No.アクト
Date 2011/09/28 18:54

濡れ衣だ!

さっきラゼルと話してたら、突然ミモリに殴られた。ひでぇ。



「詩和ー、あんたまたムネ大きくなったー?」

「え?そんなことないと思うんだけど」

「そーかなぁ?ちょっと失礼」

「ひゃっ!」

「んー、このずっしり手にかかる重み……やっぱり成長してるわね」

「ちょ……ちょっとミモリ、いつまで触ってるの!」

「いやぁ、この豊かなムネ。実にうらやましい。私なんて逆に最近お腹が出てきた気がするんだよねぇ」

「そう?気のせいじゃ……」


「確かに」


「……アクトのハゲ!セクハラ!甲斐性なし!!」

ばちーん!!

「な、なんだいミモリ君?!アクト、君何か言ったのかい?」

「いや、オレわかんねー……てて、ミモリのやつ本気で殴ったな」

「アクト……物事にはタイミングがあるのよ」



タイミングったって、オレはラゼルに相槌打っただけだっつの。
つか気にするくらいなら毎晩寝酒するのやめりゃいいのに、って思うのはオレだけなわけ?

はぁー……まあいいや、どっちが悪いっつーわけでもねーし。
とりあえず明日ミモリには謝っとくかぁ。
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