（総長が）惚れた理由っス

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「総長、質問良いっスか？」

「何だ」

「俺のどこに惚れたんスか」

「…あー」

「？」

「お前の、純粋な思いと笑顔にやられた」

「…思い？って何スか」

「お前はお前のままで良いってことだ」

「はぁ…？」

「純」

「な、何スか。急に名前なんて…普段呼ばないじゃないっスか」

「呼びたくなった」

「意味分からんっス」

「それで良い」

「ええーっ！」

「…純、好きだ」

「………知ってるっスよ」

「くくっ、顔紅いぞ？」

「誰のせいっスか！」

「俺のせい、だろ」

「―っっ」

「お前は変わらずにお前のままでいろ。総長命令だ」

「？俺は俺のままっスよ？」

「そうだな」

「………」

「どうした？顔紅いぞ？」

「気のせいっス！(笑顔にドキっとしたとか言えない！)」


end


総長もうちょっとだ！




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