▽ドSな涼野姉(inzm) |
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涼野名前 ダイヤモンドダストの元キャプテンであり彼女が率いていたチームがジェネシス確実とまで言われていたが吉良の間違いを正すために瞳子と共にキャラバンへ参加。 試合に出てもその実力差をエイリア側も知っているためすぐにマークが付いてしまいキャラバンでは最終兵器という立場であり試合に出ることは滅多に無い。性格は極めてサディスト。 「貴方たちはまだ理解していないようね。誰が一番強いのかを」 「泣いて頭を垂れなさい」 満面の笑みを浮かべ言い放つ彼女の瞳は一切笑っていない。 「選手交代よ。名前」 「うふふ。ダイヤモンドダスト、私を殺すつもりで来なさい」 「貴方たちを育成したのが誰かまだ分かっていないようね」 「ほんの数ヶ月程度で私を超えられると思っていたなら可愛そうな子」 「馬鹿ね、私がこのままいてもマークを付けられて身動き一つ取れなくなるのが落ちよ」 「確かに……」 「と言うのは半分冗談。もう疲れてしまったから休むわ」 鬼道が納得して頷くのもむなしく彼女はけらけらと笑いながらベンチに下がった。半分冗談だとしても十一人抜きを軽がるこなし額に汗の一つも掻いていない彼女にマークが付くのは明白、それにしても彼女の冗談は冗談に聞こえないのが恐ろしい。 「両親を亡くし行き場の無くなった私たち姉弟を保護して養育してくれたのは感謝しているわ」 「なら何で……!」 「でもね、感謝と従順は別物なのよ」 |
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