『吐きそう』
「吐くなよ?」
『ごめん無理かも』
「おまえどんだけメンタル弱いんだよ。これが菊が言ってた豆腐メンタルってやつか」
『やだよーもう慣れないことはするなっていう神様からのお告げだよこれは』
「そんな神がいるか神を冒涜するんじゃねえ」
『いやあああ絶対無理だっていや希望したのあたしだけどさああああ』
「わかった、やり遂げたらなんでもしてやるからとりあえず行ってこい」
『なんでも?』
「あくまで俺の許容範囲内でな」
『それじゃなんでもじゃないじゃーん』
「うるせえ。いいからやってこい。俺は逃げずに待っててやるから」
『はーい…』
「大丈夫だ、おまえはなんだかんだ言ってやるときはやる女だってわかってるからな。頑張れよ」
『…うん』











『アーサー!!!!』
「お。終わったのか」
『ただいま!!アーサーあのね!!!』
「おかえり、わかったからとりあえず落ち着け」
『バイト受かった!!!!』
「おめでとう。だから言ったろ?おまえはやるときはやる女だって」
『なんでもしてくれるって言ったでしょ!!ご褒美ちょうだい!!!』
「ご褒美だぁ?」
『とりあえず、私と今からデートしよう!』
「俺をデートに誘うんだから、朝まで付き合えよ?」








って感じの大学生アーサーさんに面接とか何かしらの大きいことがある前に元気づけてもらいたいなというお話です。友達同士だけれどもなにかきっかけがあったらすぐにお付き合いするような関係かなと。こんな男友達が欲しかったです。





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -