(監禁)愛 | ナノ

(監禁)愛












「ねぇ、僕だけを見てよ。僕だけを愛してほしい」

「ああ」

「僕にだけ笑顔を見せてほしい。他の奴になんか笑わないで。殺したくなる」

「ああ」

「でも、無理だった」

「何が?」

「我慢しようって決めてたのに、他人が君に触れた瞬間溢れ出た」

「それで俺を此処に連れてきたのか」

「そう。監禁すれば、俺だけ。君の世界には俺だけが存在してて、俺の世界にも君だけが存在する」

「そうだな」

「ねぇ、僕の愛は重い?」

「まあ重いな」

「そっか。逃げるなら今の内だよ?逃げたらまた僕は追いかけるけど、でも逃げ切れたら君は自由だ」

「泣くな」

「早く逃げて。取り返しがつかなくなる前に」

「俺は逃げない。お前の愛は重いけど、拘束されるのは嫌いじゃない」

「無理だよ。重すぎて潰れちゃう」

「潰れてもいい。まあこの手錠は外してほしいとは思うけど」

「何で?」

「お前を抱きしめたい。お前に触れたい。お前の涙を拭いたい」

「!!!」

「別に監禁くらい良い。それくらいには俺もお前のことを愛してるつもりだけど」

「愛してる。一生愛し続けるよ」

「ああ、知ってる」

「死ぬ時は一緒だよ。君を殺した後に僕も死ぬ」

「ああ、分かった」

「腹上死してみない?」

「望むところだ」



*ヤンデレ×男前
この後は永遠と満足するまでヤるんだと思います



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