姫はじめ 「じゃあ私とシましょう!」 「断る」 思考を遮られたと思ったらやはり押し倒されていた。 外人と日本人じゃまず体格からして違う。 脱け出そうともがいてもビクともしない。 やっぱりこうなるのか。 どこか諦めにも似た心境である。 「可愛い貴方をどうか食べさせてクダサイ」 「…一回だけだからな」 言い終わると同時に口付けられる。 仕方が無い。 これも絆されてしまった俺が悪いのだから。 (一回って言っただろっ) (貴方が可愛すぎるのがイケナイのデス) (お前何回目だと思って…ひあっ!) (四回目デス。あと二回頑張りましょう?) (なっふざけ…ああっ!―――) end *外人留学生×大学生 ルームシェアって素晴らしい ジェイは姫はじめの意味を元から知っている確信犯 腹黒×流され ←|戻|→ . |