04



「は、お前…?」
「え?ああ、俺足フェチなんだよ」
「あ、あああ足フェチぃい!?」
「そうそう。しかも坂井の足が好きでさー」
「はああああ!?」


 動揺している俺なんてお構いなしに山下は俺の足に触ってくる。その触ってくる感じがなんていうかエロっちぃ…ってそうじゃなくて!


「おま、離せよ!」
「無理。だって感触を味わうのも形を確かめるのも舐めるのも一年間我慢してきたんだし」
「!!?」


 な、なな舐め…!?


「一年生ん時の初めての授業、坂井って体育だっただろ?」
「…そういえば、そうだっけ」
「俺その時窓際の席でさ、たまたま坂井を見つけたんだよな」


 「あの時は理想の足に出会って感動したなー」とか言ってる山下の気持ち悪さ半端ない。有り得ないって。
 相手が例え綺麗な顔してても無理無理無理。しかもその間俺の足を触ったままだし!?

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