（ねぇ、）好きだよ

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「落ち着いたぁ？」

「…おう」

「目にこれ当てた方が良いよー」

「…サンキュ」

「うん」

「…あの、さ」

「なぁに？」

「さっきのこと、誰にも言わないでくれ」

「言わないよ」

「…ありがと」

「どういたしましてぇ」

「………俺、」

「うん」

「もう良いかな。アイツの事は」

「そっかぁ」

「男同士とかやっぱり無理だよな」

「無理なの？」

「…相手に気持ち悪いって思われるだろ」

「そうかなぁ？」

「そうだよ」

「俺は宮下の事好きだけどなー」

「………は？」

「泣いてるの見て可愛いって思ったよ？」

「え、え？」

「ねぇ、好きだよ。宮下」

「あ…」

「俺と付き合ってみない？」

「で、でも」

「宮下、俺と付き合って」

「………」コクン

「本当！？やったー！じゃあ今から恋人同士だね、俺ら」

「…ああ」


いつも緩いのに、意外にも真剣なその目につられて頷いてしまった。
ほんのちょっとだけドキドキしたとか、本人には言えないけどっ！



Happy End?

包容チャラ男×友人(ﾂﾝﾃﾞﾚ気味)
大好きだ、バーカの続編
「ぜひチャラ男と！」「幸せにしてあげて」と言われたので書いてみました



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