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▽世界女王は魔術師(Fate×YOI)
※書き手のフィギュア知識はほぼゼロ。wiki等で調べながら執筆。

 女子フィギュアの女王。22歳。通称“氷上の女神”。ロシア代表でオリンピック優勝経験あり。シニアに上がってからは負けなし。
 女子の中でも群を抜くスタミナと身軽さが売り。クワドラプルアクセル(4.5回転)が決め技。
 フィギュアに対して妥協を許さないストイックさの反面、勝負事において一度負けた相手には必ずリベンジを果たす負けず嫌いな面も持つ。
 酒には強いが酔うと厄介な性格になる。

 魔術師の一族に生まれた一人娘。一族の血を根源へ至らせるため物心付く頃から魔術師として育てられていたがある日たまたま観たフィギュアスケートに魅了され、魔術師として一族に貢献する代わりに唯一許された趣味。
 なるべく家にいたくないという理由で人一倍、夜遅くまで練習しており、リンクの上だけは重責を忘れられるから自然と笑顔になれる。世界一に輝いてからは多少フィギュアを優先させても怒られなくなった。
 普段は表情に乏しく対応も素っ気ないがリンクの上では笑顔を見せるためファンはこのギャップにやられているらしい。表情が乏しいのは物心付く頃から魔術師として育てられていたために一般的なことが殆ど分からない故。




 昨シーズン一位のため六大会は抽選で日本とカナダ。
 グランプリシリーズに向けて練習を開始した矢先、右手の甲に令呪が現れてしまい予てより父との約束であった“一族の血を根源へ至らせる”ためにサーヴァント・ランサーを召喚し聖杯戦争の地、長谷津へ訪れる。
 昼はフィギュアの練習をしようと付近にあるスケートリンクを調べアイスキャッスルはせつに貸し切れる時間があるか問い合わせた時にリビングレジェンドことヴィクトルが滞在していることを知る。
 何とか午後の数時間だけ貸し切れることになり、予約の時の名前で“氷上の女神”であることがバレてしまいメディアで話題となってしまう。当然ヴィクトルや勇利らにも伝わってしまい、彼らとの交流を余儀なくされてしまう。
 昼はフィギュアの練習、夜は聖杯戦争。二重生活の中でパスが繋がっているランサーにナマエの過去を見られてしまう。本当は魔術師なんて辞めたいこと、フィギュアスケートを続けていたいこと。それらを見たランサー・カルナは彼女を全ての柵から解放することを決意する。

 カルナ、ヴィクトル、勇利、ユーリ、長谷津の人たち、他のフィギュアの選手たちと関わりを持っていくことで“人らしさ”を知っていく話。
 落ちはヴィクトルかカルナ。たぶんヴィクトル。

 コーチは一般人の女性。魔術使いのコーチを推薦されたがフィギュアに関わっている時だけは魔術関連のことを忘れたいと考え一般人のコーチをつけた。名字家が厳格な家庭で父親がフィギュアをよく思っていないということは理解している。
 当然聖杯戦争のことを知らないのでナマエが置手紙一つで何処かへ消えてしまったことにショックを受け、手紙の内容が「今までお世話になりました」的な内容だったので自殺でもするんじゃないかとかなり心配していた。後に日本にいることを知り安堵、と同時になぜ日本にいるのか疑問を抱く。




「マスター……ナマエ。願いを」
「私の願い……私は……名字の血を根源に……」
「違うだろう」
「!」
願いを言うんだ
「私、自身の……」

「あ……私……」

「私は……フィギュアを続けたい……根源なんて……魔術師なんてもう嫌だ……」
「よく言った」
「ランサー……」

「ナマエ、お前はもう自由だ」
「うっ……カルナ……ありがとう……」

(聖杯によりナマエの魔術回路は大半がその機能を失ってしまい父親は彼女を勘当。天涯孤独となったが寧ろ憑き物が落ちたようにすっきりした。これからは自分の為に生きれるのだ。)
(ヴィクトル落ちの場合カルナは座に還りナマエはヴィクトルと恋人同士となって共に暮らすことになる。カルナ落ちの場合カルナはおまけ的に受肉してナマエと共に生きることを誓う。)

(翻訳サイト使って一部ロシア語で書きたいけど文字化けしちゃうので已む無く断念)




▽書きたい話や思いついたこと、その他備考

・ヴィクトルに半ば強引に連れられ“ゆ〜とぴあかつき”へ。温泉の良さを知る。

・初めてカツ丼食べる話。

・ピチットに何故SNSやってないのか尋ねられ、やり方が分からないと答えると彼を始めとするSNS大好きっ子たちがスマホの使い方から教えてくれる。

・色々教えてもらったナマエがグランプリファイナルで優勝しインタビューで初めて微笑んだら世界で話題になっちゃった。ファンが激増。

・酔っ払って魔術ぶっ放しちゃう系の話。

・魔術使えば高難度の技なんて軽々出来ちゃうけどそもそも魔術師のことを忘れたくてフィギュアをしているのだから魔術なんて使わない

・コーチに関しては元々聖杯戦争で根源に至る予定だった為放置していたが魔術師を辞めるに当たって自ら連絡、事情(本当は辞めるつもりだったけどある人(カルナ)に説得されフィギュアを続けることにした、)を説明して再びコーチをしてもらえるよう頼む。もしくはナマエに内緒でヴィクトルがヤコフ経由で彼女のコーチに事情を説明して日本まで来てもらう。
 コーチはナマエが置手紙一つで何処かへ消えてしまったのでショックを受けた上に手紙の内容が「今までお世話になりました」的な内容だったので自殺でもするんじゃないかとかなり心配していたので日本にいることを知り安堵。なぜ日本にいるのか疑問を抱いていたがナマエが父親から勘当されたことを知りそんなことどうでもよくなり、彼女を自宅に住まわせることを決意。


・結局聖杯戦争やお家騒動(勘当や住む場所探し等々)で練習不足が祟りグランプリでは惜しくも優勝を逃してしまう。しかし一族という呪いから解放され、逃げるために一位を取り続ける必要はなくなったこと、これからは自分自身の為にフィギュアが出来るということで彼女の表情には笑みが浮かんでいた。「来年は必ず返り咲きます」
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