人材集めはそう難しいものではなかった。
お手伝い二人にも依頼し、上級クラスの強者たちに片っ端から連絡をとった。
我こそが最強! の連中である。詳しいクエスト内容を教えずとも、みな、すぐにギルドへ集合した。
「すごいなあー!」
広がる異様な光景にナナシは感嘆の息を吐いた。
召集をかけると、店内は一気に厳つい系の戦士たちでいっぱいになり、初級、中級の戦士たちは恐れをなして逃げていく。
こんなのはギルド始まって以来、初の光景だ。
[ライト・アロー]
≫みんな悪いな。じゃ、行くぞっ!
依頼人、ライト・アローのかけ声に続けとばかりに集った強者たちが声をあげた。
[爆発魔]
≫逝くわよーwwww
[下僕二号]
≫ま、待てって! そっちじゃないっ!
[春姫]
≫うーん。失敗したらどうしよぉぉ(´・ω・`)
[見習い騎士]
心配無用! 春姫殿、この私にお任せを!
[紅]
≫盾にはなれよ
[見習い騎士]
≫勿論です! この命にかけてもお守りしますっ!!
[春姫]
≫わあ、ありがとう(><)頼りにしてるね☆
[見習い騎士]
≫た、頼り……! この私を頼r
[いのししさん]
≫はいはーい。くたばるのは依頼後にしてちょうだいねー!
[群青騎士]
≫では、我々も突撃です!……おや、そこの新米もくるんですか?
[生徒会長]
≫失せろ
∧_∧=つ≡つ=つ
( ・ω・)=つ≡つ=つ
(っ ≡つ=つ≡つ=つ
`/ )=つ≡つ=つ
(ノ ̄∪ ババババババ
[群青騎士]
≫
∧_∧ ∧_∧
;、(;ω((⊂=(・ω・ )
(っΣ⊂=⊂≡ ⊂)
/ ) ババ( 丶
`(ノ ̄∪ ∪ ̄\)
[犬]
≫ああ。もー、またやってる。ほら、行くよ行くよ
[元祖犬カービィ]
≫きっとお前は俺の同類
[爆発魔]
≫あれww こっちかな??
[下僕二号]
≫違う! こっちだ! 普通に歩けっ!!
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