友人Sによると




白石くんが遊びに来たようです。



「ほな、おじゃましますー」
「どうぞどうぞ」
「ほんま、いきなり連絡もなしに来んなや」
「ええやんか。名字ちゃんも謙也も休みなんやし」
「まあそうやけど…」
「あぁ、すまんなあ折角のラブラブな休日を邪魔してしもて」
「なんやその顔!めっちゃむかつくわ!」
「その顔ってどんな顔やねん」
「(´・∀・`)こんな顔や!」
「ははっ」
「鼻で笑いよった!」
「まあいいからいいから、二人とも中入ったら?」






「謙也…」
「なんや」
「お前、やればできる子やったんやな…」
「何の話や」
「ベッドルームに決まっとるやんか」
「ブッ」
「毎日一緒に寝とるんやなあ、へー、ふーん、ほー」
「(むかつくけど返す言葉があらへん)」
「名字ちゃん、謙也うるさくあらへん?イビキとか」
「そんなんかかへんわ!…多分」
「ううん、静かだよー。たまにちょっと心配になるくらい」
「心配?」
「ほっぺつねっても、髪の毛撫でても全然起きないから」
「!?」
「ふーん、名字ちゃん、寝てる間謙也に色々触っとんのやなぁ」
「(全ッ然知らんかった…!)にやにやすんな!言い方が変態じみとるわ!」
「せやかて謙也も寝とる名字ちゃんに色々触っとるんやろ?」
「!?あ、ああアホか!そんなんしてへんわ!!」
「図星か」
「ちゃう!ちゃうでなまえ!」
「え、そうだったの謙也。私全然気づかなかったよ、ごめんね」
「俺の話聞いてへん!」





(でも私は謙也の彼女だし、謙也の好きなときに好きなだけ触っていいんだけどなぁ)
(!!)
(ええなあー同棲。やっぱ俺もしよかな)



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