チーム獺間で座談会
丸テーブルに
氷月→黎溟→露利→聡明 の順に座ってるよ!
1 自分の右隣に座っている人を紹介してください。
氷月「日之影黎溟。煩くてすぐに抱き付いてくる鬱陶しくてうざったい男よ。付き合いは長いわね」
黎溟「ちょっ、氷月さん!? ひどくないですか!?」
氷月「事実じゃない。それより早く進めなさいな」
黎溟「えええ、まじひでぇ…。
えー、桐生露利。俺達の妹みたいな存在で……なんつーか、よく食べるよな」
露利「いっぱい、入るから…」
氷月「それが不思議で仕方無いわ」
黎溟「露利の胃袋ブラックホール……」
露利「…?」
聡明「露利、進めろ」
露利「あ、うん…。
えと、獺間聡明。私を拾ってくれた恩人で、ご飯がおいしい」
黎溟「やっぱりそれは外せないんだな」
聡明「最後は俺か。
凉無氷月。好戦的な性格だが、悪い奴じゃない。弟が世話になってるな」
氷月「全くだわ」
黎溟「あの、氷月さんほんとそろそろ俺のガラスのハートがぱりーんしそうなんですが…」
氷月「すればいいじゃない。好都合よ」
黎溟「えっ……」
2 今現在、囲んでいる卓の上に何か置いてありますか?
聡明「俺が作った茶菓子と」
氷月「私が淹れたお茶ね」
露利「どっちも、凄く美味しい……」
黎溟「料理の腕は並なのにお茶淹れるってなるとプロ顔負けだよなぁ」
氷月「褒めても貴方のお茶に入った毒は減らないわよ」
黎溟「入ってるんですか氷月さん!?」
氷月「冗談よ」
黎溟「…………………」
3 今現在、顔を合わせている中に好きな人・恋人はいますか?
氷月「いないわね(即答)」
黎溟「えー、ほらー、右隣とかにさー」
氷月「いないわね」
黎溟「…………………」
聡明「俺も、いないな」
露利「私も……」
黎溟「まず二人はそれぞれ恋人いるだろ」
氷月「そうね。露利がまさか彼みたいな人を好きになるとは思わなかったけれど」
露利「いい人、だよ(むぅ)」
氷月「知ってるわよ(苦笑)」
4 今現在、顔を合わせている中に親友はいますか?
黎溟「俺と!氷月さん!」
氷月「ハッ」
聡明「鼻で笑われてるぞ」
黎溟「…………あれだよ、きっと。ツンデレ……」
氷月「(聞いてない)この中に親友っていうのはお互いいないわね」
聡明「友情、というより家族に近いからな」
露利「家族………」
5 今現在、顔を合わせている中に癒し系な人はいますか?
氷月「これはもう露利でしょう」
露利「私……?」
聡明「確かに」
黎溟「これは満場一致だろ」
露利「???」
6 今現在、顔を合わせている中に変人はいますか?
氷月「日之影黎溟という男よ」
黎溟「即答な上きっぱりと言ったな!!」
氷月「あら? 何か不満でもあるのかしら?」
黎溟「そりゃああるだろ!!」
氷月「嫌だわ…言葉を濁すと余計傷付くかと思ってきっぱり言ってあげたのに…」
黎溟「何で噛み付いた俺が悪いみたいになってんの」
氷月「噛み付くところではなく感謝するところよ」
黎溟「お前ほんとは俺の事嫌いだろ」
氷月「やあね、今頃気付いたの?」
黎溟「………………」
聡明「その辺にしといてやれ、氷月」
露利「黎溟泣きそう……」
7 今現在、顔を合わせている中にオタクっぽい人はいますか?
露利「おたく……?」
氷月「露利はまだ知らなくていい事よ」
露利「???」
黎溟「知らない奴もいるし第一うちにはいねぇな」
聡明「そうだな」
黎溟「てことで、次」
8 ぶっちゃけ、嫌い(苦手)な人を無言で指差してください。
黎溟「…………あのー、何で俺の事指差すんですか氷月さん」
氷月「指差せ、との注文だったから」
黎溟「そんなに俺の事嫌いですか!!」
氷月「そうね、正直な所嫌いというよりテンションが苦手な時があるわ」
聡明「そっちか」
露利「確かに、テンション高いとき、あるよね」
黎溟「え、あの、それは……ごめんなさい」
9 今現在、顔を合わせているメンバーは仲が良いですか?
氷月「まあ、比較的仲は良い方でしょうね」
黎溟「え、君俺に同じ事言えるの」
氷月「本当に嫌ってたら一緒に学院に入ろうとなんて思わないでしょう?」
黎溟「! ほら!やっぱり氷月さんはツンデ……ごふっ」
氷月「言うんじゃなかった」
露利「みぞおち………」
聡明「綺麗に入ったな…」
10 突然、右隣の人に殴られたら、どうしますか?
黎溟「……今まさにしんでます……」
露利「私は、びっくりする……」
氷月「まあ、まず露利殴るなんて有り得ないわよね」
露利「聡明は…?」
聡明「俺は、何かあったのかと思うな。飯に不満とか」
露利「おいしいから、それは無い」
聡明「ありがとな」
氷月「私の場合もあり得ないけど、もし本当に殴られたら洒落にならないわよね。
聡明馬鹿力ですもの」
聡明「女を殴るなら手加減くらいは、するぞ」
氷月「だと良いわね」
11 突然、右隣の人が服を脱ぎ始めたら、どうしますか?
氷月「え、普通に引くわ」
黎溟「そんな真顔で言わないで!!」
氷月「いや、だって誰も貴方の裸なんて興味無いもの」
黎溟「分かってるけどさ、そんな真顔で言わなくても……。
あ、俺は普通に驚くかな。何があった!?ってなる」
露利「脱がない」
黎溟「例えだよ、例え」
露利「………私は、お風呂かなって思う」
黎溟「そか、一緒に住んでるもんな」
露利「うん」
氷月「聡明は?」
聡明「取り敢えず怒る」
黎溟「オカンか」
氷月「黎溟の前だけでは脱がないから安心しなさいな」
黎溟「何で俺!?」
氷月「日頃の行いを思い出しなさい」
聡明「こればっかりはフォロー出来ないな」
黎溟「兄貴!?」
露利「いつも抱き付いてるもんね」
12 突然、右隣の人に服を全部脱がされたら、どうしますか?
氷月「そうね、まず凍らせてから殺すわ」
黎溟「洒落になんねぇ……」
氷月「貴方がしなければいい話よ」
露利「私は、お風呂かなって」
聡明「やっぱりそれなのか」
露利「うん」
聡明「俺は、そうだな……想像出来ないな」
13 突然、右隣の人が発狂し始めたら、どうしますか?
氷月「とうとう壊れてしまったのか、と」
黎溟「とうとうって何!?」
氷月「黎溟は?」
黎溟「スルーですか、そうですか。
……俺は何か不機嫌が溜まって爆発したのかなと」
聡明「たまに癇癪起こすよな」
露利「えっ」
氷月「露利は?」
露利「……家の事で、何かあったのかなって……」
聡明「大丈夫だ、気にすんな」
露利「……うん」
聡明「俺は普通に機嫌が悪いのかと思うな」
氷月「機嫌が悪くても発狂はしないわよ」
黎溟「えっ」
氷月「凍らされたいの」
黎溟「申し訳ありませんでした(土下座)」
14 突然、右隣の人に愛の告白をされたら、どうしますか?
氷月「断る」
黎溟「ですよね!」
氷月「黎溟と付き合うとか冗談じゃないわ」
黎溟「俺だってこれから彼女出来るかもしれないだろ!」
氷月「神経疑うわね」
黎溟「ひでぇ……
……俺は彼氏さんと上手くいってないのかなと」
露利「いってる」
黎溟「だから例えだって」
露利「むう……」
黎溟「むくれるなって。悪かったよ」
露利「……私は、そういう意味では捉えられない、と思う」
氷月「聡明が一途なのは周知の事実ですものね」
聡明「恥ずかしい事を言うな」
氷月「でも事実でしょう?」
聡明「……………………」
黎溟「そういう兄貴はどうなんだ?」
聡明「そう、だな……何かの策略かと」
氷月「酷いわね」
黎溟「氷月さんが誰かに告るとかあんの?」
氷月「ないわね。逆はあるけど」
露利「あるんだ…」
15 これで解散です。みなさん、お疲れ様でした。
氷月「やっと終わったわね」
黎溟「だな。疲れたー」
露利「聡明、お腹すいた」
聡明「帰って飯でも作るか」
氷月「あら、ならお邪魔させてもらうわ」
黎溟「あ、俺も!」
おわり!
T h a n k Y o u Stenno