(貞操の)危機 | ナノ

(貞操の)危機












「嗚呼すみません。思慮が足りませんでしたね。じゃあベッドに行きましょうか」

「じゃあの接続用法間違ってるぞ」

「え、公開プレイがお好みですか?」

「何でだ」

「しょうがないですね」ドサッ

「待て待て待て」

「此処でヤりたいんでしょう?」

「何処触ってやがる」

「ちくb」

「言わせねーよ?」

「もう。恥ずかしがるのも可愛らしいですけど、そろそろ黙りましょうか」

「だから顔近付けてくんなっつーの」

「邪魔ですねこの手」

「あ、ヤバい」

「さて、やっとキスが出来る」

「足があった」ドガッ

「っ、とんだじゃじゃ馬ですね」

「てめぇはとんだ変態だな」

「貴方限定ですよ」

「寧ろ俺以外で頼む」

「それは無理ですね」

「即答された」

「僕には貴方以外目に入りませんから」

「ときめいた俺の馬鹿。相手は変態だぞ」

「存分にときめいて下さって結構ですよ」

「断る」

「そんなに恥ずかしがらなくても」

「本心だ」

「足も押さえておきましょうか」

「貞操の危機」

「ハジメテ、頂きます」



終わっとけ。
勇者→魔王




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