聞こえねぇべ…」
「オッサンじゃねぇっつうの」

アツキの肩に腕を回して、呼び方に関しては不平を漏らすが。
一呼吸置いて…アツキの耳元に口唇を寄せる。

「…オメエの可愛い姿を、他の奴等なんかに見せるかよ」
「…ぇ…え…?」

アツキは、どう言ったらいいのか分からなかったけれど。
自分を…"特別"だと思ってはいるのかな、と。


少し、嬉しく思う自分が居た。


「さぁて!次はやっぱ、王道で体育館倉庫とかどうだ?研究室より、更に誰が来るか分かんねーだろ!」

……

「…ぜ…」
「ぜ?」
「前言撤回だべ―――!!こンのエロオヤジは―――!!!」
「何が"前言"だ!何が!訳分かんねーだろクソガキ!!」
「じゃかあスぃべ―――っっ!!」

心象的に、進展したんだか後退したんだか。
よく分からないまま…ぎゃーぎゃーと騒ぐ二人の声は、夕闇の中で響き続けていた。

■END■

2006.03.01 了
2020.02.01 加筆修正
clap!

- ナノ -