(nameplease) 全て、嘘ならばと 死を望み、死に臨み、耐え切れぬ咎がこの背中を押し潰すまで、罪にまみれたこの両手で、抱きしめることなど出来そうになかった。安っぽい正義も下らない感傷も吐き捨てて、気高き獣となれたなら、君はきっと泣いていた、僕はただ見てみぬふりをしていたけれど。 何事からも背を向けていた自分は今になっても物事から目を逸らして、 前 次 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -