アイツは性格が可愛くて、頑張り屋で、顔も可愛くて、天使のような千代ちゃんが好き。
「水谷くん、昨日部室にノート忘れてたよ?はい」
あっ、水谷、千代ちゃんに話しかけられてる。
「え、ほんとに?しのーか、ありがとう」
「いいえ、じゃあね(ニコッ」
やっぱり、千代ちゃんは可愛いな〜。って、水谷顔ちょっと赤いじゃん。
『水谷〜、よかったんじゃーん』
「うわっ、真田!!」
『うわって、失礼だな〜。てかそのニヤケた顔きもい…』
「ひどいよーー」
いつも思うけど、こんな事しか言えないのか私!!ほんと嫌だなー、この性格…。はぁー。
『まぁ、ほんとにラッキーだねぇ。愛しの千代ちゃんと話せてー』
「ちょっ、あんま人前で言わないでよ!しのーかに聞かれたらどうすんのさ!」
うわー。めっちゃ焦ってる(笑)おもしろー。
『ごめんごめん。てか、告んないの?』
何私、何自分で傷つく様なこと聞いてんだか…。
「告んないよ」
『なんでよー?』
フラれるのが怖くて水谷に告白なんてできない私が、何言ってんだ。ってなるけどさ。
2人がさっさとくっ付けば、千代ちゃんに対する嫉妬心とかそんな嫌な気持ちもきっとなくなると思うんだ。
「だって、フラれたら、しのーか絶対気使うと思うんだ。そしたら部が変な雰囲気になるかもしれないでしょ?そうなったらダメだから、オレは告んないんだ。心の中にずっとしまっとく」
『そっか…』
水谷ちゃんと考えてるんだ…。初めて、真剣な顔の水谷をみたかもしれない。不覚にもドキッとしてしまった。
……"ずっと"かぁー。そりゃそうだよね…。
私は水谷が好き。水谷は千代ちゃんが好き。この関係は"ずっと"変わらないだろう…。
私気持ちは
ずっと
一方通行
end
(頑張れよっ、少年!
(いたっ!
ちょっと、背中叩かないでよ〜(泣
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初悲恋!
悲恋になっているんでしょうか(焦)
なってればいいなー。って、そんなもんです(笑)