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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -

▽男前女子と両性愛男主の新テニ沿い(複数主/tns)
※複数夢主かつメモのためとりあえず名前変換なしです。すみません。

陸前むつき:男主。男女両方イケる。氷帝マネ。チート能力持ちだけど肘を怪我して選手を辞めた。財前のいとこ。この人

立川優貴:女主。立海の女皇子様。中身男前で女子人気高い。女子テニス優勝者。選手兼マネ。幸村の幼馴染。この人




・あらすじ

 U-17日本代表合宿に異例の女子選手として招集された立海テニス部マネ兼選手の立川優貴。
 同刻の氷帝でも跡部他数名の招集が知らされていた。その中には、もうテニスから引退したはずの陸前むつきの名もあったのだった。




「テニスのU−17日本代表合宿のお知らせと招待状だって」
「ふむ、青学や氷帝らも招待されているらしい。我々立海の招待選手はレギュラー全員……」
「みんな行っちゃうのか、しばらく寂しくなるね」
「それと優貴、」
「うん? 私がどうしたの?」
「お前も選手として招待されている」
 紙を見せる幸村。
「本当だ……にしても何で私が?」
「全国中学女子テニス大会三年連続優勝者が何を言う」

 合宿場へ行ってみるとそこには優貴の兄・優人の姿が。



「陸前むつき君。君の才能を閉ざしていまうのは勿体なさすぎる」

「肘はもう完治してるんだろう?」
「……なぜそれを知ってるんです? 跡部たちにも隠していた事なのに」
「君が密かに通っていたスクールのドクターから聞いてね」

「……確かに肘は完治してます」

「でも、怖いんです。またいつあの思いをするかもしれないと考えると……前回は肘だけで済んでいたが今度は身体のどこを壊してもおかしくない能力」



・優貴の同士討ち相手は兄の優人

優人「優貴ちゃんとペア組むのは俺だから」
優貴「? 兄さん!?」
幸村「優人くん!」
真田「立川先輩もこの合宿に参加していたのですか」

 勝者は優貴

「兄さんは実力の半分も出していないよ」



入江「負けてあげたんだ。優人って意外と過保護だね」
優人「そんなんじゃねーっすよ。ただ、あんな飢えた野獣どもの所に女を放り込むのは兄として忍びねぇっていうか。ほら、ここなら同じコートじゃなくても一応目の届く範囲だし? 精市もいるし?」
入江「それを過保護と言わず何と言う」

 シスコンではなく過保護




立川優人(たちかわゆうと)
 身長 182cm 体重 73kg 誕生日 12月16日 血液型 A型
 学年:高2 利き腕:右 プレイスタイル:オールラウンダー
 立海大附属中OB。すこぶる強かったがチームメイトに恵まれず幸村たちが入学した年にようやく優勝できた(その時はS1)。
 五感を奪うテニスを幸村に教えた張本人。

 一軍の上位メンバーであったが自ら二軍へ行ったことから周りからは変わり者扱いされている。実力は一軍の上位メンバー程度。
 妹が合宿に参加すると知り心配でわざわざ二軍に落ちた過保護。シスコンではない。


「この世で唯一、精市の五感を奪うことの出来る人だ」




・光と再会

「あれ、光も参加してたんだ。てっきり「面倒っす」って断るかと思ったのに」
「むつき君がテニスする言うてんのに参加せんアホはおらんでしょ」
「まじか。いやー俺ってば愛されてるなぁ! はっはっは!」
「おん。俺はむー君を愛しとるよ」

 胸に手を当て顔を上げてむつきの顔に近づける光。

「……っ、光」
「ふっ、アホ。本気にしなや」
「分かってるっての〜」
「どうだか。あ、ペアは俺と組むんやからな」



・むつきはブランクのせいで脱落組へ

「ラケットを振るのが怖いですか?」
「……」
「陸前君。君は脱落組のバスに乗りなさい」
「?」
「帰される訳ではありませんから大丈夫ですよ。君にだけ教えますけど、脱落組は勝ち残り組とは別に特訓をしてもらうことになっているんです。そこで陸前くんの不安(ブランクと精神的恐怖)を取り除いてきて下さい」



・ペアプリを見たむつき

「鬼十次郎、趣味あみぐるみ……だと……」
「鬼さん! ギャップ萌えで俺を誘惑しようったってダメですからね!俺には(赤メッシュ)先輩がいるんだから!!」
光「どあほ」
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