過去作品14
彼女のことは、忘れました。身のためだから。いちはやく、忘れました。あの日のなみだも、忘れました。ただ、この季節になると、ふと横切る。彼女のおもかげ、ぽたぽた、ぽたぽた、落ちている。うつくしいままで。彼女らしく。おそろしいほど、凛として。
愛というのは、記憶なのでしょうか。

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