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▽おジャ魔女×dgmn(ヤマト)
タイトル:ふれたいこころ

デフォ名:秋月かなで(あきづき かなで)

 小学三年生の終わり頃にお台場から美空市に越してきた女の子。同年代の女子の中では高身長の部類に入り、すらっとしている。
 父親は有名ロックバンド“ベター・デイズ”のボーカル&ギター、母親は有名ハーピストとその音楽の才能を色濃く受け継いでおりハーピストとしての頭角を現している。
 魔女見習いドレスの色は黒。目玉焼きにはラー油派。

 お台場に住んでいた頃、通っていた喫茶店のオーナー・マジョトリルの正体を偶然に知ってしまい、魔女ガエルにしてしまった彼女を元の姿に戻すため魔女見習いとなり頑張っていた。だが魔女見習い一級の進級試験を目前にマジョトリルは病気で他界。それ以降魔女見習いの姿になることなく過ごしていたが、親の都合で美空町に引っ越してどれみ達との出会いをきっかけに再び魔女見習いとして活動するようになる。
 魔女見習い服は黒。お付きの妖精は「セセ」。ハープの音がするポロンを使っている。魔法の呪文は「パピルテパミパミ ピピルピル」。マジカルステージでは「パピルテパミパミうららかに」。ロイヤルパトレーヌの時は「パピルテパミパミパトレーヌ」。

 パートナーデジモンはテリアモン。黒色の信頼の紋章を授かる。
 デジタルワールドへ行った際に人間世界(現実世界)から持ってきたものはケースに入った小型ハープと交換用の弦と道具、絆創膏、パララタップと指輪のセット。


テリアモン
 名前のパートナーデジモン。一人称は「ぼく」。
 口癖は「大丈夫」で語尾を伸ばす喋り方の呑気者。至ってマイペースで緩い性格のように思われがちだが、デジモンとしての闘争本能は持ち合わせており戦う時は真剣な姿勢で臨む。
 得意技は両耳をプロペラの様にして小型竜巻を起こす“プチツイスター”。必殺技は高熱の熱気弾を吐き出す“ブレイジングファイア”。
 進化形態:ゼリモン(幼年期1)→グミモン(幼年期2)→テリアモン(成長期)→ガルゴモン(成熟期)→ラピッドモン(完全体)→セントガルゴモン (究極体)
 ※テイマーズやハリケーンのテリアモンと性格や口調など似ていますが全くの別個体です。



 小学三年生の夏に母親を亡くし、その一ヶ月後にマジョトリルも亡くなり、塞ぎ込んでいたのを見兼ねた父親が美空市への転居を決める。美空第一小学校のどれみのクラスに転入、三年の秋。素っ気ない態度で他者と関わりを持とうとしないので玉木を始めとする一部のクラスメイトからは有名人の娘だからお高くとまっているのだと勘違いされ煙たがられる。
 実は母親とマジョトリルを立て続けに亡くしたことで自分のせいで周りの人が不幸になると思い込み、他者と深く関わることを恐れて近づけさせないようわざと愛想を悪くしていた。それまで仲の良かったヤマトや空たちとも距離を置くようになり、まともな話し合いもすることなく転校してしまったので彼らとの間にわだかまりが残っている。
 マジカルステージによって素っ気ない態度の理由を知ったどれみ達の行動と説得によって自分の存在を肯定できるようになり元の明るい性格に戻り、魔法でお台場まで行ってヤマト達とのわだかまりも解消し連絡を取り合うくらいに関係が戻る。

 ヤマトとは小学一年の時からクラスが同じでハープとハーモニカという共通の趣味である音楽を通じて仲良くなり、マジョトリルの音楽喫茶に二人で通っていた。




・アニメ沿いでオリジナル回を含むと全56話くらいになる+ドラマCDネタなどの番外もあるといい

・母親が死んだ時魔法で生き返らせようとしてマジョトリルに止められ、魔法で死者を蘇らせてはいけないときつく窘められる


・どれみに心を許す回がほしい。あまりにもクラスメイトと関わろうとしない名前を不思議に思うどれみがある放課後にハープの音に惹かれて音楽室へ行くと中でハープを奏でている名前の姿を見、その優しい音色と悲しそうな表情に悪い子じゃなくて何か理由があって距離を置いているのだと気づき、はづき・あいこ・おんぷに説明して今度は四人で名前のハープを聴きに行き、確かに彼女には何か悲しみを抱えていることに気づく。
 マジカルステージで「名前ちゃんの悲しみの理由を教えて」と願い出てきたのは一冊の週刊誌ととある喫茶店のショップカード。週刊誌の方には名前の母親が亡くなったという記事が載っており、ショップカードはお台場の住所が書かれている。魔法でお台場のその店まで行くが店はやっておらず、そのままの状態で扉には鍵が掛けられている。どうしたものかと考えていると喫茶店を訪ねてきたヤマトと出会う。(ヤマトは名前が転校する前から名前と共に度々マジョトリルの喫茶店“音楽喫茶トリル”に来ており、ここにくれば名前と会えるのではないかとトリルの死後も度々訪ねている。)
 ヤマトから喫茶店のオーナーであり名前の祖母のような存在であったトリルは既に他界していることを聞く。母親とトリルの死が立て続けであったことからそれが原因で塞ぎ込んでいるのだと察する。
 次の日、母親の一周忌に学校を休む名前。テレビでは一周忌追悼番組がやっていてそれで色々と察するどれみたち。一年前の今日はどのテレビ局も名前の母親の訃報を流し、中には喪服を着て遺影を持つ名前の姿を流す番組もあった。
 それから三日が経っても登校して来ず、名前の家を訪ねるも不在でもしかして、と音楽喫茶トリルへ行くと中でハープを奏でる名前を発見。どうしてここに、と驚く(どれみたちが魔女見習いであることを何となく察していたのでそこまで驚いていない)名前にどれみは素直に名前ちゃんとちゃんと友達になりたい、あんなに優しいハープを奏でるのに悲しい表情なのは何故? と素直に訊いて、お母さんとトリルさんを亡くして塞ぎ込むのは分かるけど、だからだて無理して人を遠ざけようとする必要はないんじゃないかな、と続ける。
 そこでようやく名前は自分の気持ちを吐露する。自分は周りの人を不幸にするから友達も作らないのだと、それを聞いたどれみは名前の手を取り、優しく言う。

 そのあとにマジョトリルも死んでしまい自分と関わると周りを不幸にしてしまうと思い込み周りと隔たりを持つようになった。友人であったヤマト達にも、彼らを不幸にしてはいけないと距離を置くようになり、わだかまりを残したまま転校。
 それをどれみが溶かしてくれる。


「名前ちゃんは優しいね。周りの人が不幸にならないためにって思ってるんでしょ? 優しいよ」

「でもね、お母さんのことも、トリルさんのことも、名前ちゃんのせいじゃないんだよ」
「名前ちゃんの音楽は周りを幸せにしてくれるんだ」
「現にあたしは名前ちゃんと友達になれてすっごく幸せだもん!」
「あたしも!」
「私もよ!」
「ふふ、私も!」

・その後タイミングよくヤマトが名前に会えるかもと音楽喫茶トリルをにやってきた所で再会、事情を説明して仲直り。何か嫌われるようなことをしたんじゃないかと不安だった、良かった、とヤマトは安堵。その足でサッカー倶楽部の練習場まで行って空とも和解。


・夢主が魔女見習いであることはまだ秘密。でもめちゃくちゃ匂わせる

「どれみちゃん達も試験、頑張ってね」
「え」
「試験って……」
「名前ちゃんもしかして私達が魔女見習いって気付いて……?」
「そ、そんなことあらへんやろー!」
「そそそ、そうだよ! もしそうならあたし達魔女ガエルに……!?」


・どれみたちが持っていた“音楽喫茶トリル”ショップカードを見たマジョリカが、懐かしいのぉ〜マジョトリルは元気にしておったか? と言ったことでトリルが魔女であることを知るり、名前のこれまでの言動はやはり彼女が魔女関係者であったのだと裏付けることに。その夜に魔女見習い試験のために魔女界へ行くとマジョトリルの墓参りに来ていた名前と遭遇、魔女見習いになった経緯とマジョトリルのことを聞く→先輩魔女見習いとして、MAHO堂の一員として正式に仲間入り。


・四年に進級。♯沿いで書きたいことだけやる。子育てにハープは有効らしくハナちゃんをハープの音色で寝付かせるが得意。相変わらずヤマトたちとは連絡を取り合っており、どれみたちから見ても付き合うのは秒読み状態。むしろ何故まだ付き合っていないのか。音楽喫茶トリルはマジョトリルの遺言で名前に譲渡され、現在はトリルの友人であるマジョトルテが名前の代わりに店を切り盛りしている。


・五年に進級。も〜っと沿いで書きたいとこだけやる。特にdgmn原作沿い。ヤマトからサマーキャンプの誘いを受けてどれみたちは二人の仲が進展するチャンスだと快く送り出してくれる。そこで名前はデジタルワールドへ行きひと夏の冒険を体験する。


・dgmn無印沿い序

 その年の夏は地球全体で異常気象が続いていた。
 東南アジアでは全く雨が降らず水田が枯れ、中東では大雨による洪水が発生。アメリカでは記録的な冷夏となっている。


・激突! 冷凍デジモン

 古城からベッドで飛ばされた先は雪の島だった。彷徨っているうちにガブモンを見つけ、体調を崩して寝込んでいるヤマトを看病することに。魔女見習い姿になって魔法でお助け道具を出す。

「ヤマトは……寝てるから大丈夫だよね。……テリアモン、ガブモン。これから私のすることは誰にもナイショにしてね」
「うん!」
「わかった〜!」
「パピルテパミパミピピルピル! 雪山遭難救援セット、出てきて!」

 焚き火と毛布とお湯と非常食。お湯を入れるとお米に戻る非常食をお湯多めに入れてお粥にしてフーフーしてヤマトに食べさせる+寝心地が悪そうなので膝枕。魘されながらタケルを心配する寝言を言うのでパタモンも一緒にいるし私達みたいに誰かと合流出来てるかもしれないし大丈夫だよって落ち着かせるようヤマトの頭を撫でながら優しく声をかける。流石に指先がかじかむのでハープは弾けない、むしろ指を切る恐れがあるので危ない。
 ヤマトが目を覚ましたら目の前に名前の寝顔がドアップ、しかも柔らかい膝枕だったことに気付いてビックリ&ドキドキ。当の本人は変な体勢で寝てしまったせいで身体が痛い。


・デジタルワールドでの冒険を経てヤマトと正式にお付き合いを開始。どれみたちにも報告しおめでとうパーティ開催。照れるよ〜!


・六年に進級。ドッカ〜ン沿いで書きたいことだけやる。進路の話でおんぷやももこ同様に、名前はハーピストという夢のため美空市から離れることを決意し、父親の作業場を占領してどれみたちと仲良くなるきっかけとなった音楽室でこっそり奏でていたあのハープの曲を録音する。演奏中に思い返すのはどれみ達と過ごした三年間。そしてデジタルワールドでのひと夏の冒険。


・卒業式。ボイコットしてMAHO堂に立て籠もったどれみに思いをぶつける。

「どれみちゃんがいなかったら私、今でも周りと距離を置いたままだった。ずっと一人で生きていくつもりだった。でもどれみちゃんがいてくれたから……どれみちゃんが壁を壊してくれたからヤマトや空たちとまた笑い合えるようになったんだよ……!」

「私はどれみちゃんと、ちゃんと小学校を卒業したい! 出てきて!」


・番外。デジモンミステリーファイル千年の封印を解け。ハーピストとして活動を開始した名前はその日京都でのハープのミニコンサートを行っており、終わり次第ヤマト達と合流する。

「名前!」
「ヤマト! それにみんなも、どうして京都に?」
「オレ達はかくかくしかじかで……名前はコンサートだったよな」
「うん。小さめのコンサートだけどチケット完売してくれた良かったぁ」
「オレも行きたかったな」
「次やる時はチケット用意するから絶対来てね!」
「相変わらずラブラブね〜!」

「中央には黄竜とか麒麟がいるから……アグモンは黄竜」
「ぼくキリンする〜!」
「まぁ確かにテリアモンは角が生えてるし麒麟っぽいけど……黄龍と麒麟二体も要るかな?」
「だいじょーぶ! 一人より二人の方がパワーも倍だよ〜!」


・16ネタ。一応原作に倣ってどれみ視点

 名前ちゃんは高校生ながらにプロのハーピストとして大活躍していて、最近では有名なアーティストとコラボで楽曲を出しており、世間ではもう親の七光りなんて言う人はいない。あたしも大親友として鼻が高いよ、なんちゃって。
 今は全国ツアーで忙しいんだけど同窓会には何とか時間を作って参加するって言ってたから、今から会うのが楽しみ!

「私のツアーの為に同窓会の日程変えてくれてありがとう。みんなにも会えて嬉しい!」

「それでね、三人に相談したいことがあるんだけど、後で時間もらえる?」
「勿論!」

「相談っていうのは、おんぷちゃんのことなんだけど……」
「!」


・17ネタ

 元旦のテレビに生出演しているおんぷちゃん以外は全員揃っている。ちなみに名前ちゃんは有名アーティストとのコラボ楽曲をひっさげて昨日の紅白に出演していたから元日はお休みなんだって。
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