龍の鬚を蟻が狙う


「イったか?」
「ん…いった、あ…」

加賀見が指で俺の涙を拭う。
それすら堪らなくて、後孔をきゅんきゅん締めた。


ちゅ、と加賀見が乳首にキスして口に含んだ。

「ぁあんっ、…っん、…ぁっ、あっ、…ちくびっ、すきぃっ……ぁ、んぅ…!」

舌で突かれると身体が粟立つ。
後孔の中の指は抜かれ、くぽくぽと開閉する。

ローターで攻められ、敏感になった体はもう全部気持ちいい。
どこを触られてもどこを舐められても気持ちよくて後孔がもっと強い快感を求め疼く。

「りゅ、う、いれてぇっ…」
「何を?」

いっつも言わせようとするけど、俺にそんなこと言わせて何が楽しいんだ。
ぼんやり思ったけど今はそれどころじゃない。

「りゅうの、っん、…ケツに、欲しい…」
「挿れてどうすんだ?」

加賀見が性器を取りだし、俺の脇の下に手を入れ持ち上げて後孔に当てた。
内壁が先っぽに吸い付いている。

「いっぱ…ついて、ぐりぐりして、ほしいっ…」

言葉にしながら、自分で感じて、ケツを揺らした。
ふりふり揺らすと加賀見が薄く笑って俺を沈めていった。

「あ、あ、はいって、…っあひ、あぁっ…!」

入ってくると思ったら乳首をきつく吸われ、また空イキした。

「あぅ…あ、あ、…おっき……おっきい……んぅ…なか、いっぱ…」

もう俺は空イキたくさんして、へろへろで加賀見の身体を引き寄せたかったけど無理だった。

加賀見がローターを俺の乳首に当てた。

ヴヴヴヴッ…!

「ひあっ、ぁっ、ぁっ、…あ、ちくっ、……ふあんっ…!」

加賀見がよく言うぶっ飛んだ状態の俺は持て、と言われた通り自分でローターを乳首に当てた。
加賀見がやらしいと言って笑う。

俺の中に入ってたからかローターはぬるぬるしてる。

俺の腰を持って、上下左右前後に動かす。

「ふああ、んっ、いいっ…ぁひ、…きもちいっ…ぁっ、っ…」

きもちい、きもちいと泣いた。
そんな浅ましい俺を加賀見は満足そうに見つめ、ローターを当ててない方の乳首のピアスを引っ張った。

「ひゃあぁっ!…やあっ、いたあっ…とれちゃっ、……ちくび、ちぎれちゃっ…」

それでも自分の性器が質量が増したのがわかった。

「でも気持ちいいんだろ?」
「ぅ、んっ、ひぁっ…!ぴあすっ、きもちいっ…すきぃ…!」

ぐちゅぐちゅ。
快感と共にこの音がついて回る。

もうイキたい。
出したい。
苦しい。

「うご、てっ…?つい、て?おねが、あ゛ぁああ゛っ…!?」

言い終わる前に、加賀見が俺の尻を掴んで立ち上がった。
ビックリするくらい奥まで加賀見の性器が届く。

「あっ、ぁんっ、…あふぅ…っ…きもちぃよぉっ…ぁあん…!」

所謂、駅弁の体位になる。

不安定な体制に加賀見の首に巻き付きたかったが、片手で乳首に当てているローターを離したくなくて、ぴったりすり寄ることしか出来ない。

「あー、いいな、これ」
「あぁん!ゃっ、あっ、あっ、…ふゃあっ…!」

加賀見が少し動くだけで、中が擦れる。
乱暴な快感に俺は喘ぐしかない。

「ふあぁ゛っ、ん、んーっ!…あ、ぁ、ぁんん…っあ、あぅうっ…」

目の前がチカチカする。
どこか現実じゃない気がする。
それもピアス引っ張られると目が覚める。

「ひぁあっ!そっ、なした、らっ…こわれっ、あっ、ぁ、ゃん……こわれちゃっ、んはっ…」

そう言いながらも、自ら乳首に押し付けている手はローターから離すことは出来ない。

性器も俺の先走りでべたべたの加賀見の制服に擦れて気持ちいい。
ぴゅくぴゅく出てくる先走りが加賀見の制服に染みを作るのを見ていると、後孔がひくひくした。

「あぁ゛っ、ん…!…りゅ、やぁ…ぐりぐりっ、…しちゃぁっ…きもちくっ、なっちゃ…ぁーっ…ひぁあっ…!」

前立腺をぐりぐりされると、自分の性器から白濁が散り、加賀見の制服を汚すのが見えた。




*****

その後、俺が体液で制服を汚したせいで着るものが無くなった加賀見は新品同様の三上のジャージを無断で来て帰った。

俺は腰っていうか全身痛い。
加賀見の機嫌悪くした奴、とりあえず俺に謝れ。





―――――
もはらです!
今回の暁ちゃんはエロエロですねw
まあローターで焦らされて頑張ったのでしょうがないかと(^w^)
暁ちゃんは龍くんが怒っている理由が自分だとわかってませんw
授業中ロータープレイは暁ちゃんを先生にした時点でやりたいと思ってたので書いてて楽しかったです\(^o^)/
チャックも輪ゴムも書きたかったから楽しかった!
詰め込みすぎた感はありますが楽しかったんで良しとします!







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