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▽調査隊員主(マダラ/pkmnLA→NRT)
 夢主≠テルショウ。ギンガ団の調査隊員主が時空の歪みからNRTの世界に転移してマダラと惹かれ合う。

 手先が器用で製造隊に所属していたが、材料を自ら取りに行くことやポケモンに対して物怖じしない性格と本人の希望によって調査隊へ異動した。
 元々ヒスイ地方の少数先住民族だったがポケモンに集落を襲われ一人だけ生き残ったのをヒスイに移ってきたデンボクらに保護される。この地方のことを教える代わりに衣食住を提供されギンガ団に所属する運びとなった。

手持ち:ハピナス/トゲキッス/ガブリアス/ガチグマ/イダイトウ♀/ギャロップ(オヤブン)


・なぜか写輪眼の幻術が効かない
・大体の忍術、ローリング回避で何とかなる
・LA主人公=ショウは終始親身になってくれた夢主に懐いていて、ポケモン図鑑完成させた。



▽大まかな流れ(プロット)

1章:調査隊の任務の途中で時空の歪みに飲み込まれる→抜け出したら知らない土地(NRTの世界)だった→創設期たちと知り合い、なんやかんや仲良くなる(ちょっとずつマダラと惹かれ合う)→瀕死のイズナを元気のかけら(かたまり持ってなかった)で助け、千手とうちはの争いを終結させる→帰る方法を模索しつつ、木の葉隠れの里の創設に伴い里内でお薬屋さんをやることになる→色々あって、マダラと恋仲になる→クラフトの材料を集めに行った先で時空の歪みが発生、それに入って元のヒスイ地方へ帰る→夢主がいなくなったことで創設期メンバーは躍起になって探すも手掛かりなし、元の世界に帰ったのだと結論付ける→千手への不信感など色々なことが重なっていた所に夢主の行方不明が決定打となりマダラは月の眼計画を企て、里を抜ける。(ここで一旦一区切り)

2章:元の世界に戻り前までの生活に戻り数年、LA主人公の活躍によって図鑑完成後の時間軸→調査先に出現した時空の歪みにより再びNRTの世界にトリップ→木の葉隠れの里が随分と様変わりしており、それとなく、情報を集めればあれから42年たっていたことが発覚。三代目火影となっていたヒルゼンから自分がいない間に起きたことを聞かされる(扉間の弟子たちとは顔見知り。イズナは夢主がいなくなってしばらくした後の大戦で殉死、マダラは柱間と対立して決闘の末に殺される)→ヒルゼンの計らいで薬屋さん兼ハピナスのタマゴ屋さんを開業(ハピナスのタマゴを原料としたコトブキマフィンが一大ブームに、食べた人たちはみんな優しくなれるし心穏やかになるので木の葉隠れの里の民度が一気に上がる。ダンゾウは里を守るために非情な方法を選択しなくなり、うちははクーデターの発想自体無くなるし、サクモを中傷する人間もいなくなる)→ミナトを通じてカカシたちと仲良くなる→オビトの訃報。葬儀の後、誘拐されたと言っていたリンに一応めかくしだまを渡しておく→めかくしだまを使い二度目の誘拐を防ぎ三尾の人柱力にならずに済む→生きてたオビトが木の葉に戻ってくる(みんなハッピー!)→オビトからマダラのことを聞かされ、→マダラに会いに行き、互いの愛情を確認し合い、次は同じ世界で生きよう、と約束してマダラを看取る→リンにクラフトレシピと方法を伝授し薬屋を譲り渡して元の世界へ帰る(後にナマエから教わったなんでもなおしでイタチの病を治す)。終わり。

EX:やっとの思いで時空の歪みを見つけてヒスイに戻る→新たにコトブキ村の一員となるヒスイに到着したばかりのギンガ団の新人として紹介されたのはマダラ・イズナ・柱間・扉間の四人だった!(四人とも記憶を持ち越しており、生まれこそ違う地方だったがナマエな話から得た断片的な情報からヒスイ地方のコトブキ村に辿り着いた)→マダラと運命の再会。「約束通りだ。それに言っただろう、オレの愛は重いと」。終わり。

その後:上記のマダラの気障な台詞を他の三人にからかわれるのは確定事項として。四人は今後調査隊員としてナマエの下で働くこととなる。調査隊と言っても図鑑が完成した現状はヒスイの発展を主たる目的とし、ギンガ団の各隊を小分けしてそれぞれの村を発展させていくこととなる。
・ちなみにマダラも柱間も兄弟全員健在。四人以外は幼いので兄二人が養うことに。当然忍術は使えないけど身体能力は変わらないのでめっちゃ仕事出来る。
・LA本編でも語られた既存のベースキャンプを村に発展させる計画が本格的に始動し、そのうちの一つを夢主の管轄とし、各部小隊と新人四人を連れてノモセ村の発展と村間の道の整備を頑張る。




・1章。ポケモンたちは口寄せ扱い

「いや、口寄せってやつじゃなくてこのボールに入ってて……」
「その球を使って口寄せするのか! すごいんぞ!」



・1章。無限月読の存在を知ったマダラが例え話でそういう世界があったらどうする? と夢主に話題を振った際の夢主の返答と持論

「そんな世界があったとして、きっとつまらないんだろうね」
「つまらない、か……いたずらに命が奪われることもないし、誰かが涙を流すことのない世界はお前にとって理想じゃないのか」
「そりゃあ誰も死なないのが理想だよ。でもそうじゃないから私達は生きるために必死になれるんだ」
「だったら最初から必死になんてならなくていい世界の方が良いに決まってる!」
「確かにそうかもね。でもマダラの言うその世界は本当に幸せを感じられる?」
「なっ……そんなの幸せに決まってる」
「でもさ、幸せだけの世界じゃそれが幸せだと気づけないんじゃないかな」
「!」
「不幸なことがあるから、幸せがより大きく大切に感じられるんだよ。幸せしかなかったらそれは幸せじゃなくてただの当たり前……日常でしかない」
「そうか……そういう考えもあるな」
「それにさ。大切な人がが死ぬのは悲しくて辛いことだけど、生き物は悲しみを乗り越えて強くなるから」
「……お前は強いな」
「強くあろうとしなければ生きてけない世界で生きてきたからね。……マダラたちは人間が相手なんだからさ、例えハラワタを見せ合えなくても言葉は通じるんだから、早々に諦めちゃだめだよ」
「……」





・2章。扉間班と飲み会。絡み酒

「みんな大きくなったね〜。お姉さんは鼻が高いよ」
「ダンゾウは火影であるヒルゼンを陰ながら支えてるんだねぇ、偉いぞ! 別に火影がすごくて偉いってわけじゃないんだ」
「天から役目なしに降ろされたものは一つもない」
「私のご先祖から代々伝わる言葉でね、鳥も虫も獣もみんなそれぞれ役割をもって天から降ろされたものであって、人間の勝手な都合で環境破壊してはいけないって意味なんだけど、これって虫とか獣だけじゃなくて人間にも当てはまるんだよ」
「人間一人ひとりに役目があって、その役目っていうのはきっとその人じゃないとダメなんだと思う。生き物は全て自分の役目を全うすべく一生懸命生きているんだ。ヒルゼンが火影になったのも、ダンゾウが暗部の長になったのも、天が与えた役目なんだよ、きっと」
「私の役目はきっとあの時イズナを救うことだったんだと思う」
「ま、野心を持つのも大事だけど君の役目は君にしかできないんだから胸を張っていいんだよ」
「それに、忍者って耐え忍ぶ者のことを言うんでしょう? ダンゾウのやってきたこと、きっといつか報われる日が来るよ」
「たまにはこうして酒飲んで笑って話し合うのも大事だよ。同期とかじゃなくて友達としてさ!」
「うわー、長々とごめんね。なんか説教じみちゃった」



・2章。ヒルゼンの計らいで薬屋さん兼ハピナスのタマゴ屋さんを開業。ハピナスのタマゴを原料としたコトブキマフィンが一大ブームに、食べた人たちはみんな優しくなるし、一時的に強くなる→うちははクーデターの発想自体無くなるし、サクモを中傷する人間もいなくなる「人の命は何よりも重いよ。死んだら何も残らないんだから」
子供たちだけではなく大人も含めた憩いの場(駄菓子屋的な)となる


・1章。クラフトの材料を集めている時にちょうど雨っ子がピンチの場面で雨っ子助ける

「は? 人質取るとかクソじゃん」

「ガブリアス、じならし! イダイトウ、早業みずのはどう!!」

「大丈夫?」
「あ、ありがとうございます」
「困った時はお互い様だよ! これ、きずくすりね。じゃ!」




・2章。オビトの訃報→リンにめかくしだまを持たせる(女の子だし一度攫われてるって聞いたから。念のため)→三尾の人柱力にならずに済む→生きてたオビトが木の葉に戻ってくる→みんなハッピー

「目隠し玉が役に立ちました! ありがとうございます!」
「役に立ったみたいで良かった!」


・2章。オビトからマダラのことを聞いて会いに行くまでの経緯とか。マダラの許へ落ちて保護されたオビトが夢主の名前を口走ったことでマダラから根掘り葉掘り訊かれる→名前が生きているのならば月の眼計画は止めようと考えるがまたいついなくなるかもしれないし……と葛藤→動けるようになったオビトに名前を連れてくるように言う→オビト里に生還しリンと再会した喜びでマダラとの約束をしばらく忘れていたが、ふと夢主がマダラの名前をつぶやいたことで思い出してマダラのことを夢主に話す→マダラに会いに行く。という流れ。



・2章。じじいマダラに会いに行く

「聞いた話だとこの辺みたいだけど……ガチグマ、穴掘れる?」


「いた! マダラめっちゃおじいちゃんになってんね」
「ナマエ、なのか……?」
「ヒスイ地方出身、本物のナマエさんだよ〜ってもう君の方が年上なんだっけ」
「会いたかった……会いたかったぞ……」
「私も、会いたかったよ。……ようやく会えたね、マダラ」
「こんな体ではお前を満足に抱くこともできない」
「何言ってんの! ほらギューってしてあげるから。……あっ、もしかしてアッチの意味だった?」
「フッ。相変わらずだな……」

 あはは、と笑ってマダラの身体をぎゅっと抱きしめるナマエ。最後に会った時とはまるで別人の感触が返ってくる。筋肉もなければ脂肪もない、骨と皮だけの老体。それでも彼は、ナマエが恋い焦がれたうちはマダラだった。

「マダラはさ、もう十分に役目を果たしたよ。こんなぼろぼろになってまで、頑張ったね」
「次はさ、同じ世界で生きよう。信じればいつかきっとまた巡り会えるよ」
うちはオレの愛は重いぞ」
「へへっ。知ってる!」




・EX。紅蓮の湿地の荒野ベース。夢主の集落を襲ったオヤブン個体の赤いギャラドスが現れナマエはトラウマで体が動かなくなり間一髪でマダラに助けられる。

「何ぼーっとしてんだ! オレが助けなければ殺されていたぞ!!」
「……!」

 どんなにつらいことがあっても怖いことがあっても気丈に明るく振る舞うナマエがこんなにも委縮している。
 そこでその昔ナマエが自分の親のことを話してくれた過去を思い出す。

「……ナマエの一族を襲ったやつか」

 マダラの言葉にナマエは無言のまま力なくうなずいた。

「俺たちで退治してやろうぞ!」
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