ルチ編

※実際にあったプレイの内容を遊んだもの。小波くんの変態度増し増し。

それでもいいという方はどうぞ







とある日曜日

何の予定も無く、ふらふらシティ内を練り歩いて龍亜に会った時にもらったカードパックを開けていた。


お、やった。奈落入ってた
なんだか自分が買ったパックより、人からもらったパックの方がなんかアタリが入ってる事が多いなー

とか思いながら気分でデュエルレーンへと向かっていた



前から小さい白い布の山がこっちに向かってきている。
…一人しか居ないな。


「おい、小波 僕が貧相なお前に恵んでやるよ」


ぽいっと投げ渡されたのは何とも可愛らしい花束だった。

「まぁ、それでも食べて腹でも膨らませなよ。きひひっ」


……ルチアーノが…花束をくれただって?!これはアレか。プロポーズってヤツか!!

男の子が女の子にするアレ。…どうせなら俺がしたかった……今日は何もないし、ルチアーノを部屋に呼んで―――とか――とかするか?

いやいや、花束だぞ。俺。きっと純粋に好きなんだぜ、やましい事無しで
じゃあ、ここはぐっと我慢だな。



「ありがとう、ルチアーノ大切にするよ」

自分でも完璧な笑顔だったと思われる表情を浮かべ礼を言った


「な、なんだよ小波のやつ。嫌味に笑って喜ぶとか…きもちわる」


もう一人の俺の欲望を鎮めるために足早に立ち去った俺にルチアーノの呟きは聞こえなかった








その翌日。またしても何も予定が無い日だった。連休はうれしいが、いかんせんデュエルをしたいよ。さすがに


この日は、デュエルの相手を捜してシングルデュエルをしてみたりして午前は過ぎてしまい今はおやつ時だった。



ちょっと興味本意でシティ郊外へ出てみた。
そしたらまた白い布の山が居た


「小波今日はコレをやるよ。どうせロクに食事もしてないんだろ」


俺はそんなに食に困っている様に見えるのか…なんて思いながら差し出されたアイテムを手に取る。


この前は花束だったから今回は手作りのお菓子とかまたかわいい物だったら俺は死ねる。とか考えていたことは間違いだった手渡された物を見ると『栄養ドリンク』と、でかでかと書かれてあった。

説明文には元気になりすぎて危険…とかそんな文字が見えた。



その瞬間に、はっと気づいた。ルチアーノは俺を誘っているのだと…!


前の花束も伏線でいつ俺が気づくのかをテストしていたに違いない!!だって、現にここには俺とルチアーノだけである

そうなったら行動は一つ。


もらった栄養ドリンクをぐっと一気に飲み干した。まさかこの場で飲むとは思わなかったであろうルチアーノは、驚いた表情をしていた


「ルチアーノはやり手だなぁ。こんな回りくどい事しなくても言ってくれりゃあいいのに」


「は?何言ってんの」


「大丈夫、優しくするから。」



「へ?ちょっと、何言ってるかぜんぜんわかんないよ。ち、ちょっと脱がないでよ!脱がさないでよぉ!!や、やめ…小波っ///」



真っ赤になって照れながら最後の方、涙目で抵抗してたルチアーノは最高にかわいかったです。



おいしくいただきました




―――――
実際にあったプレゼント事件。

ルチにハァハァするしかなかった

しかし、この件は犯罪である




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