姫はじめ2 | ナノ

姫はじめ












「じゃあ私とシましょう!」
「断る」


思考を遮られたと思ったらやはり押し倒されていた。
外人と日本人じゃまず体格からして違う。
脱け出そうともがいてもビクともしない。
やっぱりこうなるのか。
どこか諦めにも似た心境である。


「可愛い貴方をどうか食べさせてクダサイ」
「…一回だけだからな」


言い終わると同時に口付けられる。
仕方が無い。
これも絆されてしまった俺が悪いのだから。




(一回って言っただろっ)
(貴方が可愛すぎるのがイケナイのデス)
(お前何回目だと思って…ひあっ!)
(四回目デス。あと二回頑張りましょう?)
(なっふざけ…ああっ!―――)


end


*外人留学生×大学生
ルームシェアって素晴らしい
ジェイは姫はじめの意味を元から知っている確信犯
腹黒×流され



||→

.