| あすひゅぽっきー 「あなたもわたしもポッキー！」 「やりませんよ」 「なっ…なにを言ってるんだヒューバート！」 「さっき聞いてました。教官からあらぬ事を吹き込まれていたでしょう」 〜さっき〜 『アスベル。今日はなんの日か知っているか』 『今日、ですか？』 『今日はな、11月11日。ポッキーの日だ！』 『ポッキーの日？』 『この日に恋人同士がポッキーを両端から食べ、ちょうど真ん中で食べきることができるとその２人は一生幸せでいられるという』 『そうなんですか！…ん？ちょっと待ってください。真ん中で食べきるってつまり…？』 『そう。同じ量のポッキーを食し、最後にキスをするのがこの儀式の習わしだ。それが、ポッキーゲーム』 『ポッキーゲーム…』 『どうする。いるか？』(ポッキーを差し出す) 『…いただいていきます、教官！』 〜さっき、終〜 「騙されすぎです、兄さん」 「面目ない…」 「教官も、習わしだーなんて…」 「でも、やってくれるだろ？ポッキーゲーム」 「ポッキーは食べてあげます」 「ポッキーゲーム」 「一人でどうぞ」 「ポッキーゲーム」 「ですから、」 「ポッキーゲーム」 「………」 「ポッキーゲー」 「分かりました分かりましたからそんな目で見ないでください」 「やった！」 -------------------- アスベルの粘り勝ち 小ネタ 2011/11/13 11:39 |