そう言えば今日はホワイトデーってやつだったけな。バレンタインデーの時は名前チャンに美味しいお菓子貰ったし、偶には僕からプレゼントするのも悪くないね・・・。
「白蘭様、失礼します」
「どうぞー」
噂をすれば開かれたドアの向こうにご本人登場。彼女はミルフィオーレの隊員でもあり、僕の彼女でもある。
「入江様からお預かりした物を届けに来ました」
「えー正チャンからー?」
「文句を言わずにやってくださいよ」
少し困り顔で僕を見つめてくる名前チャン。そんな所にも愛おしく思ってしまう僕。やっぱり可愛いなー。
「んー。気分が乗ったらね♪」
「もう、何言ってるんですか」
「あはは。ほっぺた膨れた名前チャンかわいー」
「いい加減にしてください。私はこれで失礼しますから」
「ちょっと待って。渡したいものがあるの」
「何ですか?」
僕は手招きし、名前チャンはトコトコと僕の元に来る。
「今日はホワイトデーでしょ?だからコレあげるよ」
僕は可愛くラッピングされたマシマロを渡す。ピンクや黄色などのカラフルなもの。僕のお気に入りのマシマロだ。
「あっ、ありがとうございます」
「いーえ。あ、そうだ!一個頂戴。あーんしてあげる」
「っ!けっ、結構です!失礼します」
・・・・・行っちゃった。僕が愛情込めてあーんしてあげようと思ったのに。やっぱりあの子、鈍感なのかな。そう思うと笑えてきた。
end
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今日はホワイトデーなので。お菓子が関わるネタは白蘭さんで書きたくなりますw相変わらずgdgdですが悪しからず…
2012.0314.