▼物語
そこは住人一人一人が色を持つ
不思議な国、通称【色の国】。

住人達は基本的に色を課せられているがその中でも
特別な十二色、原素の色(原色)を課せられている者がいる。

何故自分達に色が課されているのかと
不思議にする者もいるが色の住人達は
平和にこの国で過ごしていた。

だがある時、無色という存在が現れ
平和な日常は少しずつ壊れていく。

笑いあり?涙あり?な彼らが紡ぐ物語。

「こんな色なんて無くても、ボクらはボクらなのにね」

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▼用語
【色の国】
住人が色を持っている不思議な国。
森6:街4な自然が豊かな国で中心には
ハートの女王の城がそびえ建っている。
様々な種族(人間族、獣人族、幻想族)
が住んでいる平和な国だが
場所によっては治安が悪い。
また異世界とはゲート、通称「兎の穴」と繋がっている。

【色】
住人一人一人が持っているもの。
生命エネルギーに近い、
不思議なもので解明されていない部分が多い。
色を失うと廃人の様になったり
自我を無くしたりする。
最悪の場合は死ぬ可能性も。
持ち主の意志によって視覚化可能。
(その場合球体型の光になる)

【原素の色(原色)】
色の中でも特別な十二色。
(赤・黄・橙・桃・緑・黄緑・青・紫・茶・黒・灰・白)
すべての色の大元とも言われる。
他の色と比べると鮮やかな点以外はあまり変わらないが
その色の美しさ故か一部住人は羨むこともある。
原色以外の色は皆薄かったり
濃かったりとまちまちである。
課せられている対象者がいない場合は欠番になる場合もある。

【帽子屋一族】
帽子屋の一族。
ダイヤ、クラブ、ハート、スペードの四つの家から成り立つ。
それぞれの家には後継ぎがいる。地位は貴族と高め。

【トランプ兵団】
ハートの女王に使えているトランプ兵の部隊。
構成は隊長のスペードのジャックを始め
1〜10、ジョーカーの幹部トランプ兵のメンバー。
幹部メンバーの下には下っぱトランプ兵が部下がいる。
隊長、幹部のみ自分の番号のイヤリングをしている。
また幹部メンバーは同じ孤児院出身らしく仲が良い。




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