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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -

▽影山零治の養子(inzm)
 フォルダ整理してて見つけたのでネタ帳に供養

影山名前
 影山零治の養子として引き取られ文武両道才色兼備に育てられる。サッカーの才能はあったがサッカーに関することを一切させてもらえず。
学校もサッカー部のない雷門に通わされていたが円堂がサッカー部を立ち上げたのをきっかけに、零治には内緒でサッカー部に所属し、帝国学園との練習試合で才能を爆発させる。
 サッカーに関わったことを零治に知られ咎められるも、話し合いの結果そのままサッカー部にいられることとなる。

 零治が本当はサッカーを愛していると知っており父親として敬愛している。若干ファザコン気味。

▼必殺技

パーフェクトフリーズ:ボールを凍らせ高い位置から踵落としでゴールへ入れるシュート技でボールに触れた部分を凍らせる程度の効果がある

アイシクルフォール:敵が侵入出来ないよう氷柱でゴールまでの道を作るドリブル技

ダイヤモンドブリザード:局地的な猛吹雪を発生させ相手の視界を奪い、その隙にボールを奪うブロック技


・十年後
 髪が肩まで伸び春奈同様にサングラスを頭に掛けている。プロリーグにて活躍している有名選手だが急に長期休養に入ってしまう。その真相は雷門の監督補佐をするためであった。




・プロット未満の書きたいこと

・FFI時はやたらと不動を気にしてる
・エイリア終了後あたりから学校行かないで引きこもり、零治のビデオ等を見て能力向上させてた
・FFI選抜で新技披露
・元お日さま園出身
・エイリア編は大阪手前で離脱、沖縄で豪炎寺さんと一緒に合流
・零治事故死後情緒不安定に
・ガルシルドに対しての憎しみが酷い、殺したいほど憎い
・鬼道に嫉妬




・イギリス戦前のパーティー

「名前さん似合ってますね!」
「ああ、家柄が家柄なだけにね、こういうパーティーには慣れてるんだ」

 そう言うと途端に場の空気が悪くなるのを感じた。みんな俺の家柄という言葉、つまり影山零治のことを思い出したんだろう。そうやって気を使われる方が迷惑なんだけどな。




・アルゼンチン戦前のあたり

 零治がイタリアエリアにいると聞いた俺はいてもたってもいられず席を立った、俺が何をしようとしているのか察したのか鬼道に腕を掴まれた上にゴーグル越しに睨まれる
 そのゴーグルは零治から貰ったものだということも知っている。いつでもそうだ、鬼道は零治のことを知ったように言う。俺よりも零治に愛されている鬼道が憎くて仕方がない。

「名前どこに行くつもりだ」
「どこって、イタリアエリアに決まってるだろ?」

「子供が親に会いに行く、それ以上の理由なんて無いだろ」




・vsデモーニオ

「わざわざ見た目も鬼道に似せるなんて俺に対しての当てつけかよ」



「いつまでも鬼道鬼道って見苦しいぜ影山!」
「もっと……もっと俺を見てくれよ零治!!」

「お前らのような二流品が総帥の作品だったと?」

 デモーニオの言葉が俺の心臓に痛く響いた、俺は零治の作品の一つにすら成れないという事実が重くのし掛かる

「確かに、俺は零治の作品にすら成れなかった落ちこぼれだ」

「だけど俺は零治の息子だ! 零治が何と言おうと俺はサッカーに関わる!」




・イタリア戦前

「フィディオ、このビデオ貸すから試合までに見てくれ」
「……わかった。何のビデオなんだ?」
「見れば分かるよ、しっかりと覚えてね」

 あと試合終わったら返してね、と付け足すのも忘れずにビデオを渡せばフィディオはしっかりと受け取ってくれた。後は彼が俺の考えに気づいてくれれば幸だが。




・イタリア戦

 零治がサッカーを愛していたことを知っていた、自分と同じ思いを俺にさせたくなくてサッカーをさせなかったんだということも分かってた。
 だからこそ俺はサッカーをしたかった、零治が憎み愛したサッカーをもっと知りたくなったんだ。

「だって俺は影山零治の、父さんの子供だから……!」

 金髪白スーツも似合ってるよ、父さん。

「零治に愛されてるサッカーが羨ましいよ」




『本日オルフェイス監督のミスターKこと影山零治さんが事故で亡くなり――』

「は……?」





・GO編
 
 ベンチに座って、倉間を呼びつけて半ば無理矢理膝の上に座らせれば離せと抵抗されてしまう。しかしそこは大人と子供、抵抗が無駄だと悟ったのか大人しくなった倉間をゆっくりしっかりと抱きしめる。
 思っていた通りだ。

「この小ささしっくりくる!」
「やっぱり離せー!」


「遅くなった、すまぬー」
「あれ、名前兄ちゃん?」
「……ひかる? 輝じゃないか。久しぶりだなー!」
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