「…うん、ピアスか。考えてみます」「ええ、そうしてください」 お礼を言って去っていく後姿にポツリと木葉は漏らした。「極度のサドっていう噂ですから、耳に穴を開けられないように気をつけてくださいね」 彼の誕生日の翌日。真人の右耳には彼と揃いのピアスが飾っていたとかいないとか。 ちなみに以前の彼は貫通するとか怖い、と言っていたそうだ。つまりは、まあそういうことだろう。御仕事完了「やっぱり開けられたんだね…どんまい」 prev next ▼