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「それじゃあ、セルディアさん。それにアララギ博士。行ってきます!」

「いい、ユイコ。くれぐれも……気をつけて」

「壱樹。何かあったら、すぐに連絡するのよ」

「分かってるよ、ハカセ。……行ってくる」

照れ臭そうにぽつりと呟いた彼の腕が、ぐいと掴まれた。

「よーし、壱樹!行こう!」




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