―小鳥の囀り、気持ちよく晴れた朝。
「佐助、朝だよ。起きて」
「んー?もう朝なの?」
彼女と結婚し、新婚生活真っ只中の俺。珍しく仕事が休みだからゆっくり寝ていたが、俺様の愛しい彼女のモーニングコールが聞こえてきた。
「朝ごはんできてるから食べよ。ほら起きて」
「今日は貴重な休みなんだから・・・」
「きゃっ!?」
「・・・もうちょっといいじゃん?」
「っ!・・・/////」
・・・驚いた顔しちゃって可愛いー。朝から俺様を夢中にさせたい訳?この子。
「ちょ、佐助!///」
「名前顔真っ赤。昨日の夜だってこんな感じだったじゃん?」
「もう!やめてよ恥ずかしい///」
恥ずかしさのあまり俺様の胸に顔を埋める名前。全く堪らないなぁ、もう。
「はいはい。起きるからそんな怒らないで」
ゆっくり起こし、布団から出る。欠伸をしながら部屋を出て階段を降りる。
「ほら、今日は和食にしたよ。冷めないうちに食べて」
「ん。ありがと。でもその前に・・・」
―ちゅっ
「んっ・・・///」
不意打ちで名前の唇を塞いだ。俺様の服の袖をぎゅっと握る名前。ゆっくりと唇を離すと、目の前にはさっきみたいに真っ赤な顔の名前。
「・・・もう。ズルい///」
「我慢出来なくさせたそっちが悪い」
やっぱり俺様は・・・君がいないとダメ。
君と2人でひとつなんだから。――
end.
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佐助で新婚ネタ。リア友から頂いたネタで書いてみました。gdgdですが悪しからず...佐助が旦那さんだったら…家事とか手伝ってくれそうwオカンキャラって…イイですね(笑)
20120122.