おお男の腕に抱かれて眠る夜を
忘れまい

まぼろしのかなたへ消え去った
わたしの愛のひとよ
なお君はわたしの胸のなかにある

ひとつひとつ
君たちが教えてくれた
知っているだけでは本当には知り得ないことがあった
君たちが与えてくれた
わたしはそれを身をもって感じ
そして君たちを知ることができた!

愛も憎しみも
別々に存在し
苦しめ傷つけながら
最後には癒やす
昇華される
あかつきは
いつも戸惑うほどにまぶしく
そのまぶしさに弱るこころもまた
一興

おお愛のひとよ
あなたがくれた喜びを
信じよう

あなたの腕の偉大さは
世界とおなじ



愛の胸で眠る
2018/11/07





×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -