死にたくなる風景
光を掻き分け闇を求める
この感情に名前を付けてはいけない
柔らかく触れられた腕が痺れて、
夕凪が消えるまで
やさしい速度で壊れていく
触れない温度があるんだ
白い白い絶望の中で
問われた言葉に乱れた心
罪悪感なんて何処にもない
まだ助かると背負った屍
聞こえないふりのふり
口の中から溢れた血
曖昧な響きを掴もうとして
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