「瀞霊廷って女の子いっぱいいるしみんな可愛いしナースいるし何て言うかもうマジ最高だよね!!!

「お前頭の中いつもそれか」


おやおや何を言っておるのかねこの男の子は。
わたし=女の子大好き!じゃないか。
あーあルキアちゃんに会いたいな雛森ちゃんとお茶したいな乱菊さんの胸に顔を埋めたいな。


「ってことで瀞霊廷に来てみました」

「……うおッ!?おま、いつの間に…!」

「さっき会話したじゃねーかよー一護くんよォー」

「(気配消すの無駄にうまいなこいつ!!)」


一護の背後をこっそりと、それはもう泥棒よりももっとこっそりとついて…つけて行った。
ひゃっほう!これで瀞霊廷侵入成功!


「とりあえず四番隊にお邪魔してくるよ!!はあはあ!!!」

「鼻息超荒えええ!!!何コイツ!!」


四番隊!四番隊!
卯ノ花さんを筆頭にすばらしい女性軍団!!
まあ多少男もいるけど…花ちゃんは可愛いからいいや。眼鏡三席はいらない。


「ナース!ナース!はあはあ!今度織姫ちゃんやってくれないかな」

「井上に何やらせようとしてんだお前は!!ああもう鼻血拭け!!目を血走らせるな!!ニヤけるな!!!」

「ちょっと一護わたしの妄想の邪魔しないで!今ナース織姫ちゃんシュミレーションしてるんだから!!」

「すんな!!!」


すんなとか!
一護はわたしの生きがいを奪うのね!酷い!
恋次くんを味方につけて報復してやらァァ!!


「チッ、仕方ないから十番隊にするよ」

「仕方ないってお前…何しに来たんだ」

「女の子眺めに」

「もうお前帰れよ!!」


そりゃあ現世にも素晴らしく可愛い女の子はいっぱいいるよ!織姫ちゃんとか!
だがな一護!同じように瀞霊廷にも可愛い女の子は五万といるんだよ!
たまりませんね!!


「じゃあな一護!背中に気をつけな」

「何する気!?」


十番隊、ってか乱菊さんで目いっぱい目の保養をしてから六番隊に行こうかな。
恋次くんを味方につけにな!
フハハハ首を洗って待ってろ一護!!


「(また厄介な事になった……)あ、」


アイツ一人で行かせちまったァァァ!!!


「ん?今何か一護の声が聞こえたような……」




鈍感女
黒崎くん



「アイツ恋次と会ったらどうしよう!!確実に持っていかれる!!」

「乱菊さん乱菊さん乱菊さぁーん!!!」







 
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