感謝 俺腐 | ナノ

感謝 俺、腐ってます。












 こんにちは。腐男子enjoyさせていただいております、氷室唯です☆いやぁ、最近真面目に仕事をしていて…まぁ簡潔に言いますと仕事をし過ぎて体に限界が来てしまったようです。
 生徒会室でいつの間にか書類を手にしたまま寝てしまいました。それでですね、起きたら何故か目の前に会長がいまして。叫びそうになるのを必死に堪えました。
 あ、状況を説明しますね。生徒会室にある仮眠室のベッドで、何故か俺と会長が二人で寝ているのです。
 ………何故!?俺、生徒会室にいましたよね、記憶喪失でも夢遊病でもないですよ。恐らく会長が運んでくれたのだと思われますが。ええ、そこは感謝しますよ。感謝しますけども!
 おかしいですよね。何ですかこの状況は。誰か説明してください。
 そして俺は今現在進行形で会長に抱き枕にされているのですよ。動けません。どうすればいいでしょうか。起こしていいですか?いや、でも寝ていてほしいですし。起こさないように抜け出せるでしょうか。
 多分無理です。だって腰をガッチリとホールドされてますからね☆

 あああああ!!!なんでこのような状況になったのですか、そこは俺じゃなくて可愛い受け子にしてください!けしからんもっとやr…ゲフンゲフン。

 ………はぁ。仕方が無いですよね。気持ちよさそうに寝ている会長を起こす気にもなれないですし。

 唯は脱力して目を閉じた。

 今日くらいは許してやりましょう。あ、すみません上から目線とか(爆)

 色々と思うことがありながらも、臣の温度に身を委ね眠りへと落ちた。


end.



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