組織 レリウーリア

滅びの足音が聞こえる……
そんな世界でも、人々は生き続ける。


※シナリオの進行に合わせ加筆・修正あり。ここに名前の上がっていない作中の人物は、皆さん他所の子です

▼レリウーリア
『人は、この偽善に支配された籠の世界から脱し、自由になるべきだ』
現存する政府・社会を否定し、破壊活動を行なう集団。“総統”と呼ばれる黒い仮面の男が率いる。“自由”という大まかな定義のもと、浄化プラントや軍の庇護を受けることで生活することそのものが罪だとし、施設の攻撃・破壊を行っていたりするが、そのほとんどは、組織の実態すら知らない信奉者が、独自の判断で破壊活動を行っている。“功績が認められれば幹部になれる。”そう信じた構成員は、紅い爪月のシンボルを掲げ、日々派手に行動している。
しかし、組織幹部・および幹部候補は、皆結末を求めていない。争いが絶え間なく続くことが真の目的であり、"彼ら”の娯楽だからだ。最上級幹部のlunar eclipse(月食)が空席となっているのは、総統の分身となれる人物がいないから。結成当初は別に総統が存在し、ヴィルフリートがlunar eclipseの地位にいたが、彼に討たれた。実力に応じて入れ替わりがあるが、ここ数年は固定している。総統・最上級幹部の特権と実力は他とは別格。

最上級幹部  
lunar eclipse 空席
full moon オーレリアン=ブリュンティエール
new moon アロイス=ベルク

上級幹部
crescent lunulate アンネリーゼ=バルヒェット
first quarter 榊 雅斗(サカキ マサト)
last quarter  月読 (ツクヨミ)

幹部
moonlight セドリック=アヴァロン
lunar halo セレスティノ=アラニス
evening primrose 殺愛(アヤメ)


【散って逝ったレリウーリアの総統】
レリウーリアは、当初社交界で黒蝶と呼ばれたガルン帝国王家の血をひく女性、シャルロッテ=エメルダ=ブリューゲルトが結成した集団だった。ひたすら世界の破壊を望んだ彼女は、実力があるものなら素性問わず登用していたため、ヴィルフリートとオーレリアンはたやすく組織に潜り込み、幹部へ駆け上がることで闇社会での名を売った。彼女自身腕に覚えもあり、二人のことは仮面をつけ闇のヒーローごっこをしている子供、程度にしか思っていなかったのだが、その認識が彼女を結果的に破滅させる。


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