とめられないブラコン編
ぷにぷにぷにぷに。さっきから綱吉を抱き枕にしていたら、俺のほっぺは綱吉のおもちゃになった。つつかれたり、引っ張られたり、人より柔らかい俺のほっぺはよく綱吉のおもちゃだ。まあ、触られて嫌な気にならないから、放置している。
「んーツナのほっぺ柔らかいな」
「ふーん」
ぷにぷにぷに。かれこれ十分はこうしてるような気がするが、人肌は落ち着く。抱き枕を嫌がる素振りを見せないから、遠慮なくベタベタする。
家庭教師は、さっきから何故か呆然としている。ただのスキンシップなのに、何が彼を呆然とさせているんだろうか。
「あー綱吉の体温落ち着くー」
「ふーん」
まあ、兄弟水入らずのスキンシップは久しぶりだから、しばらくこうしても良いだろう。
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ツナは人肌、綱吉はほっぺの感触が癒されるんです。