ナッツと沢田兄弟
ヒバリさんと綱吉前提


「ナッツってさー。俺らの好感度ゲージみたいだよな」

「ん。言われてみれば……確かに」
 確かに……懐き方がオレたちそっくり。

「じゃあ、とりあえずエンマ君は好きってことだよな」
 すごい懐いてたからなぁ。ほわほわしててな。
「リボーンやランボ、チビたちもだな」
 嫌いなら一緒に住まない。

「あとあとー。獄寺くんは好きだけど」

「ちょっと、って感じ」
 彼女つくってくれねーかな。疑わしいから。

「山本は」

「好きだけど近付けない」
 ちょっと真っ直ぐ過ぎて怖い。

「ヒバリさんはー」

「意外と優しい」
 ロールの可愛がり方とか、あの人勘違いされるタイプだよな。

「骸は変態。クロームは可愛い」

「ディーノさんはお兄ちゃんって感じだな」
 骸も、きちんと関わり方覚えてくれりゃいいのに。

「……ねえ、綱吉」
「ん」
「ナッツが最近めちゃくちゃヒバリさんにべったりなのはなんで?」

 ……そこ聞いちゃう?

「それ、は」
「ねえ、進展したら教えるって、約束したよね綱吉」

 これは、ご立腹?

「や、その……告白とかは、まだだけど」
「で?」
「最近は、その……お茶誘われたり」
「ふーん」

 怖い。兄ちゃんその笑顔が怖いよ!

「今度、映画、いきます」
「……ちょっと鳥さんと話してくるよ」
「待って! ツナ待って!」
「やだ。綱吉泣かせる前に俺が泣かせる」
「いやいやいや、ヒバリさんがそんなことしないよっ! いや、ヒバリさんなら泣いてもいい!」
「やだ。綱吉泣かせるのは俺だけ。あんな鳥に、鳥、に……うわぁーん!」
「泣かないでツナぁ!」


「ガウ?」


「今日も平和だな。ナッツ」
「ガゥ!」

__
 ブラコンなツナでした。




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