【Rockman.EXEA】
放課後の恋人/寅年と冬休み
)今年もえっちな先生×生徒を書きたいです◎
虎耳尻尾プレイ/アナルパール/電動バイブ



「…このオッサンは、新年も変わらねっちゅうか…違う意味でお目出度いっちゅうンか…」
「縁起モンの干支だから、目出度くて当然だろ」
「オラは、そげな意味で言ってる訳でねぇだ!」

ヒノケンとアツキの年末年始。
夏休みもアツキは帰省しなかったが、冬休みも東北の実家には帰省しないと決めていて。
それには、冬に帰っても雪に埋もれているであろうと想像するのは容易く、行き帰りの手間が夏よりも掛かる上に帰っても家に篭もるだけになりがち。
更にはウィンタースポーツを楽しむにしても地元の友人と予定が合わず、これは帰っても仕方がないと実家に連絡を入れ、アツキは寮に留まっていた。
そして大晦日から年明け三が日に掛け、アツキは担任であり恋人であるヒノケンの家で過ごす事になり───新年、初めての恋人としての夜。
もう何度も身体を重ねてきたのだから慣れた筈なのだが、アツキは新年で気持ちがリセットされた様で、少しドキドキしてベッドでヒノケンを待っていると。

何故か笑顔で現れたヒノケンの手には。
虎耳のカチューシャが握られていた。

「文化祭ン時のメイドといい、オッサン今度はオラにコスプレさせるンに目覚めたンか」
「時期モノに乗っかってるだけじゃねぇか、干支コスでセックスとか正月の時期を逃しちまってからヤッても気分が乗らねぇだろ。違うか?」
「(…ちっと納得出来そうなンが腹立つだなや…)」

はぁ、と溜め息のアツキ。
既に服は脱いでしまっているし逃げ場も無い。
今夜はヒノケン提案の虎コスセックスを受け入れるしかなさそうだと、溜め息がもう一つ。

「干支で縁起良く姫はじめならぬ、菊はじめってな」
「スっかス猫耳は分かっけど、虎耳もあるンか」
「おい、スルーするんじゃねぇよ」
「そげな事に何て返せっちゅうンだべ!口を利いてやっとるだけ、ありがたく思うだ!」

ヒノケンに強く言い返すアツキだけれど。
当のヒノケンは全く動じておらず、愉しげなまま。
普段よりも酒が入っており、どうやら今のヒノケンはおとそ気分といったところなのだろうが、アツキにとっては普段に増して面倒であり厄介になっただけで。
はぁあ、と力が抜ける様な溜め息もう一つ。

「まぁ干支コスはともかくメイドは何時でもイイよな。お前がどうしてもニーソで足コキさせてくれとか言ってた気がするから、また今度な」
「オラはそげな事ば言ってねぇだ!何ね今度って!」

普段に輪を掛けて、本当にアツキにとって面倒な。
次から次へと出て来るヒノケンの発言に、アツキはもう少しムードは無いのかと思うが。
別に、虎耳のカチューシャ"だけ"なら構わない。
だが恐らく───ヒノケンはアツキには見せていないが、間違いなく隠し持っている筈だ。
ソレの予想が付いているのもあって、溜め息が出る。

「……そンで、オッサン」
「うん?どうした?小僧」
「…持っとるンだべ。……尻尾」

アツキの指摘に、読まれたヒノケンは笑みを絶えさせ僅かに目を見開きアツキを見るも。
すぐさま、何時ものように上がる口角。

「…ソッチだか…」

隠し持っていた虎柄の尻尾の付け根から先。
尻尾として機能させる為に施されている部分の形状は、どう見てもアナルパールだった。

───…

ぺろ…れろっ、れろ…ちゅ、ちゅっ…

「いやぁ、普段に増して何だかイイ眺めだな」
「…このオッサンは、ンっとに勝手だなや…ッ…」

ヒノケンも服を総て脱ぎ、裸身でのベッド上。
アツキの頭には虎耳のカチューシャを付け、解した後孔には尻尾のパールを飲み込ませ。
その姿でヒノケンの自身に舌や口唇で奉仕させているというのは、ヒノケンが想像していた以上に扇情的で支配欲の様な思いも満たされ。
満足気に、焼け焦げそうな眼差しをアツキに落とす。

ふ、りっ…クチュ…

「そうそう、もっと可愛らしくケツ振ってくれよ」
「〜〜〜…ッ…動かスたくて振っとるンでねぇだ!」

尻尾部分は中に埋まっている針金か何かで角度の調節が効き、アツキの後孔から伸びる尻尾は立てられていて…時折、フリフリと振られ。
後孔に埋め込まれた尻尾のアナルパール部分は、比べて考えてしまうのは如何なものかとアツキ自身で思うが、ヒノケンのモノには及ばぬサイズの玉。
しかし無機質な球体による異物感は今までに無く。
つい、尻を揺らして異物感を少しでも抑える位置を探してしまう為、ヒノケンから見れば自分の自身を愛撫するのが嬉しく、尻尾を振っているとしか思えない。

「へっへっ…そろそろ咥えな、子虎ちゃんよ」
「…るっさいべ。余計な事ぬかスと噛むかンな」
「おっと、ソイツは勘弁だぜ。…もし、噛んだりした時は…キッチリ躾けてやるけどな?」
「(…いっぺん噛ンで痛い目に遭わせてやっかと思ったけンど、このオッサンの事だから本気で躾けてくるべな…流石に止めとくスかねっか…)」

ふぅっ、と。
舐めていたヒノケンの自身に溜めた息を吹き掛け。
それには何処かアツキの観念した思いが混じる。
ビキビキと音がしそうな程、既に逞しく屹立しているヒノケンの自身を熱っぽく見詰め。
アツキは亀頭からゆっくりと咥え込む。

はむ…っ…く、ぷ…くぷ、ぷ…

「へっ…」

アツキの様子から思考を汲み取ったのか。
素直に自身を咥えた事に、ヒノケンは笑みを零す。
くぷくぷと徐々に自身がアツキの咥内に収められてゆき、これ以上はというところまで咥え込むとアツキは少しだけ無理をしたか眉を寄せ。
ひとつ、間を取り落ち着かせると。
自身の根本近くをギュ…と握り、フェラチオを。

じゅぷっ、じゅぶ、じゅ…くぽっ、ぐぽっ…
……ふり、ふりっ…

「ン、んっ…ふ、ン…ッ…」
「子虎とはいえ手懐けてるってのはイイ気分だな」

くしゃ…なで、なで…

「んッ、ンん…っ…!」

ヒノケンの自身を深く咥えて奉仕するアツキに御褒美を与える様、優しく撫でられる頭。
ただの虎耳カチューシャの筈なのに、このシチュエーションがそう感じさせるのか、アツキには虎耳にも自分の神経が通い撫でられていると思え。
元より咥内を熱塊で支配される中。
撫でられて更にふわふわと甘く痺れる頭は、もっと気持ち良くさせようと熱が上がった。

くぷ、じゅっ…じゅぷ、じゅぽっじゅぽ…!

「へっ…!ちぃと早いが、そうガッつくんじゃ仕方がねぇな。たっぷり注いでやるぜ…!」
「ンむっ!?…ふ、ンぐッ…!」

竿を扱きながら強くフェラチオを行うアツキに、扇情的な姿も含め吐精欲が刺激されたか。
ヒノケンは、もう少しアツキのフェラチオを愉しむつもりでいたが撫でる頭を押さえると。
喉元まで自身を咥え込ませ───

ぶびゅるるるっ、びゅる、びゅーっ…!
…トプ、ドプ…トプンッ…

「ふンっ…う…ン…んン…ッ…!」

アツキの咥内に注ぎ込まれる白濁。
迸りの勢いは激しく次々と注がれてしまい、反射的に逃れようとする素振りを見せるも。
しかし頭をヒノケンに押さえられていて自身から口を離す事は出来ず、くぐもった声とも言えぬ声には苦しさが滲んでいるように聞こえる。
結局は飲み込むしか術はない。
喉を鳴らしてアツキは吐き出された精を少しずつ受け入れ、漸く総てを飲み込み終えると。
ゆっくり、自身を咥内から引き抜く。

……ちゅぽ…んっ…

「…ぷは、ぁっ…ッは…はっ、はー…」
「子虎ちゃんにゃ、刺激が強いミルクだったか?」
「はッ、ふ…い…いちいち余計な事ばぬかスでねぇッ」

ゴシゴシとアツキは口元を自分の腕で拭ってヒノケンを睨むが、余裕綽々の顔は変わらず。
歯痒さを露わにした表情で、睨み続けていたが。
ヒノケンはベッドに仰向けになり、腕を広げ出す。

「そら、来いよ子虎ちゃんよ」
「……えっ…」

何の事が理解が遅れるアツキに。
ちょいちょいと指先だけを動かし招くヒノケン。
自分の腕の中に来いと、そういう事。

「……」

ゴソ…

また何か企んでいるのではないかと勘繰るものの。
きっと、抱き締めてくれるのだと思うと抗えぬ魅力。
招くその腕の中へ飛び込むと決めたアツキだけれど警戒は怠る事なく、ゆっくりと近付き。
ヒノケンの肩に手を置き、そろり。
静かに全身を腕の中へ預けていった。

ぎゅむ…っ…

「やれやれ、もう少し素直に飛び込めよな」
「…るっさいべ。どうせ…何か企ンどるンでねぇか」
「へっへっ…なら、そう思っても来た訳だ。こうして抱き締められたきゃ来るしかねぇもんな、虎穴に入らずんば虎子を得ずってヤツだ」
「…無駄に上手い…ンだか、何なンだかだなや…」

ぎ、と。
掴むヒノケンの肩に爪を立てるアツキ。
偶には跡とか残してやろうかと思ったけれど、カワイイ事をしてくれると言わせるだけだ。

「にしても企むだなんて人聞き悪いぜ、まったくよ」
「オッサンが、いっつもオラにスとる事を考えたら…寧ろそう思うンが当然でねぇかッ!」
「さぁて?何時もがどうだか忘れたが、少なくとも今は普通に可愛がってやるつもりだぜ」
「…ッ…こンのオッサンは、ホント…」

なで…なで…スリリ…ッ、さす…さすっ…

大きな、何時も熱っぽいヒノケンの手のひらで背中を優しく撫で擦られ、アツキは黙る。
こんな事───あった、だろうか。
しっかりと身体を受け止められて背を擦られる心地が悔しいくらい沁みてしまい、逃れたい訳ではないが何となく身体がくすぐったい様で腰を捩らせると。

……コ、リュ…ッ…
ニチュ…クチュ、プチュ…ッ…

「(…!…そ、だった…まだ尻尾の…それに、オラのとオッサンのが…擦れッツまって…る…)」

忘れそうになっていたが、アツキの頭にはまだ虎柄のカチューシャが付けられているし。
同じ虎柄の尻尾も後孔に埋め込まれたままであり、腰を捩った拍子にナカのパールが肉壁を小さく刺激して存在を主張した事で思い出す。
更には正面から抱きしめ合う形で互いの自身も触れ合っていて、アツキの自身からは先走りが溢れている事から、ヒノケンの自身からは吐精した事から濡れた音がいやらしく響いて。

「ふ…ッ…はぁ…ッ…」

ひとつひとつに派手さは無いが、淫靡には違いなく。
思わずアツキは熱い吐息。
しかしヒノケンの自身は吐精したばかりの為、射精前の逞しさは鳴りを潜めている様子。
つまり、回復するまで子虎なアツキとこうしてスキンシップをはかり回復を待つ算段か。
腰を捩って自身同士を刺激してきたり、艶を含んだ声で熱い吐息を漏らしたりと、放っておいてもアツキは勝手にヒノケンの自身を勃ち上がらせるだろう。
だが、ただそれを待つだけのヒノケンでもない。

もに…むに、ぐにゅ…

「ンひぁっ!?…ど、どっこ触っとるだオッサン!」
「ん、お前。結構イイ尻してんだな」
「アホか!アホなンか!そげにオモチャみてに…!」

ふり、ふりっ…
…コリュ…ゴリュ…ッ…!

「あ、ふッ…ンんっ…ナカの、玉っ…が…!」

大人しく背中を擦っていた筈のヒノケンの手が、不意にアツキの尻まで伸びて双丘を揉み。
つい振り払おうとしてパールの刺激が一層に伝わり。
その刺激に、ふるふると身悶え震える尻尾。
ヒノケンから見れば愛しさと、欲を増長させる姿。

「その尻尾は気に入ったか?」
「〜〜〜ッ…そげな訳ねぇべッ!」
「何だ、じゃあしょうがねぇ」
「……は…ちょ、ちょっと待つだオッサン…!」

ぐっ……ぬぽんッ、ぐぽ、ぬぽっ、ぬぽ…ぬぽンッ!

「ひ、ぁ。〜〜〜ッ…!…あ、アぁっ、あーッ…!」

にたりと上がったヒノケンの口角。
何が起きるのかを察したアツキは慌てて制止させようとしたが既に遅く、尻を弄っていた手が虎柄の尻尾を掴むと、一息に抜き去った。
パールは直線で連結されているモノではなく、一玉一玉の間はある程度の可動が出来るタイプであり、無理な角度での抜き去りにはならず。
パールのどれもがアツキの良い箇所を抉りながら後孔から抜け出、アツキはあられもない声を上げてその快感に身体を跳ねさせ、ヒノケンにしがみつく。

「っ、は…はーっ、はぁっ…」
「へっへっ…気に入らねぇとか言うわりにはイイ声が出たじゃねぇの。素直じゃねぇなぁ」
「はー…ッ…な、なんちゅうオッサンだべなッ…!」
「よしよし、そう怖い顔すんなって」

ポンポンと虎耳カチューシャごとアツキの頭に軽く触れ、改めて背中を擦るヒノケンの表情には全く悪い事をしたという意識は窺えず。
ただ、背を擦る手に少し労りを感じられるだろうか。
それで絆されてしまいそうになるから、アツキも自らの事がどうしようもないと自嘲する。

…ぐに…

「ちょ…オッサンッ…」
「しかし尻尾無しだと虎コスにならねぇな」

暫しの間、ヒノケンの腕の中に抱かれて背を擦られ、穏やかな時間が過ぎたアツキだが。
ヒノケンの指がアナルパールを失った事でヒクつくアツキの後孔に伸び、ピクリと反応。
また、良からぬ事を考えているのでは。

「…そ、そもそもあンの尻尾があったら…オッサンのなンか入らねっから、イイでねか…」
「って事は俺のを受け入れる気満々って訳だ」
「そンな満々とかでねぇだ!…だけンと」
「へっへっ…分かってる分かってる。…だが、俺はもうちょい回復させたいんでな、その間…今度の尻尾は気に入ってくれりゃイイんだがよ」
「……は。はぁあああっ?!」

ぴと……ず、ぷ…ずぷ、ずぷずぷぷ…っ…!

「ひ、ぁっ!?…コレ、もスかスて、バ、バイ…ブ…」
「ご名答、ちゃんと振動するヤツな」
「あ、アホーッ!絶対にスイッチば入れるで…!」

カチッ…ヴィ───…ッ!

「ンんんンっ…!アッ、や、やめぇ…ッ!」

脇に除けていた毛布の中に隠していた、別の尻尾。
今度の尻尾の付け根から先は男性器を模した形状をしており、パールを飲み込み解されたアツキの後孔はずぷずぷと受け入れ新たな虎の尻尾と成り。
問答無用でヒノケンは遠隔のスイッチをオンにすると、くぐもった振動音が開始された。

ヴィヴィヴィ、ヴィ───ンッ…!
…ニチュ、クチュッ、ニチュ…ン…

「ひゃンッ、あ、あンッ…もっ、止める、だ…!」

気が付けばヒノケンに捕獲の意味で腕ごとガッシリ抱き締められ、振動からは逃れられず。
ただ、腰だけは意識せずとも捩り、尻尾が揺れ。
腰を捩れば昂ぶりを取り戻してきたヒノケンの自身とアツキの自身が擦れ合ってしまう事も含め、ヒノケンの劣情を誘ってしまうだけなのだが。
アツキには止める術が無い。

「先にパールの方の尻尾を見せた時、"ソッチか"って言っていたよな。この感じだと、パールじゃなくて電動バイブの方が良かった訳だ」
「ンく、ぅうッ…どっちもッ、良くねッ…!」
「ほーお。…じゃあ、何がイイんだ?子虎ちゃんは」
「(……この、オッサン…は……)」

言わせたくて、聞きたくて。
ああ、嗚呼、しょうがないのだから。

「…センセー…の、ケンイチのでねば…イヤ、だ…」
「良く出来ましたっと、満点だ」

カチ…ヴィ、ヴヴ……
…ぐっ…にゅるるる…ッ…にゅぽンっ!

「ふ、ひゃ、アンッ…!…セン…け、ケンイチ…」
「獣相手ならバックが相応しいんだろうが、今日はお前の顔を見ながらがイイな。…そら」
「う…ン…」

アツキから欲した言葉を聞けたヒノケンは。
電動バイブのスイッチを切ってアツキの後孔から引き抜いてやると、可愛らしい鳴き声が。
しかしもっと、自分ならば良く鳴かせる事が出来る。
ヒノケンに浮かぶのは、そんな表情。
胸の上のアツキを抱き締め直して身体を転がし、今度はアツキをベッドに仰向けにさせ。
すぐさま脚を取って広げ、自身を尻尾の無い後孔へ。

ニチュ…ヒク…キュウッ…

「へっへっ…よく仕上がった時の反応だ、先っぽを当てただけで吸い付いてくるってな」
「いっ、いちいち説明せンでエエっちゅうに…!」
「了解リョーカイ。…挿れるぜ」

ぐ、ぷ…ンッ、ぐぷ、ずぷぷぷぷ…っ!

「〜〜〜…ッ…!あ、ふ、あアあーッ…!」

びゅく、びゅるるっ…びゅぶるる…っ!
…ぱたぱたっ…ぱた、ぱたた…

「…!…アツキ…」
「はっ…はぁっ…あ…あンまり熱くて…出つまっ…た」

後孔に亀頭を飲み込ませたところから、一気に根本まで深々と自身をアツキのナカへ埋め込むと同時、アツキは達して射精してしまった。
尻尾に付いていたパールやバイブとは比べ物にならない熱塊、嬲られたナカには熱過ぎて。

「だけンと、オラもっと…動くだケンイチ…」
「…すぐ、良いのかよ」
「散々に勝手スといてからに、こンな時に遠慮スるンか。…オラは、満足スてねぇかンな」
「…言ったな。もう気ぃ遣わねぇからな」

ずちゅっ、ずちゅ、じゅぶ…じゅぽっ、ぐぽっ!
ぱちゅ、ぱんッ、ぱんっ、ぱちゅン!

「ふあッ、アン、アンッ…センセっ、ケンイチッ…」
「へっ…堪らねぇな。お前が俺の名前を呼んで、そんな快感に溺れまくった顔をしていやがるとかよ…抑えらんねぇぞ、空になるまで出してやンぜ…!」
「うンっ…はンッ…オラもっ、また、イくぅッ…!」

挿れただけで射精したアツキに、一応の気遣いを見せたヒノケンだが煽り返してきた事で。
完全に火が点いたヒノケンはアツキの腰を掴み。
激しく自身を抜き挿し腰を打ち付け、貪る様にアツキのナカを穿って射精欲を高めてゆき。
突く度にプルンと揺れたアツキの自身も、竿に残っていた白濁を小出しに噴き出し終える頃には、次第に硬度を取り戻して再びの射精に及べる程の熱を持つ。

どちゅっ、じゅぽっ、ずっちゅ、じゅぶ…ンっ…!

「俺の全部を受け止めろよ、アツキぃっ…!」

…ぶびゅーっ…!ぶびゅるるるぅっ!びゅるる!
ドプッ、ドプドプ…トプンッ!

「い、ひ、アアッ…あっつ、い…ッ…!」

びゅぷっ…びゅっ、ぴゅっ…ぴゅるるっ…

グズグズになるまでアツキのナカを突き倒し。
これ以上は埋め込む事が出来ぬところまでヒノケンは自身をナカに挿れて、射精に及んだ。
アツキの咥内に出したと同じか、或いは上回る白濁。
ナカで暴れ蹂躙する欲の熱にアツキはぶるりと全身を震わせると、アツキの自身からも再びの精が放たれるが、立て続けに近い事から勢いは弱く。
数度の噴き出しの後は垂れ流されているに近い。
ヒノケンは自らの射精が終えても、ぐっぷりと自身は埋め込み続け、薄く涙を湛えた瞳で自分を見上げ見詰めているアツキの姿を焼き付ける。
なんだって───愛しい子虎、自分だけが見る事が。

ぐちゅ…ん、ずるる……ぶちゅっ!

「ンっ、けんい、ち…何スて…抜くンでねの…か?」
「…へっ。空になるまで出すっつっただろ、まだ…俺をもっと燃え上がらせろよ。…アツキ」
「ッ、はぁっ、ケンイチ…」

揉みくちゃに抱き潰されて何度も果てて。
気が付けば。
とっくに虎耳のカチューシャは何処かにいっていた。

───…

……パタン…

「(おっと。…ご機嫌ナナメか)」

情事の後始末を総て終え、寝室に戻ったヒノケン。
ベッド上に目をやると毛布の塊が出来上がっていて。
中身は…先程までの抱かれ方を思い返し、やっぱりあの虎耳尻尾プレイは如何なものかと、羞恥を含め機嫌を損ねたらしいアツキが包まっているに違いない。

「ちょいと正月気分で調子に乗っちまったんだって、機嫌を直して出てこいよ。…アツキ」
「……」

名前を呼ばれ、毛布の塊はピクンと反応したが。
それきり、毛布から出てくる様子は無さげ。

「(…やれやれ)」

ギシッ…ゴソ、モソッ…

「毛布だけで寒くねぇかよ、そら布団」
「……」

ヒノケンはベッドに上がると照明を落とす…前に。
毛布だけに包まるアツキへ布団の半分を掛けてやったが、やはり出てくる気配は無いか。
仕方なし、そのまま照明を落として布団に潜り。

「おやすみな、アツキ」

毛布の塊を軽く抱き。
何処だか分からないけれど毛布越しにキスを贈った。


───翌朝、目覚めたヒノケンは。
ゆるりと開いた目を優しく細める事になる。
毛布から顔を出し、寄り添い眠るアツキが居たから。

■END■

◆2022年の初えっちヒノアツは先生×生徒で◎
去年の前半は放課後の〜を書けていなかったので、上げたのは3本だけだったんですよね。
もうちょっと今年はバランス良く書きたいです。
放課後の〜は、えっちなお話が前提なのでプレイとかシチュとか書き始めるまでの気合いとかが合致しないと、ちょっと腰が重いという言い訳。
さておき、自分が書くえっちなお話は基本的に道具や玩具を使わない事が多かったのですが、年数だけは掛けて書いてきたから道具無しはマンネリ気味になってきたかな感が有り。
放課後の〜では、道具使用もチラホラ書こうかと。
去年はコックリングとかメスイキえっちで道具を出しましたが。新年一発目という事で干支コスえっち、虎尻尾なアナルパールで電動バイブのお約束から書いてみましたよ(*´ω`*)
あんまり長く使用したプレイにならなかったのは…まあ、また別の機会の為とかナントカ。
でも最終的にはヒノケン先生のが一番だよね!(爽)

2022.01.15 了
clap!

- ナノ -