マイキャラ紹介

ちりぬれば こふれどしるしなきものを けふこそ桜折らば降りてめ
折りとらば をしげにもあるか桜花 いざやどかりてちるまでは見む


睡蓮(スイレン)
同じく白拍子だった母曰く、「天上人と恋に落ちた。」らしい。母は「月に帰る夫と共に、私も月に参ります。」と、睡蓮が幼児の時に居なくなった(外人と駆け落ちした)ので、あまり母を覚えていない。純真無垢だがどこか天然の少女。
まだ若いが、舞は1級品。宮中に呼ばれ舞うこともあるのだが、個人的に屋敷へ呼び寄せると、何故か呼んだ男性が不幸に遭うため曰くつきの白拍子。死人まで出てしまい、その容姿が金髪・青目だったこともあり鬼の子だと噂され晴明の所へ。実際は、彼女に付き纏う妖かし黒龍と宮守の強烈な過保護と嫉妬心から近づく男が次々排除されていただけなので、今は晴明の庇護を受ける、ということで落ち着いている。(っていうか2人が晴明に勝てなかっただけ、とも言う) 陰陽の才覚は、天性。今は師匠(晴明)から教えを受けているが、元々見鬼であり妖かしに好かれる資質を持っている。持久力は皆無だが、式神を操ることには長けている。普段は人化した黒耀と共に、肩にイモリの泡沫を乗せ、式と歌合わせや貝合わせをしたり、笛を吹いたり舞の練習をしたりして、のんきに遊んでいる。

黒耀(コクヨウ)
黒龍。人化した時は白髪・紅眼の青年。不吉と邪悪の化身といわれる黒龍だけあり、自信過剰な快楽主義者で残忍。他人を堕落させ闇に引きずり込むのが大好きで、綺麗なものを見ると闇に染めるか喰おうとする根っからの鬼畜。その好みは性別に左右されないので守備範囲は本来広い。龍だけに酒好きで酒豪。睡蓮を気に入っており自分だけのものにしようと奔走中。現在は睡蓮の筆頭式神。攻撃力はかなり高く、好戦的。

泡沫(ウタカタ)
宮守。かつては生真面目な武士であったが、自分が遣え敬愛していた姫の戯れで、単身敵地へ送り込まれ非業の死を遂げた。その魂はイモリに宿り、妖かしとして生を受けることとなり、目的も見いだせずただ時間を潰しているところを黒耀と出会う。それ以降、彼と行動を共にしている。その性格は、理知的で酷薄。睡蓮を妻に迎えようと奔走中。イモリの姿か右目に刀傷のある青みがかった銀髪の青年姿で普段は生活中。繊細な術を使いこなす闇系式神の参謀的な存在。

暁鬼(ギョウキ)
鬼内裏。京で人を喰らい襲っていた妖かし。睡蓮を襲ったおり、黒耀と泡沫に喰われかけ仕方なく睡蓮の式神に下った。今は黒耀と泡沫へ嫌がらせするのが趣味。教養もあり風流を解していると自負するだけあり女好きで、しかもその美貌から勝手にモテる。ただし、気まぐれで特定の誰かに執着することはまず無い。本来の紅い瞳を誤魔化し、貴族のなりで姫の館を巡って生活中。

伽羅(キャラ)
金翼王。鳥人の王族で王位継承権を持つらしいが、現在家出中の問題児。美少年だが口が悪く高慢。人間とその生活に興味があり、いつもフラフラ京を見て回っている。

成瀬(ナルセ)
賽卜占。睡蓮の陰陽師としての才能を見抜き、面白そうなので賭けを持ちかけ負けたことで仲間になった。飄々とした態度の掴みどころのないちょいワルオヤジ。酒と博打を愛し、唯一黒耀と対等に渡り合える存在で怒らせると怖い。

白菊姫(シラギクヒメ)
白娘子。睡蓮に死にかけたところを助けられ仲間になる。数百年を生きる白蛇。人化している時は色気あふれる女性で気位も高い。しかし姉御肌で面倒見がよく、頼りになる存在。幻属性の妖かしをまとめる存在で、術に長ける。お茶の時間が大好きで、色々な茶葉を溜め込んでいる。

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