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「#幼馴染」のBL小説を読む
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- ナノ -

▽猫主(OP→tns)
タイトル候補1:猫とはこういう生き物だ!
タイトル候補2:素晴らしき哉、ニャン生!
タイトル候補3:然もありニャン


 ネコネコの実モデルラグドールの女が猫に転生して合宿所に居つく。何度か追い出そうとしたが警備の犬は軽くいなされ捕まえようにも全く捕まらない。特に悪さをする様子もなく、寧ろ選手たちには癒しとなっているのでコーチ陣からはアニマルセラピーという建前で認可され、可愛がられている。
 かれこれ十数年生きている老描と思いきや肉体年齢は成猫と同じくらい(前世の名残り?)。一般的な猫の身体能力をはるかに凌ぐスーパーキャット。ハムちゃん飼っている鬼以外の高校生組は大体部屋の扉を開けている。
 前世での名残りからお風呂(水溜まり全般)があまり得意じゃない。実家で猫飼ってる越知が入れている。中学生が来てからは越前白石鳳柳乾も入れてる。その日の気分で夢主が選ぶが大体越知。
 越知白石贔屓。
 前世はとある海賊船のクルー。船長は億超え賞金首だったが夢主に賞金はかかっていない。獣フォルムの手配書はある(二つ名は“気まぐれキャット”、懸賞金は200ベリー)。猫に転生してから冒険心で日本各地を転々とし、冒険に飽きて合宿所に落ち着いた。
 一人称はにゃー(猫状態)、わたし(素面)。好きな食べ物は鶏肉とおかかおにぎり、嫌いな食べ物は玉ねぎとチョコレート。玉ねぎが嫌いなのは父親の海賊団で奴隷同然の扱いを受けていた時に船員の殆どが玉ねぎの腐ったような臭いをさせていたから、チョコは父親の好物だったから。

・能力者時代では通常の猫サイズ〜人間大まで獣型時の大きさを変えられた。(専ら小型状態だったが)

・合宿所の犬(警備)より強い。そりゃあ元海賊ですから。
・越知の視線にもひるまない。そりゃあ元海賊ですから。
・みんな名前を付けたがるがどれも却下。一応本名はあるので。まぁ伝えられないのですが。
・合宿、というか世界大会終わったらどうなるの?→それは連載の展開次第さ。
・脱走していたハムスターのかえでを捕獲、鬼へお届け
・あくと飯や乾汁は臭いで即拒否。
・合宿所の犬が苦手な知念を助けてあげる。
・猫飼ってるの:越知/越前/白石/柳/乾/鳳

・かえでが脱走しているのに気づいた夢主が咥えて捕まえて、鬼に見つからないうちにゲージに戻しておこうとしたがゲージにかえでを突っ込み扉を閉めようとした所にタイミング悪く鬼が戻ってきて怒られる、というか怒鳴られる。「何してやがる!!」まぁしゃーにゃいわな、過程をすっ飛ばして結果だけ見たらそうにゃるわ。とさっさと部屋を出ていつも通り越知の肩へ。入江が鬼にそういえばさっき君のハムスターが脱走していたよ、と鬼に告げて、鬼は真実に気づき、菓子折り(猫缶)を持って夢主に謝る。ハムスターに手を出さないと分かった鬼と仲良くなる。分かってくれりゃいいさ。他人のハムスターを喰うほど飯にゃ困ってにゃいぜ。「にゃにゃーん(他人のネズミを喰うほど飯にゃ困ってにゃいぜ)」


・眠れない月光と眠れない猫。窓辺で月を見上げる猫主。「にゃうにゃーにゃみゃ(にゃんだい少年。君も眠れにゃいのか?)」どうせ伝わりっこないと分かっていても話しかけてしまうのはこの姿でも人の言葉を喋れていた頃を思い出していたからか。「……あぁ。俺も寝付けなくてな」「ニャ!?(伝わった!?)」「」
しょうがにゃいにゃ〜、と交感神経を副交感神経に変えるためには首を温めると良いと昔船長が言っていたにゃ。いつもの要領で越知の肩に飛び乗り首を温めてやる。必殺首温め。そのまま越知のベッドで寝落ち。越知はその日の夢で人間の姿の夢主を見る。夢猫の方は久しぶりに夢を見なかった。

・中学生が合宿に参加してから中学生に夢主を取られがちになり寂しくなる越知

・仁王が猫(夢主)にイリュージョンしようと試みるも上手くいかない。動物だからかではなく夢猫ちゃんだからなのだが仁王は解っていない。その日以来付き纏われデータを集めまくる仁王。一週間後、ようやく夢猫にイリュージョン成功。何故かその姿の仁王と会話が出来たので色々と話す。イリュージョンによって夢主の過去を見てしまった仁王。
・夢猫ちゃんの過去。母親は生んだばかりの夢主を父親の元に置き去りにして失踪。父親が無名のクズ海賊で育児放棄し下っ端船員に雑に育てられ物心ついた頃から奴隷同然に扱われていた。原作2年後軸から17年前(夢主12歳:ロビンの1つ下でペンギンの一つ上、ローの3つ上)ノースブルーのとある港で大物海賊にケンカを売り壊滅、そのどさくさに紛れて夢主は脱走、飢えからその辺に転がっていた果物(悪魔の実)を食べ猫化。キャパオーバーで気を失って倒れていた所をロシナンテに拾われ、ドフラミンゴらには内緒で介抱される。ちゃんとした餌を貰い、回復までの間に自分に起きたことと周りの状況を探り理解し、回復後は野に帰される。悪魔の実の話は断片的にしか知らないので戻れるとは思っておらず、人間に戻れないのならば猫としていきるしかない、と決意。奴隷のように扱われていた時分よりはマシな生活だ。体力をつけ、猫なりの戦い方を身に着け、他の動物との生存競争を勝ち残り、町で残飯を貰ったり、こっそりロシナンテに貰いに行ったり。ローと出会ってからも同じことの繰り返し。猫生活にも慣れた頃にロシナンテに餌をもらっていた所を彼のドジでドフラミンゴに見つかってしまい、ロシナンテのペットとして認識されることに。その後はロシナンテのペットとして海賊団に所属。ロシナンテがローと一緒に海賊団を離れた時もついて行く(ドフラミンゴ達が嫌い。デリンジャーは赤ん坊で分別が無く容赦なく噛んだりよだれまみれにされるので特に嫌い。セニョールピンクは割と良くしてくれるので普通。そもそも父親がクズ海賊だったので海賊自体が大嫌い。ハートの海賊団を結成し色々と世界の広さを知っていく過程で海賊嫌いも改善された、しなくていい気もするが)。自力で猫化を解くことが出来なかったが海に落ちて溺れて意識を失った際に元に戻れた。以降ローたちと共に能力の訓練を行う。
・ちなみにロシナンテに付けて貰うまで名前は無かった。血の繋がった実父にさえ名付けてもらえず“おい”とか“テメェ”等で呼ばれていた。船員も同様。ある程度大きくなった頃から売春を強要されていた事もしばしば。
・仁王この記憶見たとかハード過ぎんだろ……こんなんゲロ吐くわ。直ぐイリュージョン解除しろ。

・仁王が夢主の人間バージョンにイリュージョンして夢猫を探している所に越知と遭遇。夢で見て忘れられない女が目の前にいて動揺する(ポーカーフェイス)越知。そこへ夢猫が登場、人間の自分がいてびっくり、でも納得、仁王の肩に乗って弱猫パンチをお見舞い(過去見ちゃうんだからやめとけ)。仁王に戻って越知も正気に戻り、仁王に今の女性は誰だったのか尋ねる。
・猫パンチの仕返しに夢猫の過去を越知にバラす仁王。いや別にバレて困ることはないのだが。今はただの猫だし。
・そこから越知に猫扱いから人間の女性扱いされるようになって困惑する夢主。完全に恋愛対象として見てやがるにゃ。

・最終的になんやかんやあって人型の姿に戻れるようになる。乾汁と柳汁とあくと飯が混ざったヤバいやつを事故で食べてしまったとかしよう。乾汁万能説。
・そんで越知と恋人になる。仁王から夢主の過去を聞かされて、尚も好いているというのなら、こちらも受け入れよう。越知が諦めるのを諦める。ニャンと驚くことばかり。しかしこれも運命なのかもしれニャいにゃ。全ては月光と出会った時から始まっていたのかもしれにゃい。さもありにゃん。



番外ネタ
・もしも人型に戻れたら。越知か白石と寝ている夜間に本人も知らずに人型に戻っていた。真っ裸。起きたら裸の女が隣で寝てる。色々やばい。女物の衣類なんてないのてとりあえず一緒に寝てた人の学校のユニとか上着を着る。カゴプリだと白石は寝る時パンイチらしいので裸の男女が寝ている図が出来上がる。完全にアウトですやん。あくと飯のせいかもね。まぁメス猫なんだから女の子になるのは必然か。とりあえず元に戻るまでは仕方ないので保護。名前を聞く。白石少年今朝はごめんねー。あ、いえ、その……。思春期というより今朝の裸を思い出してしまうのでしどろもどろ白石。それから無事に猫に戻ったがいつも通り接することが出来なくなり、暫くぎくしゃくしてしまうのであった。もしくは夢オチ。

・前世のように任意で人の姿に戻れるようになり越知の飼い猫兼恋人になったルートで×dc。ポアロにて梓に飼われる前の大尉に交尾を迫られ返り討ちにし大尉が舎弟になったのをきっかけによくポアロに訪れるようになりコナン達と出会う。人型になると裸のままとなり問題が生じるため基本的に越知のいる所でしか人間の姿には戻らないしその場合大抵越知の上着を着ることになるのでノーブラノーパンのまま(女物のパンツを持ち歩くのは色々とリスクが高い)。
・当然たが人間としての戸籍は存在しない(コナンや灰原と同じ)。




 吾輩は猫である。猫種はラグドール。名前はあるがこの世界では人間に呼ばれたことはない。そりゃあ私の名前を人間に教えることが出来ないのだから当たり前だ。今の私は本当にただの猫なのだから。

 前世、というものは輪廻転生というものを信じている者にとってはきっと誰しもに存在するのだろう。しかしそれを覚えている者は皆無に等しく、覚えている人間が時たま現れてはメディアを賑わせるらしい。かく言う私にも“前世”と呼ぶべき記憶が存在している。というよりその前世の続きを生きている感覚すらある。
 前の私は人間だった。半分猫の、人間だった。悪魔の実と呼ばれる食べると海に嫌われる代わりに不思議な能力を得る実を食べた結果私は猫に成る能力を得たのだ。

 この世界での知識を蓄えながら全国津々浦々北は北海道から南は沖縄まで、と言うのは大袈裟だが大体その位のスケールの旅をしたような気になりながら色々と見て回った。途中、熊を始めとする肉食獣や虐待目的として危害を加えようとする人間と出遭ったりもしたが身体能力は前の世界とそう変わらなかったのでその尽くを返り討ちにし、その内私に負けて忠誠を誓った野生動物共に付きまとわれていた時期もあった。
 しかし冒険は前の世界で充分楽しんだし奴らと一緒でなければ冒険に意味を見出せなくなっていたのだ。故にここでは余生としてのニャン生をのんびり過ごすと決めた。
 家猫に成るのもやぶさかではないが誰かに従属するのはあまり好きではない。何もしなくても飯が出てくる生活に憧れがあるからこそ悩ましい。どうしたものかと考えていた時に見つけたのが無人の施設であった。


 猫とは大抵一日中寝ている生き物である。そう、猫とはそういう生き物だ!
 人間の姿で惰眠を貪っていると大抵は船長か他のクルーにだらしが無いとどやされるのだが中々どうしてこの姿でいると一日中寝ていても許される。
 観客席の陽のあたるベンチの上で丸まって目を瞑る。


 前の世界でも人間でいるより猫でいる時間の方が長かったので猫としての生活にこれといった違和感はなく、年齢による体の大きさに変化はあれど身体能力も概ね前世の通りだ。




▼もしも途中ではぐれて麦わらの一味に拾われていたら。
・とある島に補給の為に数日停泊した際に寝ているところを野良と勘違いした島の子供たちに持って行かれ、全クルーが夢主が乗っていると思い込んだまま船が出向し、起きた時には既に船は出向した後だった。電伝虫でローに電話すると俺たちはシャボンディ諸島へ向かうからお前もどうにかして来いと言われる。合流すべく商船・軍艦・海賊船に忍び込み乗り継いでロングリングロングランドまでたどり着いた際に麦わらの一味の船を見つける。そういえばローと同じDを持つ者だったと、丁度いい、どうせこの船もいずれシャボンディ諸島に行くのだろうと忍び込む。という流れ。
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