眩しすぎるの。


そんなに明るい笑顔で私を見ないでよ…

溶けてしまいそう。


彼にそう言うと、少し困った顔で笑う。


「ナナシが溶けてしもうたら困るわぁ…だけど、俺が悲しい顔しとったらナナシも悲しい顔するやろ…?その方がもっと困るわ!!」


そうね、あなたはそういう人だったわね。

私も、彼につられて笑顔になってしまう。


「やっぱ、笑顔が一番やんな!!」


そうして私は今日も、この太陽の様な笑顔に焦がされる。





眩しすぎるの。

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