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「#幼馴染」のBL小説を読む
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▽歴史ハンター君(ロー/HxH→tukn→OP/男主)
 ワノ国出身の多重転生主。白髪赤目。打刀・山姥切国広を帯刀。普段は白い半狐面を着けているおり付いた二つ名は“白狐”。
 ハートの海賊団所属。最悪の世代の一人。

 遺跡を守り歴史の真実を追求し正史を守る歴史ハンター。ハンターとして培ったノウハウから古代文字の解読を得意とし、独学でポーネグリフの古代文字を七割くらいは解読出来るまでに至った。“歴史は人が作る”が座右の銘。


「断截して掌握する空間(プライベートゾーン)」
 任意の空間を切り取り自由に操る具現化・放出・操作の複合能力。
 任意の範囲を他の空間と遮断することで相手を空間に閉じ込めることは勿論、空間を圧縮して見えない弾として攻撃したり、切り取った空間を盾にしたりと色々チート性能。
 また、切り取った空間内の酸素濃度を増減させたり振動率を変えて完全防音にしたり屈折率を変えて姿を見えなくすることなんかもお手の物。
 六面体だけではなく球体状や複雑な形で切り取ることも可能。
 どこを切り取っているのかは凝を行うことで視認可能。切り取られた空間は薄い膜のようなものに覆われている(結界師的なあれ)。

・空気銃(エアガン)
 切り取って圧縮した空間の弾を撃ち出す技。

・交換(チェンジ)
 同じ体積の空間を二つ作りその中身を交換する。


「夢現乱舞抄(アナタトワタシト)」
 かつて共に歴史を守るために手に取ったことのある刀剣を具現化する特質系能力。具現化した刀を取り出す際は己の胸から(某ウテナ的なあれ)。刀を具現化すると同時にその刀の付喪神を自身に降ろし半トランス状態となるため言動がちぐはぐになることがある。
 刀を具現化するだけでなく神降ろしもしている故に具現化ではなく特質。tukn世界からトリップした際に後天的に発現した。




 霜月牛マルの息子。モモの助と同じ年に生まれ、鈴後の習わしとし二振りの刀を送られる(山姥切国広と薬研藤四郎)。ワノ国にいた頃は長い白髪をポニーテールにしていた。
 名前元来の面倒見の良い性格と同い年ということもありモモの助とは親友さながらの仲に育つ。

 前世、前々世の記憶持っていることもありあらゆることを熟してみせたことで2歳にして神童と呼ばれる程の成長を見せる。おでんを除くロジャーの船から降りた光月家との交流が始まる。
 4歳にして剣術で大人を圧倒するレベルに達する。同時に、念能力の修行を開始(表向きは流桜となっている)。おでん帰国、親類やモモの助等におでんの話は聞いていたため裸踊りの件は何かを抱えてのことと察していた。
 5歳の頃、鈴後にてゲッコー海賊団と百獣海賊団の戦争が勃発。半狐面を着け、地元で暴れてる海賊を殺し回った末に“白狐鬼”と呼ばれるに至る。この時、周で強化した山姥切国広にてカイドウに傷を付け、以降カイドウはおでん同様にそれを引きずることになる。

 おでん処刑当日、モモの助の側にいてやりなさいという父の言葉に従いおでん城にいた。火を放たれても尚城から逃げ出さない名前を信頼し処刑場から逃げ仰せた錦えもんたちと共にトキの能力を知らされ、俺はモモの助たちと未来にはいけない。20年修行して全盛期まで戻すから、20年後にまた会おうな! とモモの助と硬い握手をして別れる。念能力で屈折率を変え見えなくした上で城から脱出、その足で鈴後へ戻り父親に国から出るよう言われワノ国から脱出。この時父は死ぬとも察していた。故に自分を国外へ逃がすのだとも。




「おでんさん! 空白の百年の真実を知ったんだよな! 教えてくれ!」
「……」
「イヤそう!! なぁいいだろ? 俺世界の歴史を知りたいんだよ」
「そりゃあお前、だったら自分の目で見てこいよ」
「自分で……」
「人に聞くより自分の目で確かめた方が良いに決まってる! いずれワノ国が開国すれば大手を振って外へ行けるんだ」
「そっか……そうだよな。そうする! そうと決まれば船の調達だ!」
「おい待てコラー!! 開国すればって言ってるだろ!!」
「でも前は急げって言うだろ!」
「急ぎすぎだ!!」



「カイドウが俺を探してるって聞いた」
「! ではやはり先の争いでカイドウに傷を付けたという童はお前だったか」
「父上の進言もあって俺はここを出ることにした。でもそれは今じゃない」




・それまではシャチに髪を切ってもらっていたがシャボンディ以降髪を伸ばすことに。来たる“20年後”に向けて。白狐鬼の再来。
・名前にとって長髪の姿は侍の証であり、ワノ国から逃げのびた時に強くなる為に一旦侍であることを捨て、来たる“20年後”に向けて再び侍になった。




・ドレスローザ。ドフラミンゴに勝利直後。

「ロー、生きてるか?」
「お前……今までどこ行ってたんだ……」
「海軍の船から盗んで幹部たちに着けてきた」
 そう言って名前がポケットから取り出したのは海楼石の手錠。ドンキホーテファミリーが倒された後いつ目を覚ましても大丈夫なよう、能力で鳥かごの外へ行き海軍船から盗ってきていたのだ。
 ドフラミンゴにそれを嵌めて名前の仕事は完了する。




・ワノ国編

「悪いロー、行かないといけない場所がある。すぐ戻る」

「この気配……オニ丸か?」
「! お、おぉ……!!」
「俺だよ。覚えてないかもしれないけど……」
「名前様! よくぞご無事で……!!」



「城内にはモモの助様と妹君日和様。そして母君光月トキ様とモモの助様のご友人の霜月名前殿」
「名前って……」
「まさか……」
「左様。名前殿は鈴後大名霜月牛マル殿の嫡男。牛マル殿は他の大名達と共にカイドウに挑み敗れました。カイドウ・オロチを討果した暁には是非名前殿には鈴後を治めて頂きたく!」


・討ち入り決行の嵐の中で敵船団を一隻真っ二つにする名前

 誰が相手取るかで言い争いを始めた三人の船長を横目に名前は念能力を発動させる。

「“夢現乱舞抄アナタトワタシト”……!」

 かつて歴史を守る為共に戦った刀剣を、今ここに。自身の胸から突き出すように現れたを掴み一気に引き抜く名前。一瞬で引き抜いたとは思えぬ長さのそれを持ち直し、足の裏にオーラを集め助走もなくその場から跳躍する。

「あっ! お前!」
「おいテメェ!」
「名前っ!」

 いち早く気づき文句を言う三船長の言葉など神を降ろし半トランス状態となった名前の耳には入らない。自分達の船が狙われていると気づいた敵の攻撃は当たる直前にその箇所にオーラを集めることでかすり傷にもならず。この瞬時の硬を行えるのは名前の意識が在る証拠でもある。

「はははは! 避けなければ死んじまうぞ!」

 一隻の敵船に向けて己の身の丈を有に超える薙刀を真っ直ぐに振り下ろすと生じた斬撃が敵船を綺麗に真っ二つに割った。

「こんな所でうだうだしてる暇はないぞ! そうら!」

 今度は横凪に。水平に真っ二つになる敵船。自身の身の丈を有に越える薙刀を難なく振るう姿は正に鬼神刀神。




・ゾロとはお互いに謎の親近感(霜月の血筋?)。剣士同士だからだろうと互いに納得させる。

・ワノ国から逃された名前は能力を使い空を翔けて北の海、スパイダーマイルズに到着。古書店で働く。

・アジト付近のごみ溜めで歴史的価値のあるものがあるかもしれないとゴミ漁り。古い新聞や古書の切れ端から世界の情勢等を知る。歴史に100年の空白期間があることも知り、歴史ハンターとしてこれを追求したいと考えるように。何故誰も空白の百年を知りたいと思わないのか疑問に。政府がそれを禁止していることも知る

・ある日、瓦礫の山に投げ飛ばされたローをたまたまそこにいた名前がキャッチする。

・古代文字が読めることをどういう経緯かでドフラミンゴが知り、無理やりファミリーに引き入れようとする

・常に円を張ることでオーラの絶対量を増やすと同時に見聞色的な能力を鍛えている。故にコラソンの暴力は完全回避。一応子供嫌いで通っているので建前上ファミリー以外の子供もいじめるべきかと考えた結果手加減して蹴ろうとした所を避けられる。名前は当然悪意が無いことに気付いている。

・俺はこんな所で海賊をやってる暇はないんだ。20年後に向けて練度を高めないと。何の為に生かされてるんだって話。

・ドジっ子コラさんが地面とキスする前にお姫様抱っこで助けてやる。

・フレバンスのことも知ってるし珀鉛病のことも本で読んだ何やかんやローとも少し打ち解ける。




「“歴史”というのはその世界の人生そのものだ。完璧な人生なんてあり得ない」


「モモは度胸さえ付けば強くなるよ」

「モモの助。これは俺が命を預けていいと思って已まない刀の一つだ。これをお前に預ける。こいつは短刀だが十二分に強い。俺が信頼を置いている一振りだ。何があってもお前を守ってくれる!」
「名前……」
「刀の名は――」


「真実を知ることが罪だというのなら俺は喜んで罪人となろう」


「復讐者に成り上がられるのは理解出来るが突然現れた海賊に横槍入れられて蹂躙されるのは納得出来ん。そんなものあの国の正史にさせる訳にはいけない」

「歴史は人が作る。おれだってこの世界に生まれた一人の人間だ」
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