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「・・・ゲホッ、ゲホッ」


只今絶賛風邪引いてます。かすがに休むというメールを送ってからはずっと寝込んだまま。喉痛いわ、鼻水出るわで酷い状態。

・・・・・もう最悪(泣)





――気が付いたら寝ていた。朝の時より頭痛が治まり、起き上がれるようになった。静かな部屋でボーっとしている。



――コンコン


「んっ・・・お母さん?」

「残念。俺様でした〜♪」

「さっ・・・佐助!?」


ノックした主は佐助だった。佐助は右手をヒラヒラさせながら、そっとドアを閉める。


「どっ、どうして佐助が!?授業は!?」

「かすがから名前ちゃんが風邪引いたって聞いたから授業抜け出して来た」

「ダメでしょそんな事しちゃ!!」

「平気平気。名前ちゃんの方が心配だもん」


そう言って佐助は鼻で笑った。今更ながら、私は佐助とお付き合いしていて、佐助には何かとお世話になっている。看病までしてくれるとは…ちょっと感動。


「てか、寝てなきゃダメでしょ!ほらっ」

「だっ、大丈夫だから///」

「ダーメ。言う事聞かないと…このまま襲っちゃうよ?」

「っ!?ばっ・・・バカ!///風邪移ったらどうするの!」

「もしかして本気で想像しちゃった?」

「佐助のバカ!変態!」

「えー。看病してあげてる人にそんな事言っちゃダメだよー。お仕置きが必要か」

「病人を労わりなさい」

「その調子じゃ、熱も下がってそうだね。たーっぷり可愛がってあげる」

「イヤー!!」


こんなやり取りを日が暮れるまで続けた私達。彼は看病しに来たのか、ただ遊びに来ただけなのか・・・?



end.


‐‐‐‐‐

ネタ帳から引っ張りだした物です。佐助にお粥作って貰えば良かったな(´・ω・`)因みに管理人は梅干が入って無いと食べられません←何気看病ネタが好きですwww





20120122.


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