ゴミ箱 | ナノ


「ッ! 出るッ、ぅ、お¨ッ! お¨ォおおっ! お¨、お¨ぉおおおォッ! お¨……ッ! ぐゥうっ! なまえさんっ、なまえさ、ァあ、あ¨!」

 膣液と精液でぬかるみきった肉洞に、男の精が注がれる。彼の陰茎は女性の中指ほどの長さしかなく、先端は膣奥に届かぬが故に、多くの精を撃ち漏らしていた。
 彼の射精はこれで三度目だと言うのに一向に衰えることはなく、また、捌ける性欲すら無いように見えた。
 頭を垂れ、四つん這いになった女が擦り切れた喉で叫ぶ。「う¨あ¨ッ、あ¨ぁあああ……!」そして腰を打ち込まれた瞬間、背を仰け反らせ、掠れた喉で必死に嘶いた。嗚咽を漏らし、股に垂れる精液の感覚に背筋を震わせる。「く、ぅ……! ぁ、あぅ……」強い力で掴まれている女の腰がびくりと跳ねた。すると、男が小さく笑った。汗ばんだ手のひらでゆっくりと女の尻を撫で、濡れた陰唇を左右に開く。「や、」そのまま軽く腰を揺すり、水音を立てながら膣道の入り口を前後する。
 男はへらへらと笑いながら、結合部への刺激を続けた。体液の粘る音が肌にまでこびりつく。

「はっ、気持ち、いいです、ッへ、へへぇ、なまえさん……」
「ぅあ¨ッ、や、やめ、やめてください、もう、もお、ヤダっ、いや、嫌あ……っ! ッ、う¨うっ!」

 拒絶の言葉を聞いた彼の表情から、すうっと熱が消えた。
 精液の肉壺から陰茎が引き抜かれる。男の小さな陰茎は未だに怒張しており、ドクドクと脈打ちながら鈴口から精を垂らしていた。「フゥー…………」彼は、長く、細く息を吐く。女の口から溢れた拒絶に対し、怒りを抱いた際の対処法として、度々この手法を取っていた。
 瞳を血の混じった紫色にして、言う。

「……何が、何が足りないのですか? なまえさん、何が……私に至らぬ点があるのでしたら、何なりと、お申し付けください……少し強引に誘ってしまったことでしょうか? それとも、後ろから、と云うのが……?」
「う¨……、ぁ……、っ、」
「なまえさん……」

 彼は女の肩をめくり、横に転がした。震える両脚を広げた際に飛んできた手は、軽く男の胸を突いて、落ちる。
 それを拾って五指を絡める男の表情は、酷く明るかった。

「や¨……っ、やだ、やだ……っ、もうやだぁっ……、や¨、ああ¨!」
「く、んん¨っ……! お¨っ! なまえさ、ん¨ンっ! ああっ!」
「あ¨っ! あ¨っ!! やめ、ッ……! やめ、え、う¨えぇえ……っ!」

 その陰茎は限りなく小さかった。性交をするのに最低限の大きさ、平たく言えば子どもチンポである。
 けれども、実際に。蘭陵王は彼女の中に入っているし、抜き差しをした上、快楽を与えることができている。体勢、挿入方向を綿密に計算し、確実に女の良いところに自分の先端が当たるようにさえすれば、可能だった。

「お¨お¨ぉっ! イクッ、イ¨くゥっ、ゥあ¨ああっ、出すっ、出しますっ、はっ、なまえさんの中っ、中にっ、あっ、中ら¨しっ、お¨、ぉ¨お¨オッ!!」

 びゅーびゅるる

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