あのさ貴方は僕の孤独が絶望の比喩だと知らんのだろう

 冒涜のための読み物
 薬なら要りません
 野放図
 貴きは孤高
 まして命乞い等するよし無い
 痺れが夢に優る夕
 イジマシイのは止せ

ひりつく夢は慾の残滓
僕はまやかしに護られている


それと僕の魂は実に実に重いのだ


◯◯
◯◯◯


御前崎で待つてゐる
早やう目ぇ覚ましてお出で
僕は貴様の綻ぶお顔が見たいのだ
あの海はいつたひ何処まで続いてゐるのかしら
貴様の胸にも波は寄せるか

波は僕等を浚ひはせぬか

× × ×

朝も夕も青であることにかわりはないよ


暴徒と瓦解

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