流れ星におねがい




「わー!また流れた!見て見て謙也!」
「ほんまや!ごっついわー流星群」
「星降る夜とはこのことだね」
「こんな都会でもちゃんと見れるんやなぁ」
「あ!また来た!ホラ謙也、お願いごとしないと!」
「おう!せやな」




「……」
「……」
「……」
「…あー!ダメだ!3回も言えない!」
「こんだけぎょーさん流れとるんやから平気やろ」
「謙也はどんなお願い事したの?」
「んー?内緒や内緒!」
「えー、なにそれずるい!」
「そういうなまえは?」
「謙也とずっと一緒に居れますように!」
「えっ」
「でも3回も言えなかったなー…」
「…アホやなぁ、そんなんお星さんにお願いせえへんでも、叶えたるっちゅー話や」





(ちゅーか、俺もおんなじこと願ったしな)
(え?)
(なまえが、この先もずっと隣で笑っててくれますように)



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -